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【令和2年度実績】区の魅力と活力を推進するためのアクションプラン
アクションプランに掲げる取組の令和2年度の実施状況等をで公表します。
こちらからダウンロードすることができます。 [PDFファイル/831KB]
また、以下のページで内容を確認することができます。
令和2年度実績
1.人を育み、安全・安心で地域が支え合いながら健康に暮らせるまちづくり
まちづくりの担い手や子育て支援体制の確保、防災・防犯力の強化などの地域課題の解決に取り組み、安全・安心で地域が支え合いながら健康に暮らせるまちづくりを進めます。特に、中山間地では、定住の促進などにより、地域コミュニティの活性化を図ります。
地域の支えあい
(1)日常の困りごとに対応する活動拠点づくり
No | 具体的な取組 | 実施状況等 |
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1 | 地域のボランティア会議の創設 地域で積極的に活動している市民団体やボランティアを構成員とした会議を、近隣の市町とも連携して創設することにより、既存組織に捉われない若い世代に積極的に参加してもらい、地域を元気にする取組の企画を促し、地域の担い手の育成につなげます。 |
・区の魅力と活力向上推進事業補助金などの制度を活用している団体の取組をフェイスブックに掲載し、取組事例の紹介を行いました。 ・登山整備ボランティア「あきく魅力探見隊」と海田町の登山グループ「海田山の会」と共同整備を行いました。令和3年度以降はお互いの年間の活動計画に盛り込み、定期的に情報交換や共同整備を行うこととしました。 ・海田町及び府中町と共同実施している「西国街道を歩こう」については、コロナ禍のため中止となりました。 |
2 | 健康講座等の開催 住民一人一人が生き生きと住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、住民同士の交流の機会を創出するため、地区社会福祉協議会等が取り組む健康講座等の開催や文化活動等の場の提供を支援します。 |
・畑賀地区社会福祉協議会が健康体操も盛り込んだ「はたかのうた」の取組をフェイスブックに掲載し、うたを通じて地域の絆を深める事例の紹介を行いました。 ・「ひなたぼっこ高城カフェ」など地元自治会等のニーズに応じ、補助金申請に関する相談に乗るなどの支援を行いました。 ・健康講座等についてはコロナ禍のため、中止になることが多かったですが(年間で31回中止)、各種団体等と連携を図りながら、できる範囲で実施しました。 【実績】 ・実施した健康講座等:42回 内訳:健康講座 34回 シニアウォーキング自主グループ育成支援 8回 |
3 | 困りごと解決に向けた支援 生活上の困りごとの解消や地域の課題解決のため立ち上げられた住民主体の取組が円滑に行われるよう、協同労働など新たな手法も用いて関係機関と連携して支援します。また、医師会等との連携により地域医療体制の充実を図ります。 |
・協同労働プラットホームとも連携を取りつつ、「協同労働」を活用し畑賀地区で活動する里山ワッショイの取組をホームページで紹介しました。 ・市民相談については、対面での相談を31件受けました。 コロナ禍のため、対面での相談が令和2年4月20日から6月30日の間中止となり、7月以降再開されましたが感染拡大に伴って12月16日から2月末まで再度中止となりました。3月1日以降は対面での相談を受け付けました。 対面での相談が中止の間は電話相談のみの受け付けとなりました。 ・安芸市民病院の病棟等建替えについては、地元町内会等へ建替え基本計画の説明を行った上で、令和6年度中の建替え完了に向けて、設計に着手しました。 |
4 | フリースペースの活用 フリースペースで実施される、子どもの遊び場、子育て学習会、健康講座、高齢者体操教室、料理教室等の活動を支援し、地域住民が交流を深める中で相互に支え合えるような地域づくりを推進します。 |
・コロナ禍で集まること自体が難しかったですが、緊急事態宣言が解除された5月18日以降は少しずつ活動を始めており、健康体操も再開しています。 |
(2)子育て支援
No | 具体的な取組 | 実施状況等 |
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5 | 朝ごはん提供活動への支援 各小学校区で各種地域団体(民生委員児童委員・地区社会福祉協議会・子ども会・任意団体・ボランティア)が連携し、登校前の児童に対し朝ごはんを提供する朝ごはん会」の活動を支援(食育に関する情報提供)し、食でつながる地域づくりを推進します。 |
