衛研ニュース 広島市内河川のマイクロプラスチック実態調査

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ページ番号1048496  更新日 2026年3月6日

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広島市衛生研究所では、陸域から海域へ流出するマイクロプラスチックの分布実態を把握するため、2024年11月に太田川、八幡川及び瀬野川の3河川でマイクロプラスチックの調査を行いました。

調査地点

戸坂上水道取水口(太田川)、美鈴橋(八幡川)、才の瀬橋(瀬野川)

地図
図1 調査地点

調査方法

河川・湖沼マイクロプラスチック調査ガイドライン(令和6年3月環境省)に準じて、プランクトンネットを用いて漂流するマイクロプラスチックを採取し、プラスチックの種類、形状、色、個数密度※を分析しました。
※個数密度とは河川水域内おける1立方メートル(m3)あたりのマイクロプラスチックの個数で、地点ごとの比較に用いられます。

プランクトンネット
写真1 プランクトンネット
マイクロプラスチック採取風景
写真2 マイクロプラスチック採取風景

調査結果

戸坂上水道取水口(太田川)では0.13個/m3、美鈴橋(八幡川)では0.48個/m3及び才の瀬橋(瀬野川)では0.07個/m3のマイクロプラスチックが見つかりました。これは、環境省が令和3年度に行った全国10河川の調査結果(0.29~9.19個/m3)より低い傾向でした。

 

表1 マイクロプラスチック調査結果

調査地点

個数密度

プラスチックの種別及び個数

形状/色/長径

戸坂上水道取水口
(太田川)

0.13 個/m3

ポリエチレン1個

フィルム/青/2.1mm

ポリエチレンテレフタレート1個

繊維状/黒/3.8mm

美鈴橋(八幡川)

0.48 個/m3

ポリプロピレン5個

フィルム/黒/2.5mm

フィルム/黒/1.5mm

フィルム/黒/1.4mm

フィルム/緑/3.5mm

フィルム/青/2.1mm

ポリエチレン 1個

フラグメント/青/1.0mm

エチレンプロピレンジエンゴム1個

フラグメント/青/1.4mm

才の瀬橋(瀬野川)

0.07個/m3

エチレンプロピレンジエンゴム1個

繊維状/黒/1.2mm

 

戸坂上水道取水口(太田川)で採取されたマイクロプラスチック
写真3 戸坂上水道取水口(太田川)で採取されたマイクロプラスチック
才の瀬橋(瀬野川)で採取されたマイクロプラスチック
写真4 才の瀬橋(瀬野川)で採取されたマイクロプラスチック

参考

環境省が令和3年度に実施した全国10箇所の河川におけるマイクロプラスチック調査結果はこちらからご覧ください。

このページに関するお問い合わせ

健康福祉局衛生研究所 環境科学部
〒733-8650 広島市西区商工センター四丁目1番2号
電話:082-277-6999(環境科学部) ファクス:082-277-0410
[email protected]