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建設業界は、建設就業者の高齢化及び減少により、担い手不足が進行するなか、将来にわたり安定的に社会資本を整備及び維持していくためには、施工の省力化・効率化により生産性の向上を図ることが必要です。
国土交通省では、建設生産システム全体の生産性を向上させ、魅力ある建設現場を目指す取組である「i-Construction」を進めており、本市においても、平成30年5月に「広島市ICT活用工事実施要領」を制定し、ICTの活用に取り組んでいるところです。
このたび、この取組を更に強化するため、ICT土工において、現場条件により、標準のICT施工機械が施工現場に搬入できない又は配置できない場合(規格の小さい施工機械を用いる場合)の対応について、「広島市ICT活用工事実施要領(土工編)」の一部改定をしました。
ICT活用工事とは、施工プロセスにおいて、以下の(1)~(5)のICT施工技術をすべて活用する工事です。
(1) 3次元起工測量
(2) 3次元設計データ作成
(3) ICT建設機械による施工
(4) 3次元出来形管理等の施工管理
(5) 3次元データの納品
以下の適用条件に該当する工事のうち、受注者からの希望があり、「広島市ICT活用工事実施要領」に基づきICT活用工事を実施することとなった工事。
ICT活用工事を実施することとなった場合、受注者はICT活用工事計画書を提出して下さい。
土工量1,000立方メートル以上を施工する工事
3次元MCモータグレーダ(ブレード幅3.1m)による施工が可能な舗装面積(路盤工)3,000m2以上の工事
広島市ICT活用工事実施要領 令和2年8月 [PDFファイル/205KB]
都市整備局 技術管理課 技術推進係
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