・コロナ禍のため、予定していた公立幼稚園での食育教室や幼児食教室(7月・2月)は、開催を中止しました。 【実績】 ・食育月間(6月)の取組:区図書館・区総合福祉センター1階ロビー・区役所1階ロビーに食育月間周知ポスターの掲示及びパンフレット配布(累計184部) |
6 | 地域のオープンスペース・子育てサロンの開催 子育ての悩みを相談できる保護者同士の仲間づくりと子どもの遊び場づくりを目的として、地域のオープンスペース・子育てサロンを開催し、安心して子育てをできる環境整備の充実を図ります。 |
・地域のオープンスペースについては、コロナ禍のため令和2年度は11か所が開催しておらず、3月末現在活動休止中の団体は12か所です。 ・子育て支援センターからの親子遊びの提供等を行う講師派遣は、16会場を予定していましたが、コロナ禍のため13か所への派遣を中止しました。 【実績】 ・地域のオープンスペース開催:11か所 ・各地域のオープンスペースの情報ちらし:4,400部配布 ・子育て支援センターからの講師派遣:3か所(1か所1回ずつの支援) |
(3)高齢者世帯への支援
No | 具体的な取組 | 実施状況等 |
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7 | 交流サロンの開催 高齢者に外出を促す集いの場を提供するため、歌やレクリエーション等を通じ、日常的に交流できるサロンを住民主体で継続して運営できるよう、区社会福祉協議会・地域包括支援センターと連携して支援します。 |
・コロナ禍のため、地域高齢者交流サロンの活動が休止となり、区職員がサロンに出向く機会をもつことができなかったため、活動状況や地域の課題の把握ができませんでした。 ・引き続き、サロンの運営状況の確認を行い、地域の課題等の把握に努め、安芸区社会福祉協議会及び地域包括支援センターと共に支援を行っていきます。 |
8 | 地域の見守り体制の構築 高齢者一人一人が生き生きと住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、地域住民を主体とした「地域包括ケアシステム」や「高齢者見守りネットワーク」を構築するため、区社会福祉協議会・地域包括支援センター等関係機関と連携して支援します。 |
・コロナ禍において新たな見守りネットワーク組織の立ち上げには至っていないのが現状です。その中で、下記のとおり、地域の見守り活動につながる地域の地盤づくりを中心に行いました。 ・矢野町社協区の未設置のブロックでは、地域包括支援センターが、「阿戸・矢野地域包括支援センターだより」で隣近所でできる見守り方法や相談窓口の紹介などを行い、コロナ禍でも見守り相談できる体制づくりに力を入れました。 ・みどり坂小学校区では、多世代の見守り体制づくりにつながる活動の一環として、地域包括支援センターがみどり坂小学校の5年生に対し、認知症サポーター養成講座を行いました。 |
9 | 住民主体型生活支援訪問サービス事業の実施 高齢者一人一人が生き生きと住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、ゴミ出し、電球交換等を行う「住民主体型生活支援訪問サービス事業」の円滑な推進を支援します。 |
・現在、区内で3つの団体が活動しており、そのうち、畑賀地区の「生活支援はたかちゃん」については、区職員が委員として実行委員会に出席(5月、11月、2月の3回)するなど、活動の支援を行いました。 また、実際の活動の様子や利用者の声をフェイスブックで紹介し、ボランティア募集を呼びかける等の広報活動を行いました。 |
10 | 認知症の人とその家族の支援 認知症の人とその家族を支えるため、「認知症サポーター養成講座」等の開催や、「認知症カフェ運営事業」の活用が普及するよう、区社会福祉協議会・地域包括支援センターと連携して支援します。 |
