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麻しん(はしか)風しんの予防接種を受けましょう!

ページ番号:0000002936 更新日:2024年4月1日更新 印刷ページ表示

重要なお知らせ

海外で麻しん(はしか)が発生しています!

 海外で麻しん(はしか)が流行しており、世界的に麻しんの報告が多い東南アジア地域に加え、ヨーロッパ地域で急増しています。

 海外渡航する際には、事前に予防接種歴を確認し、2回接種をしていない方はワクチン接種を検討しましょう。

1 麻しんはどんな病気?

 麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる感染症として知られています。感染すると、約10~12日後に、発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。38度前後の発熱が2~4日間続いた後、39.5度以上の高熱と発疹が出現します。

 肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎を発症すると言われています。その他、10万人に1人程度と頻度は高くないものの、麻しんウイルスに感染後、特に学童期に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる中枢神経疾患を発症することもあります。

 麻しんウイルスは、空気感染飛沫感染(くしゃみ等のしぶき)・接触感染によってヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強く、免疫を持ってない人が感染するとほぼ100%発症します。一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われていますが、今でも特効薬はなく、発症したら1,000人に1人が亡くなる病気です。

2 麻しんを予防するには?

  • 麻しん(はしか)を予防するには予防接種が有効です!
無料接種の対象者

1歳児と小学校就学前の1年間(年長児)の方

※ 無料接種の対象者だけではなく、医療・教育関係者、海外渡航を計画している方などは、母子健康手帳等で麻しんの予防接種歴を確認し、2回接種を受けていない場合は予防接種を受けましょう。

3 発しん、発熱などの麻しんの症状がある場合

  • 麻しんが疑われる症状(発熱や咳、鼻水、目の充血、発しん等)がある場合は、事前にかかりつけ医や医療機関に電話連絡した上で受診してください。
  • 医療機関へ移動される際は、周囲の方への感染を防ぐためにもマスクを着用し、公共交通機関の利用を可能な限り避けてください。また、登園・登校、出社等は控えてください。

令和7年4月に小学1年生になるお子様は、麻しん(はしか)風しんの予防接種を受けましょう!

 令和7年4月に小学校1年生になるお子様(令和6年度 年長の方)は、令和7年3月31日までは麻しん風しん予防接種の接種費用が無料です。
 令和7年4月1日以降に予防接種を受けられる場合は、予防接種にかかる費用が全額自己負担となります。また、予防接種によって引き起こされた副反応により健康被害が生じた場合の補償についても、予防接種法に基づく補償が受けられなくなります。
 

令和6年度の無料接種の対象者

麻しん風しん予防接種の対象者

1期

生後12か月~生後24か月に至るまで
(1歳の誕生日前日から2歳の誕生日の前日まで)

接種券は母子健康手帳別冊にあります。

2期

平成30年4月2日~平成31年4月1日生まれの人

接種期間:令和6年4月1日~令和7年3月31日まで

接種券は母子健康手帳別冊にあります。

接種を受けるところ

広島市内及び安芸郡内の医療機関(事前に予約が必要な場合があります)

接種時に医療機関に持って行くもの

  • 母子健康手帳
  • 母子健康手帳別冊の予防接種券
  • 年齢・住所の確認できるもの(健康保険証など)

その他注意点

お子様の健康状態のよいときに接種を受けてください。

小学校入学準備に2回目の麻しん風しんワクチンを!

麻しん(はしか)、風しんってどんな病気なの?

 ウイルスに感染した後、約10~12日間の無症状の期間(潜伏期)を経て、熱・せき・鼻水などの症状が出はじめます。数日すると、首筋・顔から赤い発しん(ぶつぶつ)が出始め、熱も高熱となり、発しんは全身に広がります。38~39℃台の熱は1週間から10日程度続くことがあります。とてもうつりやすく、免疫がないと大人でもかかります。
 麻しん(はしか)にかかると肺炎や脳炎を引き起こすことがあり、1000人に1人程度の割合で命を落とすことがあります。さらに、10年ほどしてから、「亜急性硬化性全脳炎」という重い脳炎が10万人に1人の割合で発生することがあります。
 風しんも、発熱と全身に発しんがでる感染症です。症状は麻しん(はしか)より軽いですが、妊婦さんが妊娠初期にかかると、おなかの中の赤ちゃんが感染し、心臓の病気になったり、目や耳に障害を生じたりすることがあります。この病気を「先天性風しん症候群」と言います。

麻しん(はしか)や風しんは予防することができるの?

 麻しん(はしか)・風しんの予防は予防接種を受けること!
 現在は、麻しん(はしか)と風しんの両方を予防する麻しん風しん混合ワクチンがあります。
 1人1人が確実に、麻しん(はしか)にかからないようにするためには、2回の接種を受けることが大切です。
 また、進学や就職、修学旅行の際、予防接種を受けていることが条件になることがあります。

 麻しん(はしか)・風しん予防接種説明書(第1期・第2期)予診票[PDFファイル/3.7MB]

 

各区の保健センターの所在地と連絡先

名称

所在地

電話番号

中保健センター地域支えあい課(中区地域福祉センター内) 中区大手町4-1-1 082-504-2528
東保健センター地域支えあい課(東区総合福祉センター内) 東区東蟹屋町9-34 082-568-7729
南保健センター地域支えあい課(南区役所別館内) 南区皆実町1-4-46 082-250-4108
西保健センター地域支えあい課(西区地域福祉センター内) 西区福島町2-24-1 082-294-6235
安佐南保健センター地域支えあい課(安佐南区総合福祉センター内) 安佐南区中須1-38-13 082-831-4942
安佐北保健センター地域支えあい課(安佐北区総合福祉センター内) 安佐北区可部3-19-22 082-819-0586
安芸保健センター地域支えあい課(安芸区総合福祉センター内) 安芸区船越南3-2-16 082-821-2809
佐伯保健センター地域支えあい課(佐伯区役所別館) 佐伯区海老園1-4-5 082-943-9731

医療機関での予防接種には事前に予約が必要な場合があります。あらかじめ医療機関へ電話で確認のうえ、接種を受けてください。
また、以下の「広島県救急医療ネット」のホームページで予防接種を実施している医療機関を検索することができます。

※医療機関の情報は、医療情報ネット<外部リンク>のホームページで検索できます。​

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