福祉避難所について

1　福祉避難所とは？

　市民の皆様が地震などによる災害が発生し、市が設置する学校の体育館などの指定避難所等で避難生活を送ることとなった場合、避難生活が長くなると高齢者や障害者、乳幼児連れの方などの中には、車いす使用者等対応トイレやスロープ等の設置や専門的なケアなど福祉的配慮が必要となる場合があります。

　こうした要配慮者の方々のため、市の要請に基づき、「福祉避難所の設置及び管理運営に係る協定」を締結した施設が、福祉避難所を開設することとしています。

2　福祉避難所の開設について

　配慮が必要な方の体の状態や、施設の受入体制の状況に応じて、市が施設と調整し、福祉避難所を開設します。

　災害時には、協定施設自体が被災して福祉避難所の開設が行えない場合がありますので、まずは小学校などの指定緊急避難場所へ避難し、身の安全を確保するようにしてください。

3　福祉避難所での生活について

　福祉避難所では、要配慮者の方々が普段介助を受けている親族等と一緒に避難されたり、平常時に利用していた訪問型サービスを継続して利用されたりしながら、バリアフリー空間で自立して生活されることを基本としています。

　こうした自立した生活が困難となった方については、生活相談員がご相談に応じ、福祉サービスの利用や緊急的な入所措置等について調整することとしています。

4　協定締結施設一覧表（令和6年（2024年）12月4日現在）

福祉避難所協定締結施設一覧（158施設）