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中区の概要(令和2年版広島市勢要覧)
いき 活き 中区
人口 136,012人 世帯数 78,401世帯 面積 15.32平方キロメートル
人口・世帯数は、令和2年(2020年)12月末現在の住民基本台帳によるものです。
面積は、令和2年(2020年)10月1日現在のものです。
中区のまちづくりの方向性(基本方針)
- 都心にふさわしいにぎわいを創るまちづくり
- 自然と歴史、文化芸術を生かしたまちづくり
- 互いに尊重し、地域で支え合い、多様な住民が健康で快適に暮らせるまちづくり
- 地域コミュニティを育むまちづくり
- 災害に強く、犯罪や事故の起こりにくい安全・安心なまちづくり
- 太田川河口デルタ地帯の中央部に位置し、東は京橋川、西は天満川と接しており、中央には元安川と本川(旧太田川)が流れています。
- 中心部である紙屋町、八丁堀地区は、広島広域都市圏の中心であり、デパート、地下街、専門店などの商業施設や官公庁、銀行、企業の本・支店などが集積しており、中四国地方最大の歓楽街である流川、薬研堀地区が隣接しています。また、バスセンター、市内電車、そしてアストラムラインが多様な都市活動を支えています。さらに、平和記念公園や中央公園、平和大通りなどがあり、国際平和文化都市・広島の象徴として個性のある都市景観を形成しています。
- 周辺の白島、十日市、千田町などの地区は、中高層住宅や商業施設が立ち並び、南部の吉島、舟入などの地区は、商業、工業が混在する住宅地です。また、南端の江波地区では、カキの養殖などの漁業が行われています。
【区の魅力と活力推進事業】
中区では、次の5つのまちづくりのテーマに基づいて、区民の皆さんとの対話などを踏まえ、区の地域特性を生かした個性豊かで魅力と活力のあるまちづくりを進めています。
1 地域力を高めるまちづくり
地域コミュニティの強化
ワークショップの開催などにより、町内会加入促進など地域力の向上に役立つ住民主体の活動を支援しています。
基町住宅地区の活性化
広島市立大学と中区が連携し、若者を中心とする創造的な文化芸術活動や地域交流を通じて、地区の魅力づくりや活性化に向けた取組「基町プロジェクト」を行っています。
基町住宅地区の活性化(基町資料室)
2 にぎわいのあるまちづくり
まちなかにぎわいづくり事業
商店街、地域団体、行政などが連携・協働して、防災訓練、落書き対策、おもてなし市民交流プログラムなどに取組み、魅力と活力にあふれ、安全・安心に過ごせる中心部繁華街のまちづくりを進めています。
公共空間等を活用したまちなかにぎわいづくり
東新天地公共広場、アリスガーデン、袋町公園など、中心部の公共空間を活用した商店街や地域団体が主体となったイベントの実施を働きかけるとともに、都心にふさわしいにぎわいのあるまちづくりができるよう支援を行います。
公共空間等を活用したまちなかにぎわいづくり(紙屋町まちかどピアノ)
3 ふれあいのあるまちづくり
花づくりの活動の支援
市民ボランティアグループによる道路、公園などの公共施設での花づくり活動に対し、花の苗などの提供、講師の派遣などの支援を行っています。
花と緑で彩る「なかちゃん音楽の輪」
花と緑と音楽を連携させた音楽イベントを繋いで広げていくことにより、にぎわいと活力をもたらすまちづくりを進めています。ホールや公民館など様々な会場で、地域で活動する団体等が出演する音楽イベントを開催しています。
花と緑で彩る「なかちゃん音楽の輪」
4 地域の魅力を活用したまちづくり
城下町広島ぶらりプロジェクト
まち歩き団体、商店街等と協力して、城下町広島の散策を支援するアプリケーションを作成し、歴史・文化などの広島の魅力をPRする取組を進めています。
5 安全・安心なまちづくり
地域防災力の向上
わがまち防災マップの作成支援やポケット版防災マニュアルの作成・配布など、区民の防災意識を高める取組を、自主防災会などの関係団体等と連携して進めています。