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「安芸区歴史探訪・矢野編」を実施しました
「安芸区歴史探訪・矢野編」で古代の矢野に思いをはせる(令和4年11月26日開催)
令和4年11月26日、「安芸区歴史探訪・矢野編」を実施し、18名の参加者の皆さんとともに、地元の郷土史団体「発喜会」に所属する枝長信行さんと原時廣さんのガイドに導かれながら、秋深まる矢野の史跡を巡りました。
午前9時に矢野駅南口を出発した一行は、矢野川のかもじ洗い場や水害の碑、出雲神社などを見学した後、北尾古墳跡へ。月ケ丘団地の一隅にひっそりたたずむ古墳跡に、「こんなところに古墳が」と皆さんは驚いた様子でした。
続いて、花上地区の里道を伝い、狭い路地を抜けながら紅葉真っ盛りの丸古古墳を訪れ、矢野の町並みを一望しました。
その後、ひずり城跡の堀切を通って花上薬師堂、さらに梶木貝塚へ足を運び、地元在住のガイド・高山正明さんから4年前の水害で流れ出したという貝殻や土器の破片を披露され、古代に営まれた人々の暮らしに思いをはせました。
午後12時頃、晩秋とは思えない陽気に心地よい汗をかきながら、矢野公民館に到着。この日だけ特別に開放された屋上から花上地区を望み、「えっと歩いたのう」と3時間にわたった行程を振り返りました。
▲ 「水害の碑」と出雲神社 ▲紅葉真っ盛りの丸古古墳にて
▲丸古古墳からひずり城跡を目指して ▲ひずり城跡の堀切
▲花上地区の東端に位置する花上薬師堂 ▲梶木貝塚を目指して
▲梶木貝塚でガイドの説明に耳を傾けました ▲水害で流れ出した貝殻と土器の破片
▲矢野公民館から、遠く花上地区を望む