<認知症サポーター養成講座等の開催、認知症カフェの活動・立ち上げ支援> ・「認知症サポーター養成講座」を、地域包括支援センターが中心となり小学校で2回、中学校で1回、認知症カフェで1回開催しました。 ・「認知症カフェ運営事業」については、サロン等における感染対策のチラシを配布するとともに、コロナ禍における開催方法を検討し、回数を増やし参加者数を減らす開催方法や予約制の導入等の工夫を行いました。 ・再開していないカフェには、区内の認知症地域支援推進員が電話で連絡をとるなど、必要時に支援できる体制を維持しています。また、1箇所は、WEBでカフェを開催しました。 ・新規立ち上げに至ったカフェはありません。 <認知症初期集中支援チーム> ・令和3年2月、安芸地区医師会に設置しました。 ・今後、医療・介護関係者、地域団体等へ本事業の周知を図るとともに、対象者の紹介やつなぎを積極的に行い、関係機関と連携して支援を行います。 |
(4)障害者世帯への支援
No | 具体的な取組 | 実施状況等 |
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11 | 地域生活支援拠点事業の活用 地域生活支援拠点事業を活用し、障害のある方やその家族が安心して地域生活を送れるよう、地域・関係機関の連携を強化し、区内における緊急時の対応体制を整えます。 |
・福祉サービスの相談で来所された方等に対し、必要に応じ当該事業の紹介等をするよう心掛け、利用者の拡大に努めました。 ・事業の登録者数31件(令和3年3月末現在) |
12 | 障害者自立支援協議会安芸区地域部会の活用 障害者自立支援協議会安芸区地域部会において、関係団体・支援団体が集まり、地域課題の抽出と対応、相互のネットワーク強化や地域資源の開発等を行うとともに、障害者への理解を深めるための普及啓発や権利擁護意識の醸成に取り組みます。 |
・コロナ禍のため中止となった会議もあり、障害者の権利擁護意識の醸成に役立つような情報提供等をする機会がありませんでした。なお、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する条例」について市政出前講座を活用した書面研修会が実施されています。 |
災害に強く、安全・安心なまちづくり
(1)災害への備えの充実
No | 具体的な取組 | 実施状況等 |
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13 | 復興まちづくりプランの作成支援 モデル地区に選定した矢野地区及び上瀬野地区において、目指すべきまちの将来像やその実現に向けた取組を「見える化」した「復興まちづくりプラン」作成のためのワークショップに職員も参加するなど、地域の取組をサポートします。 |
・矢野地区については、町内会の役員、行政、コンサルの3者で打合せ会議を行い、地域の現状や復興への思いなどを聴き取り、プラン作成に向けた方針整理を行いました。 ・上瀬野地区については、自治会の役員、行政、コンサルの3者で打合せ会議を行い、コンサルの案をもとに検討していくこととしました。 |
14 | 防災出前サロンの開催 各地域の防災士に働きかけて「防災出前サロン」を開催し、防災・減災について気軽に話す機会を設けるなどにより仲間意識の醸成を促し、共助の避難行動等につなげていきます。また、防災士が活動しやすいよう、資料提供や資機材の貸出等について支援します。 |
・高齢者交流サロンなどで活用してもらうよう、防災士による「出前講座」募集のチラシを作成し、福祉センターや公民館等に配架した。また、地域包括支援センターが参加する会議において、このチラシを配布しPRを行いました。 |
15 | 地域防災力の向上 平成30年(2018年)7月の豪雨災害の被災地区の中から、矢野地区及び上瀬野地区をモデル地区に選定し、わがまち防災マップの作成や防災訓練(子どもを対象とした宿泊訓練を含む)の実施、Webカメラの設置や防災リーダーの養成など、防災・減災に向けた取組を推進し、地域防災力の向上を図ります。その成果を踏まえ、他の地区においても取り組みます。 |
・令和元年度に実施したモデル地区におけるこれまでの取組状況をとりまとめました。 ・コロナ禍の影響により、安芸区防災講演会及び防災訓練については中止となりましたが、次の取組については可能な範囲で実施しました。 【実施した取組】 わがまち防災マップの作成支援 (26町内会で完成) 防災リーダーの養成 (14人) 防災研修会の開催 (2か所) 防災ライブカメラの設置 (3か所設置) |
16 | 防災まちづくり活動の促進 平成26年(2014年)8月20日以降に広島市に寄せられた寄附金をもとに設置された「防災まちづくり基金」を活用し、防災研修会の開催やわがまち防災マップの作成支援等を行い、地域の防災まちづくり活動の促進を図ります。 |
