令和7年度夏の食中毒予防期間実施結果
例年、夏期には、カンピロバクター等を原因とする細菌性食中毒が多発します。そこで、広島市では、食中毒など食品による事故を未然に防止し、食品衛生の向上を図ることを目的に、6月1日(日曜)から9月30日(火曜)までの4か月間を「夏の食中毒予防期間」とし、事業者及び消費者に対する食中毒予防の普及・啓発事業を実施しましたので、結果をお知らせいたします。
1 監視指導件数
夏期に多発する腸管出血性大腸菌やカンピロバクター等による食中毒の原因施設となる頻度が高い施設を中心に立入検査を行い、必要に応じて啓発用リーフレット等を活用し指導を行いました。また、7月1日(火曜)に、9施設の大規模小売店への一斉監視を行いました。
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業種 |
監視件数 |
|---|---|
| 飲食店営業 |
2,817 |
| 製造業 |
849 |
| その他(届出業種を含む) |
1,803 |
計 5,469
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業種 |
監視件数 |
|---|---|
| 仕出し・弁当店(再掲含む) |
151 |
| 旅館(再掲含む) |
54 |
| 給食施設(再掲含む) |
61 |
2 検査の状況
市内で製造又は販売されている食品246検体について、食中毒細菌等の微生物、食品添加物等を検査した結果、違反はありませんでした。
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食品等分類 |
検体数 |
違反検体数 |
|---|---|---|
| 魚介類・その加工品 | 46 | 0 |
| 肉・卵・その加工品 | 38 | 0 |
| 農産物・その加工品 | 50 | 0 |
| 乳・乳製品 | 3 | 0 |
| 菓子類 |
19 |
0 |
| その他 | 90 | 0 |
計 検体数:246 違反検体数:0
3 食品衛生講習会実施状況
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対象 |
回数 |
対象人数 |
|---|---|---|
| 食品関係事業者 | 14回 | 378名 |
| 消費者 | 7回 | 703名 |
4 広報及び啓発活動状況
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普及啓発行事の事業 |
実施月日・場所 |
内容 |
|---|---|---|
| マツダスタジアム食中毒予防啓発 |
6月~(夏の食中毒予防期間中のプロ野球開催日) MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 |
大型ビジョンに食中毒予防の静止画の投影及び場内アナウンス |
| デジタルサイネージ |
5月16日(金曜)~7月15日(火曜)
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カンピロバクター食中毒予防啓発 |
| 7月16日(水曜)~8月15日(金曜) 市内4か所(わが街NAVI) |
アニサキス食中毒予防啓発 | |
| 8月16日(土曜)~9月15日(月曜) 市内4か所(わが街NAVI) |
HACCPに沿った衛生管理の周知 | |
| 食品安全情報センターニュース情報配信 | 6月 1件 8月 1件 9月 1件 |
「ノロウイルス食中毒にご注意ください!」 「カンピロバクター食中毒が多発しています」 「ウエルシュ菌食中毒に注意!」 |
| 広島市テレビ広報番組「馬場のぶえのひろしま脳トレ」の放映 |
6月22日(日曜) |
カンピロバクター食中毒予防啓発 |
| 広報紙「市民と市政」への記事掲載 | 6月1日(日曜) | カンピロバクター食中毒予防啓発 |
| 食中毒予防啓発パレード | 8月1日(金曜) 広島市本通商店街 |
食中毒予防啓発 |
4 食中毒の発生状況
夏の食中毒予防期間中に食中毒事件の発生はありませんでした。
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