広島平和記念資料館展示整備等基本計画 概要

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ページ番号1028411  更新日 2025年2月16日

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広島平和記念資料館は開館から50年以上が経過し、本館の老朽化が進んでいることや、被爆の実相をより分かりやすく伝えるための展示構成とすること、また、被爆者が高齢化していく中で、どのように被爆体験を継承・伝承していくかが大きな課題となっています。
こうしたことから、平成19年(2007年)1月に建物改修や展示整備の今後のあり方を方向付けた「広島平和記念資料館更新計画」を策定し、これを具体化するための「広島平和記念資料館展示整備等基本計画」を策定しました。

「広島平和記念資料館展示整備等基本計画」の概要

  1. 建物改修
    国の重要文化財である本館は、建物の外観や主要な躯体部を保存しつつ、耐震補強に係る工事等を行うとともに、観覧動線を見直し東館にエスカレーターの設置などの施設整備を行います。
  2. 展示整備
    常設展示の構成は、「導入展示」、「被爆の実相」、「核兵器の危険性」、「広島の歩み」の4つの展示ゾーンとします。このうち本館の「被爆の実相」を中心的な展示と位置づけ、人間の被害により重点を置き、十分時間をかけて観覧できるよう整備します。
    また、入館者の観覧後の心情に配慮した空間を整備します。
  3. 管理運営
    資料・情報の収集、情報発信・提供機能などについて一層の充実・強化を図るとともに、専門職員等による調査研究、人材育成機能の充実を図ります。
  4. 被爆体験証言活動
    新たな被爆体験証言者の発掘、被爆体験証言時における介助等の支援策、被爆体験のない人により継承・伝承していくための方策の拡充等に取り組みます。

目次

第1章 計画の概要

  1. 計画策定の趣旨
  2. 計画の構成

第2章 建物改修

  1. 建物の現況
  2. 建物改修の概要

第3章 展示整備

  1. 展示整備の目標と検討項目
  2. 展示構成
  3. 各ゾーンの整備方針と展示内容
  4. 配置計画と観覧動線計画
  5. 個別の課題への対応
  6. 展示手法
  7. 展示整備イメージ

第4章 管理運営

  1. 管理運営の指針
  2. 資料・情報収集、情報発信・提供機能の充実
  3. 調査研究・人材育成機能の充実
  4. 平和に関する博物館などとの連携・交流
  5. 資料保存・管理のための施設整備
  6. 来館者サービスの向上

第5章 被爆体験証言活動

  1. 被爆体験証言活動の現状
  2. 証言活動の今後の取組

第6章 概算事業費と整備スケジュール

  1. 概算事業費
  2. 整備スケジュール

資料編

  1. 経緯等
  2. 資料

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このページに関するお問い合わせ先

市民局 国際平和推進部 平和推進課 被爆体験継承担当
電話:082-242-7831/ファクス:082-242-7452
メールアドレス:[email protected]

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このページに関するお問い合わせ

市民局国際平和推進部 平和推進課
〒730-8586 広島市中区国泰寺町一丁目6番34号
電話:082-504-2898(代表) ファクス:082-504-2986
[email protected]