2005年農林業センサス結果（概要）

広島市の農林業（2005年農林業センサスの概要）

平成17年2月1日現在で実施した農林業センサスについて、広島市における調査結果の概要をまとめました。

1　概況

農家数は、7,295戸で前回調査（平成12年）と比べると、959戸（11.6%）減少しました。
林家数は、6,224戸で前回調査（平成12年）と比べると、1,013戸（14.0%）減少しました。

注）林家数については、平成12年（2000年）調査から対象が変更となったため、時系列で比較ができません。

2　行政区別の状況

行政区別にみると、安佐北区が農家数3,004戸、林家数2,694戸数で農家数、林家数ともに最も多く、全体の4割強を占めています。農家数は、安佐南区、佐伯区、安芸区と続き、この4区で全体の9割強を占めており、林家数は、佐伯区、西区、安佐南区と続き、この4区で全体の7割強を占めています。

表1　行政区別農家数及び林家数

農家数（戸）

区分	平成12年 （2000年）	平成17年 （2005年）	構成比 （%）	増加数	増加率 （%）
総数	8,254	7,295	100.0	△959	△11.6
中区	9	10	0.1	1	11.1
東区	372	350	4.8	△22	△5.9
南区	43	34	0.5	△9	△20.9
西区	255	228	3.1	△27	△10.6
安佐南区	1,706	1,528	20.9	△178	△10.4
安佐北区	3,389	3,004	41.2	△385	△11.4
安芸区	935	804	11.0	△131	△14.0
佐伯区	1,545	1,337	18.3	△208	△13.5

林家数（戸）

区分	平成12年 （2000年）	平成17年 （2005年）	構成比 （%）	増加数	増加率 （%）
総数	7,237	6,224	100.0	△1,013	△14.0
中区	531	352	5.7	△179	△33.7
東区	524	384	6.2	△140	△26.7
南区	490	373	6.0	△117	△23.9
西区	754	547	8.8	△207	△27.5
安佐南区	1,110	490	7.9	△620	△55.9
安佐北区	2,360	2,694	43.3	334	14.2
安芸区	491	456	7.3	△35	△7.1
佐伯区	977	928	14.9	△49	△5.0

3　販売目的の農産物作付状況

販売目的の作物の類別に作付農家数をみると、「稲」が1,236戸と最も多く、次いで「野菜類」が1,135戸、「いも類」が286戸となっています。
作付面積をみると、「稲」が405ha（販売目的の全作付面積に占める割合60.2%）で最も多く、以下「野菜類」の210ha（同31.2%）、「花き類・花木」の32ha（同4.8%）と続きます。

表2　販売目的の作物の類別作付（栽培）農家数と作付（栽培）面積

作物の類別	作付（栽培） 農家数（戸）	作付（栽培） 面積（ha）	作付（栽培） 面積の構成比（%）
計	1,744	673	100.0
稲	1,236	405	60.2
麦類	2	x	x
雑穀	23	2	0.3
いも類	286	6	0.9
豆類	142	5	0.7
工芸農作物	27	1	0.1
野菜類	1,135	210	31.2
花き類・花木	221	32	4.8
種苗・苗木類	52	4	0.6
その他の作物	25	x	x

4　林家の保有山林状況

保有山林規模別に林家数をみると、1～3haを保有している林家が4,057戸（林家全体に占める割合65.2%）と最も多く、次いで3～5haを保有している林家が929戸（同14.9%）となっており、この2区分で全体の8割弱を占めています。

表3　保有山林規模別林家状況

	総数	1～ 3ha	3～ 5ha	5～ 10ha	10～ 20ha	20～ 30ha	30～ 50ha	50～ 100ha	100ha 以上
林家数 （戸）	6,224	4,057	929	738	317	92	56	21	14
構成比 （%）	100.0	65.2	14.9	11.9	5.1	1.5	0.9	0.3	0.2

5　その他

この資料の数値は、平成17年（2005年）2月1日現在の市域によるものです。
単位未満は四捨五入したため、総数とその内訳の合計は必ずしも一致しません。

6　PDF版ダウンロード

• 広島市の農林業（2005年農林業センサスの概要） （PDF 161.6KB）