本文
令和6年度「ふるさと歴史・魅力探訪(阿戸編)」を開催しました!
阿戸地区の歴史と魅力にふれるまち歩き「ふるさと歴史・魅力探訪(阿戸編)」
阿戸地区は、昔ながらの建物や寺、祠(ほこら)などが多く残る伝統の息づくまちです。令和6年10月20日(日)に実施した「ふるさと歴史・魅力探訪(阿戸編)」では、ボランティアガイドの平田さんの案内のもと、8人の参加者の皆さんとともに、阿戸地区のさまざまな魅力スポットを巡りながら、約4kmの距離をまち歩きしました。
【金岳山専立寺】
初めに訪れた専立寺では、和泉住職にお話を伺いました。専立寺はお寺として1000年以上の歴史をもち、現在の場所に移転してからも400年以上経過している由緒正しきお寺です。
【エリアクーガ(Area ku-ga)】
次に訪れたエリアクーガは、自然と芸術にふれられるアートギャラリーです。当施設の代表で芸術家である船田奇岑さんに案内いただき、各ギャラリーを見学しました。
エリアクーガは、自身(我)を空(くう)にしてリセットする場としてつくられました。各ギャラリーのほか、カフェも併設されており、予約で埋まることが多いほど人気となっているようです。皆さんもカフェを利用する際は予約して行ってみてください。
【亀山八幡の祭りはやし行事】
ゴール地点の亀山八幡神社では、昨年4年ぶりに復活した、市重要無形文化財である「亀山八幡の祭りはやし行事」がちょうど開催されており、笛や太鼓、鉦(かね)などで曲を奏でて祭りはやしを奉納する様子を見学しました。ボランティアガイドをしていただいた平田さんは、祭りはやし行事保存会の方であり、祭りはやしについての説明をしていただきました。
竹の棒を持った鬼が神輿やお囃子を先導する役目を果たし、こどもたちを怖がらせていました。「泣くほど強く育つ」という言い伝えがあり、こどもたちは大きな声で泣いていました。強い子に育つことでしょう。
今回の探訪では、復活した祭りはやし行事の見学を中心に、1000年以上前から現在にわたる阿戸の歴史と魅力についてふれていただきました。時間の都合上、探訪の中では一部しか見ることができませんでしたが、今度は皆さんがゆっくりと阿戸の魅力を感じるために、また阿戸に足を運ぶきっかけになれば、と思っております。魅力いっぱいの阿戸にぜひお越しください。
【参加者の感想(抜粋)】
・とても貴重な珍しい施設や行事に触れられ満足です。
・いつも車で通っていていつか立ち寄りたいと思っていた場所に行けたので嬉しかったです。
・普段、通り慣れている阿戸なのですが、知らないことばかりでした。
・1000年以上の歴史と現代アートを同時に見ることができて貴重な経験でした。
・阿戸を歩くのは初めてだったので面白かったです。祭りはやし行事が見事でした。