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17 | 避難行動要支援者支援事業の推進 避難行動要支援者支援事業に係る同意者リストを避難支援等関係者へ提供し、地域で行われている「支援・見守り活動」との連携を働きかけるなどし、必要に応じ、避難に必要な具体的事項を整理した個別計画の作成を推進します。 |
・5月下旬から避難支援等関係者に最新の同意者リストを順次提供しました。 ・10月以降、中野地区をモデル地区として設定し、避難支援等関係者会議で説明を行うとともに、個別計画作成のための必要な助言を行うなどの支援を行いました。 |
(2)防犯対策の強化
No | 具体的な取組 | 実施状況等 |
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18 | 防犯の取組の推進 市民、事業者及び行政が連携・協働して「減らそう犯罪」区民大会や防犯講習会を開催することなどにより、犯罪の起こりにくい安全なまちづくりに取り組み、安全・安心な地域社会の実現を図ります。 |
・コロナ禍のため、「減らそう犯罪」安芸区民大会は中止としました。 ・10月12日に区内JR駅前で街頭キャンペーンを実施しました。12月の乗り物盗防止キャンペーン及び年末防犯パトロールはコロナ禍のため中止としました。 ・防犯組合やPTA等に、ベスト・帽子・横断旗などの啓発物品の提供を行いました。 |
19 | 交通安全の取組の推進 引き続き、交通安全意識と交通マナーの向上を図るため、交通安全街頭キャンペーンや自転車マナーアップキャンペーンを実施します。 |
・春の全国交通安全運動は、JR海田市駅にて海田町と連携して、街頭キャンペーンを実施予定でしたが、コロナ禍のため中止としました。 その他の交通安全運動期間(3回)においては、街頭キャンペーン等を実施しました。 〔7月13日 JR安芸中野駅、9月23日 JR矢野駅、12月1日 JR瀬野駅〕 ・自転車マナーアップキャンペーン(年2回)については、コロナ禍のため中止としました。 |
健康づくりの増進
No | 具体的な取組 | 実施状況等 |
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20 | 瀬野川健康ウオーキングの開催 豊かな自然を生かして瀬野川河川敷に整備されたウォーキングコースを活用し、ウォーキング大会を年に2回実施し、そのうち1回は海田町と共催することにより、住民の健康を増進し、健康づくり意識の向上を図るとともに、住民同士の交流を促進します。 |
・4月4日開催予定としていた「第7回 春です!瀬野川健康ウオーキング」及び10月3日開催予定としていた「第8回 瀬野川健康ウオーキング(海田町~安芸区)」は、コロナ禍のため中止としましたが、講師によるウオーキング講座を動画撮影し、区のホームページや11月1日号の「区報あき」により紹介を行いました。 ・3月に「瀬野川ウオーキングマップ」の改訂・増刷を行いました。 |
中山間地の活性化
No | 具体的な取組 | 実施状況等 |
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21 | コミュニティ・スクールの活用 阿戸小・中学校の小中一貫校への移行及びコミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)の導入により、9年間の教育に地域住民が積極的に関われるよう支援します。 |
・コロナ禍のため、取組を推進することができませんでしたが、阿戸公民館が小学校と連携したホタルの放流の取組をフェイスブックなどで紹介しました。 |
22 | 旧阿戸保育園を拠点としたにぎわいづくり 阿戸地区において、地域団体の活動をエリアマネジメントの手法を活用して支援することにより、保育園跡施設を活用して現在行っている高齢者交流サロンだけではなく、子ども達の参加を促すことによる地域の連携機能の充実と、UⅠJターン支援窓口の設置や野菜等の特産品の加工・販売といった情報発信機能の強化を図ります。 |
・コロナ禍のため、あと穂育園を閉園することが多かったですが、今後の独立・運営に向けて協議等を行いました。また、浄化槽等の修繕を行いました。 |
23 | 中山間地活性化の担い手の支援 「ひろしま活力農業」経営者育成事業などによる新たな担い手の育成・営農を支援し、就農後、地域との協調した関係を築き、将来的には地域活動への積極的な参画につながるよう、地域活性化の担い手の支援を図ります。 |
