広島市景観計画の改定
広島市景観計画の改定等を行い、令和4年1月4日から施行
平和記念資料館本館、原爆死没者慰霊碑(広島平和都市記念碑)、原爆ドームは、東西に走る平和大通りに直交するように南北方向に配置されており、この原爆ドームを貫く南北の軸線を見通す景観は、平和都市広島を象徴する景観として、次世代に引き継ぐべき大切な存在です。
このため本市では、視点場である平和記念資料館本館下から原爆死没者慰霊碑と原爆ドームを眺めた時に、原爆ドームの背景に建築物などが何も見えないような環境を「目指すべき姿」としました。

(南北軸線上の眺望景観の原爆ドームの背景として大切にすべき範囲内において、建築物等が何も見えない姿。植栽により一部の建築物等を遮蔽したもの。)
この「目指すべき姿」を実現するため、広島市景観計画に原爆ドーム北側眺望景観保全エリアを定め、このエリアにおいて建築物及び工作物を対象に、視点場からの距離に応じた斜線状の高さ制限(標高)等を行うとともに、原爆ドームの背景となる阿武山においては、目指すべき姿に影響を及ぼす建築物等の建設・設置の制限等を行っています。



令和4年1月4日から施行している広島市景観計画及び広島市景観条例施行規則、取組の趣旨や制度内容等については以下のページをご覧ください。
関連情報
- 広島市景観審議会の審議状況
- 「原爆ドーム及び平和記念公園周辺の眺望景観における南北軸線上の眺望景観の目指すべき姿を実現するための具体的方策について」の策定
- 「原爆ドーム及び平和記念公園周辺の眺望景観のあり方」の策定
- 禁止地域
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