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救急医療コントロール機能の運営 ~救急医療の新たな取り組み~

ページ番号:0000014620 更新日:2019年10月21日更新 印刷ページ表示

救急隊の写真 救急車の出動件数が増加 し、患者さんの受け入れ医療機関が決まるまでに時間がかかる事例が増えています。

 いざという時に皆さんが安心して医療を受けることができるよう、市は新たな取り組み=救急医療コントロール機能の運営を始めています。

受け入れ先が決まるまでに時間がかかる事例が増加

 救急車は、119番通報を受けるとすぐに現場に急行します。緊急の治療が必要な場合は、患者さんを治療することが可能な医療機関に連絡し、速やかに搬送します。命に関わるけがや病気の場合は、時間の経過が命取りになる場合もあるからです。

 休日や夜間の場合、市内の医療機関が交代(輪番)で診療することになっていますが、救急搬送件数の増加により、満床や診療中などの理由で患者さんを受け入れることが困難な場合が増えています。

 患者さんに迅速に治療を受けてもらうため、市は新たな救急医療体制の運営を始めています。

 受け入れ先が決まらない時は、一旦初期治療を行ってから転院

 従来は、受け入れ可能な医療機関を探すのに、救急車から複数の医療機関に何度も連絡をし、そのために時間を要する場合もありました。
 救急医療コントロール機能では、おおむね3カ所の医療機関に連絡して受け入れ先が決まらない場合、一旦、広島市民病院で初期治療を行い※、病状が安定した時点で、他の適切な医療機関に転院することになります。当面、内科と脳神経外科の患者さんを対象としています。
 緊急の患者さんを1分でも早く助けるため、救急医療コントロール機能の運営にご理解とご協力をお願いします。

 ※ 処置中や満床などの理由で受け入れできない場合もあります。

ここが変わった 広島市の救急医療

ここが変わった広島市の救急医療の画像

数字で見る救急医療の実態

平成23年中 52,616件 (平成14年中 37,790件)

平成23年中 35.1分 (平成14年中 24.9分)

市消防局管内で救急車が出動した件数。

 1日平均約144件、約10分に1回の割合で出動したことになります。10年前と比べて約15,000件も増えています。

救急車が出動して患者さんを医療機関へ搬送するまでにかかった平均時間。

 救急隊は現場到着後、救急車に患者さんを運び入れ、受け入れ可能で現場から近い医療機関を見つけるために受入交渉を行います。受け入れ先がなかなか決まらないと、現場滞在時間は長くなり、医療機関までの距離も遠くなっていきます。

このページに関するお問い合わせ先

健康福祉局 保健部 医療政策課 地域医療係
電話:082-504-2178/Fax:082-504-2258
メールアドレス:healthed@city.hiroshima.lg.jp