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近年、循環型社会の形成に向け、「住宅を長く大切に使う」ことが求められています。加えて、高齢化、資源・エネルギー問題、安全・安心に対する意識も高まっています。そのため住宅のバリアフリー化、省エネルギー化、耐震化などのリフォーム需要増加が考えられます。しかし気軽に専門家の意見を聞くことができる機会は限られています。そのため市民が住宅のリフォームを検討する際に、中立的な立場の専門家から安心して助言を受けられることが求められます。
このため、広島市からの依頼を受けて現地に赴き、個々の居住ニーズや身体状況等に応じて適切な助言を行っていただける「住まいのアドバイザー」登録者を募集し、住まいのアドバイザー派遣を実施します。(令和5年度は20名の登録、13件の派遣を予定しています。)
アドバイザー登録者の中から、個々の相談内容に応じてアドバイザーを選定し、派遣を依頼します。
依頼されたアドバイザーは、現地に赴き、次の(1)から(3)について助言を行います。
バリアフリー化、省エネルギー化、耐震化など、住宅の性能を向上させるためのリフォーム
年代や世帯構成の変化等に対応するためのリフォーム
リフォームについての基本的な注意事項や支援制度等
注)従前の工事によるトラブルに関する助言は行いません。
注)アドバイザーの選定方法: 相談内容に関連すると思われる資格の有無や実績等を参考として、適任と思われるアドバイザーを決定しますので、登録申請書第一面の「その他の資格」欄や第二面の「具体的な技能や実績等」については、できる限り詳しく記入してください。
次の要件に該当する方を、20名募集します。
建築士法に基づく広島市内の建築士事務所に所属する 建築士(1級、2級又は木造)で、住宅の設計、工事に関して実務経験が10年以上ある方
なお、登録に当たって、次の内容を遵守する旨を誓約していただきます。
専門家として中立的な立場で助言する。
不必要な改修を勧める等、営業目的の助言を行わない。
本事業で知り得た個人情報を本事業の目的以外に使用しない。
関係法令を遵守し、わかりやすく正確な情報提供を行う。
アドバイザーの登録を希望される方は、「アドバイザー登録申請書(様式第1号)」を、添付書類と併せて、郵送又は持参によりお申込みください。
要件を審査の上、アドバイザー名簿に登録します。
注)登録期間は、登録決定の日から令和8年3月31日までとなります。
令和5年3月27日より、令和5年度を通して行い、定員の上限(20名)となった時点で終了します。
注)持参による申込みの受付は、土曜日、日曜日、祝日を除く午前9時から午後5時までです。
(郵送の場合) 〒730-8586(住所不要)広島市役所 住宅政策課
(持参の場合) 広島市役所本庁舎5階 住宅政策課(中区国泰寺町1-6-34)
アドバイザー登録申請書(第1号様式)
アドバイザー登録申請書により登録要件を確認の上、登録者を決定します。
登録決定者に対して、住まいのアドバイザー名簿に登録した旨を通知します。
令和5年4月17日(月曜日)~令和6年1月31日(水曜日)の期間(予定)で、相談希望者を募集します。選定方法は先着順とします。
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広島市が、派遣希望者個々の相談内容に応じて名簿からアドバイザーを選定し、派遣を依頼します。
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派遣希望者と住まいのアドバイザーとで日程調整を行っていただきます。
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現地に赴いて助言を行っていただきます。(現地での助言2時間程度、報告書作成1時間程度)
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派遣結果を広島市に報告していただきます。
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広島市から報償費を支払います。
注)1件当たりの報償費は、1時間当たり6,000円とし、18,000円を限度額とします。
詳細については、下記要綱をご覧いただくか、住宅政策課までお問い合わせください。