・地元調整を行い、就農予定地を決定しました。 |
24 | 里山あーと村ふるさと起こし事業の推進 自然豊かな阿戸地区の市有林と農地を活用した「里山あーと村ふるさと起こし事業」は、定期的な部会活動のほか、住民を対象とした四季折々の農林業体験イベントを協働方式で開催しており、地区内外の住民の交流の場を提供するとともに、阿戸地区の活性化を図ります。 |
・コロナ禍の影響により、一般参加者を募集して行うイベントは全て中止としました。やさいの会ほか6部会の里山の会会員による活動は、年度当初、活動を中止していましたが、緊急事態宣言が解除された5月18日以降は、活動を再開しました。 |
25 | 阿戸地区活性化の取組の推進 平成26年(2014年)・平成27年(2015年)度に実施した地域住民によるワークショップを踏まえて取りまとめた「阿戸地区の新たなまちづくりプラン」に盛り込まれた活性化策の実現に向けて、地元組織と協議をしながら進めていきます。 |
・阿戸町のパンフレット「阿戸町めぐり」をホームページに掲載するとともに、各公民館にあるパンフレットの補充を行いました。 ・まち歩きが中止となったため、魅力あるスポットをフェイスブックで紹介し、阿戸町を訪れるきっかけにつなげることができました(最大約400名の閲覧がありました。)。 |
2.豊かな自然と共存したやすらぎのあるまちづくり
岩滝山や蓮華寺山、鉾取山、絵下山などの山々や瀬野川の水辺などの豊かな自然を保全・活用し、住民が身近に緑や水に親しむことのできる環境づくりに取り組み、豊かな自然と共存したやすらぎのあるまちづくりを進めます。
豊かな自然との共存
(1)自然の保全・活用
No | 具体的な取組 | 実施状況等 |
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26 | 自然保護活動の取組の推進 河川流域の清掃活動、水質浄化活動、自然観察会など自然の大切さを学び、保全する取組やまちの美化・清掃活動、緑化活動などにより、自然環境を大切にし、美しいまちづくりに取り組みます。 |
・コロナ禍のため、地域による活動ができませんでした。 |
27 | 絵下山の活用 矢野地区において、地区で親しまれている絵下山で自然観察会を行ったり、地域住民によるのろしリレーの開催を支援することにより、自然を愛する人材を増やします。 |
・のろしリレー実行委員会の事務局として、イベントの事前準備や運営に携わりました。コロナ禍のため、実施方法や内容について協議を重ね、インターネットを通じたつながりづくりに注力して実施しました。 ・自然観察会については区内公民館と共催し、共同で現地調査や実施計画の策定等の準備を行いましたが、実施日が天候不順のため中止となりました。 ・頂上からの風景をインスタグラムに掲載し、来訪のきっかけを作りました(約800名の高評価)。 |
28 | ホタルの活用 地域団体が開催するホタル鑑賞会や、ホタルの養殖・放流の支援を行うことにより、河川環境を整えます。 |
・「瀬野川ホタル観賞会」及び「ふるさと阿戸 竹あかり&ほたる祭り」については、コロナ禍のため中止となりました。 ・阿戸町の魅力あるスポットの紹介で「ふるさと阿戸 竹あかり&ほたる祭り」を取り上げました(約400名の閲覧がありました。)。 ・瀬野川ホタルの会の活動をPRするために缶バッジを作成し、公民館のホタル講座等で配布しました。 |
(2)やすらぎのある環境づくり
No | 具体的な取組 | 実施状況等 |
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29 | 整備事業により生まれるスペースの有効活用の検討 東広島バイパスの整備やJR海田市駅の高架化に伴い生まれるスペースの有効活用について、事業進捗を踏まえながら検討します。 |
・令和2年度は特段の進捗はありませんでした。 |
30 | 未利用地の活用 耕作放棄地などの未利用地を活用して、地域住民による花壇づくりを始めとした取組を支援することにより、憩いの場づくりにつなげます。 |
・船越広場など、地域住民による花壇づくりにおいて苗などの支援を行いました。また、地域住民が菜園づくりを行っている中野東地区の「大藤きずな広場」について、補助金により支援を行いました。 |
31 | ハイキングコースの整備 安芸区や近隣市町の登山道整備ボランティアと連携しながら、身近にある山々にハイキングコースを整備し、地域の魅力資源として活用することにより、身近な里山として親しみを感じることができるようにします。 |
