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防災備蓄物資について
1 はじめに
広島市では、大規模な災害の発生に備えて、市民の皆さんに、あらかじめ最低3日分の食料や水などの用意をお願いしています。
また、広島市でも、災害時に避難された方々が必要となる食料や生活必需品を備蓄しています。
備蓄物資は、市民の皆さんの身近な場所である小学校等の指定避難所に分散的に備蓄するとともに、広島市民球場(マツダスタジアム)や広島市総合防災センターなどの防災備蓄倉庫で集中的に備蓄しています。(備蓄場所は、下記のダウンロード先「防災備蓄倉庫を整備している指定避難所一覧」でご覧いただけます。)
2 備蓄物資の整備の考え方
備蓄物資については、生命の維持や人間の尊厳性にかかわるものに限定し、避難場所を運営するに当たり、発災後直ちに必要となる物資としています。
なお、広島市が行う物資の備蓄は発災直後の1日分としており、2日目は広島県から、3日目以降は協定を締結している政令市等からの救援物資や民間企業等から調達した物資を供給することとしています。
3 備蓄物資の種類と数量
防災備蓄倉庫に備蓄している物資は、クラッカーやアルファ化米といった食料をはじめ、毛布、紙おむつ、簡易トイレなどの生活必需品や、地域の自主防災会などでお使いいただく救助資機材です。
指定避難所に備蓄している物資の種類と数量は、下表のとおりです。なお、この数量はあくまで目安であり、物資の梱包単位等により多少異なります。
なお、粉ミルクについては市立保育園で備蓄をしており、一部の市立保育園においては、食物アレルギー対応の粉ミルクも併せて備蓄しています。
品目 | 数量 | ||
---|---|---|---|
200人分(目安) | 500人分(目安) | ||
食料 | クラッカー | 280食 | 630食 |
アルファ化米 | 150食 | 250食 | |
アレルギー対応アルファ化米(※) | 50食 | 100食 | |
生活必需品 |
毛布 | 150枚 | 280枚 |
保温シート | ― | 100枚 | |
非常用アルミシート(寝袋型) | ― | 100枚 | |
生理用品 | 2袋(60枚) | 4袋(120枚) | |
大人用紙おむつ | 1袋(20枚) | 1袋(20枚) | |
子供用紙おむつ | 1袋(60枚) | 1袋(60枚) | |
ウエットタオル | 80枚 | 160枚 | |
簡易トイレ | 2組 | 5組 | |
トイレットペーパー | 10巻 | 20巻 | |
歯磨きシート | 100枚 | 240枚 | |
ビニール袋 | 10枚 | 10枚 | |
簡易トイレ用手すり | 2セット | 2セット | |
防災資機材 |
折りたたみリアカー | 1台 | 1台 |
手回し充電ラジオ・ライト | 1個 | 1個 | |
投光機・発電機・コードリール | 1セット | 1セット | |
目隠しテント | 2張 | 2張 | |
ラジオ | 1台 | 1台 | |
救助用資機材 |
テコバール | 2本 | 2本 |
万能おの | 1本 | 1本 | |
ロープ(30m) | 1巻 | 1巻 | |
担架 | 1個 | 1個 | |
のこぎり | 1丁 | 1丁 | |
スコップ | 5丁 | 5丁 | |
ボルトクリッパー | 1本 | 1本 |
(※)アレルギー対応アルファ化米…特定原材料等(28品目)不使用のものを備蓄しています。