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みんなで防ごうイノシシの被害イノシシ対策

ページ番号:0000005676 更新日:2019年10月21日更新 印刷ページ表示

イノシシとの正しい付き合い方

まちでのイノシシと人との棲み分け

まずは、相手(イノシシ)を知ろう! イノシシって何もの?
誤解も多い、わかっているようでわかっていない身近な生き物

特徴

  • イノシシってどんな動物?体長は平均100~130cm、体重は50~80kg
  • 平均寿命は5~10年
  • 年1回、4~6月ごろに、平均5~6頭の子どもを産む
  • ジャンプ力は約1.2m ( 助走なし )
  • 鼻で60kgのものを押し上げる
  • 視覚は弱い。「嗅覚」の動物 ( まず「鼻」で触り、臭いを嗅ぎ、動かす。その後、目で確認する
  • 後ろむきのキバをもっている ( ただしオスだけ )
  • 性格は臆病、温和で人に慣れやすく、学習能力が高い

誤解されている特徴

  • 夜行性のイメージがありますが、昼間行動する昼行性の動物です
  • イノシシは大きなキバを持ち、疾走しているイメージはありませんか? でも、理由もなく疾走することはありません。イノシシは、逃げるときに疾走します。

誤解されている特徴

イノシシはどんな所に住んで、何を食べるんだろう?

イノシシはどんな所に住んでいるんだろう?
イノシシは何を食べているんだろう?

 山の動物と思われがちですが、我々人間とまったく同じ標高に住む動物です。
 山間部に住む動物です。しかし近年は水田の耕作放棄地なども絶好の生息場所となっています。

 雑食性で何でも食べます。新葉、地下茎や根、落ちたドングリなど植物質がほとんどですが、昆虫の幼虫、ミミズ、サワガニ、カエルなども食べます。
 (山すそまで住宅地のある地区では、生ゴミなどが餌となっており、これがイノシシ出没の一因と考えられます)

イノシシと出会ったら?イノシシと出会ったらどうしたらいいんだろう?

僕は怖くないよ!
僕は怖くないよ!の画像

慌てないで落ち着いて対処しましょう!

 イノシシは非常に臆病な動物で、私たちがイノシシを怖いのと同様にイノシシも人が怖いのです。相手(人)が自分(イノシシ)より弱いと判断すると、大胆になる可能性があります。
 相手(イノシシ)も警戒しています。絶対に背中を見せないようにし、慌てて逃げないでください。

  1. ウロウロ歩いている場合 (危険度1)
     イノシシの活動のほとんどは摂食活動です。ウロウロしているイノシシに出会ったら、食べ物を探していると考え、落ち着いて動きを視察し、一定の距離を保ちながら冷静にその場を離れましょう。
  2. イノシシが、寝ている場合 (危険度2)
     相手(イノシシ)が自分(人)に気づいていない状態です。相手(イノシシ)を刺激しないようそっとその場を離れましょう。
  3. 疾走している場合 (危険度3)
     イノシシが何かに驚いて逃げている場合です。通り道を塞がないよう注意して、落ち着いてその場を離れましょう。

※ 子づれのイノシシは、さらに警戒心が高くなっています。犬の散歩時など、刺激を与えないよう注意しましょう。

絶対にしてはいけないことって何だろう?の画像1絶対にしてはいけないことって何だろう?絶対にしてはいけないことって何だろう?の画像2

餌を与えることはやめましょう!!

市街地に出没するイノシシ餌をあたえると、イノシシの生息数の増加、人馴れの原因となります。イノシシが人に餌をねだるようになり、人身事故につながる可能性があります。
また、庭などにイノシシの餌になるようなものを放置しないでください。イノシシが市街地に出没する原因となります。

私たちに出来ることって何だろう?の画像私たちに出来ることって何だろう?私たちでやろうよ!

  • 餌になるようなものを庭等に放置せず、育てた農作物等は確実に収穫する (餌付けをしない)
  • すみかとなるような繁みなどの草刈りを行う
  • イノシシの移動を妨げる囲いや柵を設置する

関連情報

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