・矢野地区と海田町・熊野町にまたがる金ケ燈篭山(かながどうろうやま)で、海田町の登山グループ「海田山の会」と共同整備を行いました。令和3年度以降はお互いの年間の活動計画に盛り込み、定期的に情報交換や共同整備を行うこととしました。 ・「市民と市政」やホームページなどを活用し、あきく魅力探見隊の取組の周知を図り、5名の新規隊員が加入しました。 ・登山マップ「あきく魅力の山歩道」の配布の再開や案内板の修理を行いました。 |
3.ふれあいと文化の薫る交流のまちづくり
かつての西国街道沿いの史跡や伝統行事を始めとする歴史・文化資源の保存・活用・継承に取り組みます。また、住民が地域を愛する心を育み、多様性を受け止め、互いに認め合い、交流することができるまちづくりを進めます。
ふるさと魅力活用
(1)西国街道を始めとした史跡の活用
No | 具体的な取組 | 実施状況等 |
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32 | 西国街道の活用 海田町を始めとする近隣の市町と連携しつつ、地域のボランティアガイドと連携しながら、西国街道沿いの史跡を紹介するまち歩きを瀬野、中野、海田、船越・府中の4区間に分けて開催します。 |
・西国街道沿いの史跡を紹介するまち歩き「西国街道を歩こう」については、コロナ禍のため中止となりました。 ・8月1日号の「区報あき」において、西国街道の史跡等の紹介を行い、その魅力について情報発信しました。 |
33 | 歴史資源の活用 西国街道沿い以外の地域においても、地域のボランティアガイドと連携しながら、地域が大切に育み保存してきた歴史的資源(神社仏閣、古民家、無形文化財等)を紹介するまち歩きを開催します。 |
・コロナ禍のため、まち歩きは中止となりましたが、実際にまち歩きで紹介するスポットをフェイスブックで連載により紹介し、地域への関心を高めることができました(最大約700名の閲覧がありました。)。 |
(2)伝統文化の継承
No | 具体的な取組 | 実施状況等 |
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34 | 継承円滑化の支援 各地に伝わる伝統文化について、道具などの修繕・新調の支援をすることにより、継承を円滑にするとともに、より多くの住民に知ってもらうきっかけとします。 |
・矢野地区において、区の魅力と活力向上推進事業補助金を利用して「広島神楽継承事業」及び「矢野頂載の維持保存、運行及び継承事業」の支援を行いました。なお、「矢野頂載の維持保存、運行及び継承事業」は、コロナ禍のため運行が中止となり、補助制度を使った取組は来年度に延期することになりました。 |
35 | 新たな形での伝統文化の継承の促進 担い手不足などの理由により途絶えた又は途絶えそうになっている伝統行事に、地域住民の企画による新たな催しの開催などを支援することにより、新たな形での伝統文化の継承につなげます。 |
・コロナ禍のため、ふなこし秋祭り「鬼フェス2020」は、ネットを活用した「ON LINE 鬼フェス2020」として開催しました。 |
世代間を超えた交流
No | 具体的な取組 | 実施状況等 |
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36 | 子どもと高齢者の交流の促進 地域に古くから伝わる盆踊りなどの行事やしめ縄づくりなどの慣わしの継承活動の継続を支援することにより、子どもと高齢者の交流を促進します。 |
・「協同労働」で運営されている畑賀地区の里山ワッショイにおける三世代交流農業体験の様子をフェイスブックで紹介しました。 |
37 | 幼児から高齢者まで世代を超えた交流の促進 地域住民の企画によるスポーツ交流会や昔遊び、映画鑑賞会などの開催を支援することにより、幼児から高齢者まで幅広い参加の得られる世代を超えた交流を図ります。 |
・「協同労働」で運営されている畑賀地区の里山ワッショイにおける三世代交流農業体験の様子をフェイスブックで紹介しました。 ・「やのみなみ三世代交流マルシェ」において、必要物品(マイク機器、発電機、テント)の貸出など必要に応じて支援を行いました。 |
38 | 親と子どもの交流の促進 交流機会を求める子育て世代が子どもとともに集える拠点施設を、地域団体が確保するのを支援することにより、地域の絆を深めます。 |
