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緑地保全の方針 

ページ番号:0000218251 更新日:2021年3月31日更新 印刷ページ表示

1 緑地保全の方針とは

⑴ 背景

 広島市においては、平地の少ない地形条件もあり、昭和20年代前半以降の急激な市街化の進展に伴い、市域全体の緑地面積が減少しています。また、土地所有者の高齢化や里山林が利用されなくなったことなどにより、管理が行き届かず、荒廃する緑地が増えています。

⑵ 緑地保全の必要性

 緑は、大気の浄化や水源かん養等の環境の保全、貴重種の保全や生態系の保全等の生物多様性の確保、レクリエーションの場の提供、自然災害の危険防止等の都市の防災、良好な景観の形成、さらには、地球温暖化の防止、ヒートアイランド現象の緩和など多様な役割を持っており、安全で快適な市民生活を送る上で欠くことができない要素となっているため、次世代へ引き継いでいくことが、私たちに課せられた責務です。

 中山間地・島しょ部については、林業の振興や森林(もり)を地域資源として生かしたまちづくりの推進等による緑地の保全が進みつつある一方で、特にデルタ市街地を取り囲む緑地やデルタ市街地内にある緑地は、近年、大規模開発が鎮静化しているものの、これまでにその多くが宅地開発等により消失しており、引き続き緑地を保全する施策を展開していく必要があります。

⑶ 目的

 市民の緑地保全に対する意識の醸成を図ることにより、市民やNPO、企業等と市が協働して緑地保全に取り組んでいくために、積極的に保全すべき緑地を市民に広くPRするとともに、今後取り組むべき緑地保全施策を具体的に示すものです。

⑷ 位置付け

 「第6次広島市基本計画」の部門計画である「広島市みどりの基本計画(2021-2030)」及び同基本計画の計画的な推進を図るために策定した「広島市みどりの推進計画(2021-2025)」の中に位置付けられた緑地保全施策を展開していくための方針です。

【参考】

「広島市みどりの基本計画(2021-2030)」及び「広島市みどりの推進計画(2021-2025)」

⑸デルタ市街地を取り囲む緑地等の役割

 デルタ市街地を取り囲む緑地及びデルタ市街地内にある緑地は、身近な自然環境として、環境の保全、生物多様性の確保、レクリエーションの場の提供、都市の防災、良好な景観の形成の役割を果たしています。

⑹ 対象エリア

 「広島市みどりの基本計画(2021-2030)」では、緑に関する都市構成と地域特性から市域を区分し、3つのエリアを設定しています。

 この方針では、「緑地保全の必要性」や「デルタ市街地を取り囲む緑地等の役割」などを踏まえ、デルタ周辺部及びデルタ市街地を対象とします。

2 積極的に保全すべき緑地

 デルタ周辺部及びデルタ市街地の緑地全体を保全していく必要がありますが、この方針では、良好な自然環境を形成している民有緑地で、このまま放置すれば開発等により消失してしまう可能性が高い緑地を積極的に保全すべき緑地としました。

3 緑地保全施策の取組

 「積極的に保全すべき緑地」を将来にわたり保全し、自然にふれることのできる場として活かしていくため、市民やNPO、企業等と市が協働して「緑地を守り、育て、活用する」緑地保全施策に取り組んでいきます。
 取組に当たっては、次に掲げる施策を重点的に行います。

参考:ホームページで紹介している事業は、表の中から各事業のページに移動することができます。(別ウィンドウが開きます。)

主に市が主体となって行う取組

(1)「積極的に保全すべき緑地」・「みどり保全推進地域」(※)のPR

(※「積極的に保全すべき緑地」がある程度まとまって存在する区域について、緑地保全施策を総合的に展開するため、同区域を含む一定の地域を「みどり保全推進地域」として設定)

主に事業者と市が協働で行う取組

(3)「景観計画」による景観誘導

(4)「宅地開発指導要綱」による指導

(5)地区計画を定めるに当たっての指導

主に市民と市が協働で行う取組

(6)「ふれあい樹林制度」の運用

(7)「美しい保存樹林」の指定

5 緑地保全の推進策

 緑地保全の推進に当たっては、市民、事業者など地域社会が一体となって取り組んで行く必要があります。そのためには、中長期的な視点に立ち、計画的に緑地保全活動を展開していくことが重要です。

※「緑地保全の方針」本文は、下記ダウンロードからご覧いただけます。

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目次 [PDFファイル/77KB]

本編 [PDFファイル/1.11MB]

参考資料 [PDFファイル/776KB]

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