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近年、気候変動などの影響によって集中豪雨が増加し、全国的に浸水被害が多発しています。
広島市では、抜本的な浸水対策施設の整備を進めていますが、大規模な施設整備となるため、効果が現れるまでに長い期間がかかります。
このことから、早期に浸水被害を軽減するには、抜本的な対策と、市民の皆さまが行う自助としての対策を組み合わせ、総合的に浸水対策を進めることが有効です。
そこで、市民の皆さまが止水板を設置する費用の一部を補助します。
止水板は、道路上にあふれた雨水が敷地内に浸入することを防止するため、豪雨時に建物の出入口などに設置するものです。
板状やシート状など、様々な種類があります。
土のうなどと比べて短時間で設置できることも特徴です。
(1) 補助金額
止水板の購入や設置工事にかかった費用の2分の1(上限50万円)
(2) 補助の対象
ア 補助の対象となる場所
広島市の市街化区域で
・過去に浸水被害があった場所
・浸水被害が発生するおそれがある場所
イ 補助の対象となる建物等
戸建住宅、マンション、店舗、事務所など
ウ 補助の対象となる方
対象となる建物等を
・所有している方
・使用している方
○ご注意ください○
・止水板の購入や工事着手は、交付決定通知書がお手元に届いた後、行ってください。
・止水板の購入費用や工事費用の支払額を証明する領収書等は、交付請求に必要です。
・交付申請を受け付けてから交付決定まで、2週間程度かかります。
・予算等の状況により、申請を受付できない場合があります。
A1 補助の対象となる止水板は以下に掲げる条件すべてを満たすものです。
・製品として販売されている
・十分な止水性能・耐久性がある
・取り外しや移動が可能
・繰り返し使用が可能
A2 補助対象外です。また、申請者が自ら工事をする場合の工事費用も補助対象外です。
A3 水のう(設置に時間がかかるため)や止水ドア(取外し可能でないため)は補助対象外です。
A4 業者の紹介はできませんので、ご自身でお選びください。
A5 過去に浸水被害が発生した場所、または、浸水のおそれがある場所です。
A6 広島市が作成している浸水(内水)ハザードマップに着色している場所のことです。なお、浸水(内水)ハザードマップが作成されていない場所では現地の地形などを調査し、個別に判定します。
A7 ハザードマップが対象としている事象には、浸水(内水)、洪水、高潮など様々な種類があります。止水板設置補助金制度は内水による浸水被害を軽減することを目的としていることから、ハザードマップで補助対象の場所であるかを確認する場合は、浸水(内水)ハザードマップにより判断しています。このため、洪水ハザードマップで着色している場合は、ただちに補助対象とはなりませんが、地形等の条件により、補助対象となる場合がありますので、個別にご相談ください。
A8 マンション管理組合からの申請の際には、写真や位置図などのほかに以下の書類をご提出いただいています。
・入居者の総意であることを確認できる書類(管理組合の総会決議書など)
・対象建物の使用者であることを確認できる書類(管理組合設立時の議事録など)
このほか、課税対象となる外部収益がない場合には、納税証明書不添付理由書をご提出いただいています。
A9 法務局で取得できます。
A10 郵送で申請書をお送りすることも可能ですので、電話等でお問い合わせください。また、広島市役所本庁舎12階でも、申請書をお渡ししています。
A11 補助対象外です。広島市へ申請書を提出していただき、広島市が交付決定通知書を発行したのちに着手していただく必要があります。
01_リーフレット [PDFファイル/815KB]
02_止水板設置補助金申請の手引き [PDFファイル/440KB]
03_止水板設置補助金交付要綱 [PDFファイル/185KB]
04_止水板設置補助金交付申請書(様式第1号) [Wordファイル/32KB]
05_止水板設置補助金交付申請書(様式第1号)記入例 [PDFファイル/300KB]
06_止水板設置補助金交付変更(中止)申請書(様式第4号) [Wordファイル/16KB]
07_止水板設置補助金実績報告書兼交付請求書(様式第5号) [Wordファイル/19KB]
08_止水板設置補助金実績報告書兼交付請求書(様式第5号)記入例 [PDFファイル/141KB]
09_止水板設置補助金交付要領 [PDFファイル/87KB]
10_納税証明書不添付理由書(参考様式) [Wordファイル/22KB]