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第11週に693件の報告がありました。新規感染者数は減少傾向が続いています。基本的な感染予防対策を続けることが大切です。
定点当たり14.11人の報告があり、増加傾向です。諸外国では、新型コロナウイルス感染症の発生以降、インフルエンザの流行が過去に類をみないタイミングで起こったり、今まで一峰性であった流行が二峰性となった地域もあり、今後の発生動向に注意が必要です。引き続き、感染予防対策を心がけましょう。
【迅速診断キット検査結果(市内2か所の協力医療機関による)】
第11週 A型:117人、B型:1人
今年の累計は52件となり、多い状況が続いています。例年、約3割を女性が占めており、2022年は100件の報告がありました。女性の感染者の増加に伴い、今後、先天梅毒(妊婦から胎盤を通して胎児に感染)が増加するのではないかと心配されています。心当たりや疑わしい症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
市内2か所の協力医療機関における、迅速診断キットによるインフルエンザウイルス検出数の今シーズンの累計は、A型陽性1,297人、B型陽性が6人と、A型が多く検出されています。また、広島市衛生研究所による遺伝子検査(注)では、インフルエンザウイルスA(H3)型が7件、B型インフルエンザウイルス(ビクトリア系統)が1件検出されています(2023年第11週現在速報値)。
(注)感染症発生動向調査における病原体定点において採取された検体を、広島市衛生研究所で検査したものです。
「インフルエンザウイルス分離・検出速報」(国立感染症研究所)https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html<外部リンク>