・コロナ禍の影響で、安芸親子チャレンジクラブの活動を縮小せざるを得なくなり、補助制度の活用も令和3年度に延期することになりました。 |
39 | 住民の連帯意識の高揚 住民の連帯意識の高揚を図るために、住民総参加の「安芸区民まつり」や、複数競技のスポーツ行事を行います。 |
・「安芸区民まつり」、「区民スポーツ大会」は、コロナ禍の影響により中止となりました。 |
40 | 各種団体への支援 効果的な事例を集めた事例集をコミュニティ交流協議会などの場を活用して紹介するなど、各種団体への支援を継続することにより、多様な社会参加を促します。 |
・区内の全町内会・自治会の区域調査を実施し、各町内会の区域を明確にした区域図を作成しました。 ・3月1日号の「区報あき」において、イラストなどで工夫をこらし、町内会加入促進をテーマに取り上げました。 |
41 | 花と緑と音楽にあふれるまちづくり 安芸区内の花づくり活動を行う団体等の育成・支援を継続したり、隣接する海田町とも連携することにより、活動の輪を広げ、花と緑にあふれるまちづくりを進めます。また、“花と緑“に”音楽“を加え、花と音楽にあふれるまちづくりを安芸区民文化センター主催の「あきクラシックコンサート」等との連携を進めていきます。 |
・公民館と共催し、園芸講座(各館年1~3回)を行いました。 ・花づくり講習会及び、芝桜の植付の開催についてはコロナ禍のため中止としました。 ・中止となった「あきクラシックコンサート」(12月12日~13日開催予定)の会場において、区内幼稚園の園児による花の塗り絵及び寄せ植えの展示しました。 ・「はたか健康塾」(畑賀地区社会福祉協議会主催)の花づくり講習会の様子をフェイスブックで紹介しました。 |
42 | 誰故草(たれゆえそう)の活用 船越地区において、連合町内会、公民館及び各種地域団体等と連携し、旧船越町の町花で住民にも親しまれてきた誰故草の生育・普及を継続することにより、コミュニティの活性化を図ります。 |
・「船越誰故草まつり」は、コロナ禍のため船越公民館で誰故草の展示のみを行いました。 ・誰故草の普及に取り組む市町への視察・交流については、コロナ禍のため中止しました。 ・令和3年度に実施する「船越誰故草まつり」は、「誰故草文芸作品」(短歌・俳句など)の募集を行い、広く地域の方に参加してもらうこととしました。 |
4.東部地域をつなぐ活力とにぎわいのあるまちづくり
隣接する府中町、海田町、熊野町及び坂町を始めとした東部地域との連携を一層促進させ、住民相互の交流や経済面、生活面での結び付きを一層深めることにより、共に活力とにぎわいのあるまちづくりを進めます。
住民相互の交流の促進
No | 具体的な取組 | 実施状況等 |
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43 | 民間レベルの広域連携の検討 行政間の広域連携だけではなく、民間レベルでの広域連携も促進できるよう、例えば、コミュニティ交流協議会レベルの組織での広域連携ができないか検討を行います。 |
・周辺4町の組織を調査した結果、コミュニティ交流協議会に類する組織はありませんでした。このため、広域連携を図ることができる演奏会などのイベントの開催を今後検討します。 |
44 | 安芸区外の大学との連携 広島国際学院大学の閉校が発表されたため、地域と若者の結びつきを保つため、安芸区外の大学との連携を検討します。 |
・コロナ禍のため、着手できませんでした。 |
45 | 民間企業等との連携の推進 様々な経営資源を有する民間企業等と、地域連携協定の締結などを行い、地域社会の発展、地域福祉の向上等に関する取組を推進します。 |
・各地区の郵便局と市政情報の発信や感染症予防の啓発に係る事項について連携項目の拡充を図りました。 ・生協ひろしまについては、相手方が県内全市区町との地域連携協定締結を順次進めているところです。 ・区内の企業訪問については、コロナ禍のためできませんでした。 |
46 | 安芸地区の特産品や食材を活用した地産地消の促進 安芸地区の特産品や食材を活用したレシピを考案するとともに、農産物等のPRなどをイベント等に併せて行い、人々の交流や地産地消の促進に取り組みます。 |
・コロナ禍の影響で、実施できませんでした。 |
47 | 近隣の自治体などとの交流・連携の推進 安芸区民まつりに併せて開催している安芸地区交流まつりなどを開催することにより、近隣の自治体などとの交流・連携を推進します。 |
・同時開催している「区民まつり」の中止に伴い、「安芸地区交流まつり」も中止となりました。 |