令和7年度広島市公文書館収集写真展「フィルムのなかの日常~カメラと暮らした昭和の記憶~」を開催します
はじめに

広島市公文書館開催の展示会のWeb版です。
会場での展示は、
開催期間:令和8年(2026年)3月9日(月曜日)から令和8年(2026年)7月10日(金曜日)まで
開催場所:広島市公文書館7階ロビー 入場無料
昭和30年代の日本は、戦後復興の歩みとともに街並みや暮らしが大きく変化した時代でした。三種の神器に代表されるような、さまざまな家電製品が登場し、生活は少しずつ便利になる一方で、火鉢やタライを使うような昔ながらの暮らしも共存していました。
本展「フィルムのなかの日常~カメラと暮らした昭和の記憶~」では、平成26年度から令和6年度までに当館へ寄贈された写真資料の中から、昭和の広島に暮らした6人のカメラ愛好家たちによる写真58点をご紹介します。街角の風景、家族や友人との時間、地域行事の賑わいなど、写真には時代の空気と人々の営みが刻まれています。彼らが写した、どこか懐かしさを感じる昭和の記憶をたどっていただければ幸いです。
シャッターチャンス

雪だるま作り 仁保 昭和32(1957)年頃
大下隆雄撮影
昭和30年代には次々と日本製カメラが開発され、カメラブームが広がりました。カメラを手にした人々は、家族や身近な風景などの写真を多く残しており、その中には大雨や大雪のあとの「いつもとは違う景色の中で生活する人々」を捉えたものも少なくありません。非日常の光景は、彼らにとってのシャッターチャンスでした。
街角スナップ

旧日本銀行広島支店前道路工事 袋町 昭和31(1956)年6月
飯田邦夫撮影
昭和の工事や物資の運搬を支えていたのは、人の力でした。工事車両が入れない場所では、はしごやロープを使って高所での作業をしました。また、狭い路地が多かった当時の街では、行商や小規模な輸送には機動力のあるリヤカーや自転車が欠かせませんでした。
ぼくらの毎日

丸太遊び 大州 昭和33(1958)年頃
大下隆雄撮影
ゲームもスマホもない時代、子どもたちは工夫を重ねて遊びを楽しみ、体力や協調性を育んでいました。写真に映る昔ながらの遊びや生活の様子からは、当時の温もりが感じられます。
ご近所スナップ

ブラウン管テレビ 昭和34(1959)年5月
林邑一撮影
昭和30年代半ばになると、白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫が「三種の神器」として登場し、豊かさや憧れの象徴となりました。現代では欠かせないこれらの家電が日常生活の一部になるのは、もう少し先のことです。
にぎわいスナップ

年末大売り出し 福屋 昭和29(1954)年12月
藤塚實撮影
お出かけや祭り、年中行事で街は活気にあふれていました。昭和30年代には男性や子どもは洋服姿が一般的となり、女性も普段は洋服を着るようになりましたが、特別な日には着物をまとう人がまだ多くいました。地域のつながりも強く、お祝い事は近所の人々みんなで祝いました。
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このページに関するお問い合わせ
企画総務局 公文書館歴史情報係
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