2008年漁業センサス結果（概要）

広島市の漁業(2008年漁業センサス結果の概要)

平成20年(2008年)11月1日現在で実施した漁業センサスについて、広島市における調査結果の概要をまとめました。

1　漁業経営体

海面漁業経営体数は、424経営体で前回調査(平成15年(2003年))と比べると、35経営体(7.6%)減少しました。

2　漁業地区別の状況

漁業地区別にみると、広島南が208経営体で最も多く、次いで広島中の109経営体となっており、この2漁業地区で全体の約75%を占めています。

表1　漁業地区別経営体数

漁業地区	平成15年 (2003年)	平成20年 (2008年)	増減率 (%)
総数	459	424	△7.6
矢野	3	6	100.0
船越	10	12	20.0
広島南	241	208	△13.7
広島中	122	109	△10.7
広島西	74	77	4.1
五日市	9	12	33.3

注　「漁業地区」とは、市区町村の区域ごとに、農林水産省が設定したものです。

3　経営体階層別の状況

経営体階層別にみると、海面漁業が80.0%、海面養殖が20.0%の構成割合となっています。
海面漁業では、「1～3トン未満」の動力船使用経営体が169経営体(全経営体数に占める割合39.9%)で最も多くなっています。
海面養殖では、「かき養殖」が70経営体(同16.5%)で最も多くなっています。

表2　経営体階層別経営体数

経営体階層	経営体数 平成15年 (2003年)	経営体数 平成20年 (2008年)	構成比 平成15年 (2003年)	構成比 平成20年 (2008年)	増減率 (%)
総数	459	424	100.0	100.0	△7.6
海面漁業	377	339	82.1	80.0	△10.1
漁船非使用	‐	8	‐	1.9	‐
無動力船使用	3	‐	0.7	‐	‐
船外機付漁船使用	‐	38	‐	9.0	‐
動力船使用(1トン未満)	124	44	27.0	10.4	△64.5
動力船使用(1～3トン)	169	169	36.8	39.9	0.0
動力船使用(3～5トン)	57	44	12.4	10.4	△22.8
動力船使用(5～10トン)	24	33	5.2	7.8	37.5
動力船使用(10～20トン)	‐	3	‐	0.7	‐
動力船使用(20～30トン)	‐	‐	‐	‐	‐
動力船使用(30～50トン)	‐	‐	‐	‐	‐
動力船使用(50トン以上)	‐	‐	‐	‐	‐
小型定置網	‐	‐	‐	‐	‐
地びき網	‐	‐	‐	‐	‐
海面養殖	82	85	17.9	20.0	3.7
ぶり養殖	‐	‐	‐	‐	‐
まだい養殖	‐	‐	‐	‐	‐
ひらめ養殖	‐	‐	‐	‐	‐
その他の魚類養殖	‐	‐	‐	‐	‐
かき養殖	79	70	17.2	16.5	△11.4
くるまえび養殖	‐	‐	‐	‐	‐
わかめ類養殖	2	12	0.4	2.8	500.0
のり養殖	‐	1	‐	0.2	‐
真珠養殖	1	2	0.2	0.5	100.0
その他の養殖	‐	‐	‐	‐	‐

• 注1　漁業経営体階層区分は、「過去1年間に営んだ漁業種類」又は「過去1年間に使用した漁船」によります。
• 注2　「小型定置網」以下については、販売金額1位の漁業種類によって区分しています。

4　その他

この資料の数値は、平成20年(2008年)11月1日現在の市域によるものです。(旧佐伯郡湯来町の区域を含んでいます。)
単位未満は四捨五入したため、総数とその内訳の合計は必ずしも一致しません。

5　PDF版ダウンロード

• 広島市の漁業(2008年漁業センサスの概要) （PDF 158.6KB）