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河川の種別と管理区分について
河川の種別
一級河川
国土保全または国民経済上特に重要な水系で、政令で指定したものに係る河川で国土交通大臣が指定したものをいいます。(河川法第4条)
二級河川
一級河川以外の水系で、公共の利害に重要な関係があるものに係る河川で都道府県知事が指定したものをいいます。(河川法第5条)
準用河川
一級河川及び二級河川以外の河川で、地域の生活河川として治水対策、都市環境及び生活環境の保全上重要な役割を果たしており、その地域的な性格から市町村長が指定し管理を行っているものをいいます。(河川法第100条)
その管理については、河川法の二級河川の規定が準用されます。
普通河川
河川法の適用または準用を受けない河川で、下水道法に規定する公共下水道や農業用水路以外のものをいいます。
したがって、普通河川とは河川法上の河川には該当しません。
河川の管理区分
広島市内を流れる河川には、国が管理している一級河川、県が管理している一級河川(指定区間)及び二級河川、そして市が管理している準用河川及び普通河川があります。
管理区分 | 種別 | 河川数 | 延長(km) | 主な河川名 |
---|---|---|---|---|
国 | 一級河川 | 8 | 90.2 | 太田川、天満川、元安川 ほか |
県 | 一級河川(指定区間) | 42 | 191.9 | 京橋川、猿猴川 ほか |
二級河川 | 10 | 70.1 | 瀬野川、八幡川、岡の下川 ほか | |
市 | 準用河川 | 5 | 6.3 | 堀川、寺山川、岩上川、榎山川、中道川 |
普通河川 | 655 | 541.1 | 青原川、大槌川 ほか | |
計 | 720 | 899.6 |