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第11回緑のカーテンコンクール受賞一覧(学校の部)

ページ番号:0000124604 更新日:2020年2月24日更新 印刷ページ表示

第11回緑のカーテンコンクール受賞一覧(学校の部)

平成31年度に実施した「第11回緑のカーテンコンクール」の受賞作品(学校の部)をご紹介します。
 皆さんの緑のカーテンづくりに、ぜひ参考にしてみてください。

 

最優秀賞

広島市立中野東小学校 様

<緑のカーテンデータ>カーテン歴12年

中野東小学校様1  中野東小学校2

  • 育てた植物:オーシャンブルー50株、ゴーヤ・フウセンカズラ2株、稲150株、ブドウ・様々な草花約100株
  • 場所:中野東小学校の学校園の給食室前、南向き
  • 大きさ:幅約42メートル×高さ約18メートル
  • 育成に関わった人数:80人

<快適度・経済効果>

  • 緑のカーテンの効果により、涼しいと感じます。

<地域交流などの効果>

  • 緑のカーテンが緑化活動の中心的な存在になっています。
  • 中野東小学校のシンボル的景観で、憩いの空間になっています。
  • 栽培活動と環境学習と結びつけ、主体的な学びを行っています。
  • 地域に愛される緑のカーテンになってきています。

<工夫した点・苦労した点・失敗した点>

 緑のカーテンの植栽活動を実施して12年目になります。そのため、オーシャンブルーの老朽化が激しく、今年も新しい苗を植え替え、整備を行いました。8月は記録的高温で、栽培活動が滞りがちになり、苦労したことが多かったです。「緑のカーテンは地球を救うか」をテーマに地球温暖化対策などの環境教育を行い、また、総合的な学習の時間では、「緑のカーテンプロジェクト」として様々な発見を生かした緑化教育を行うことができました。

<感想>

 昨年は、西日本豪雨の被災地になり、緑のカーテンを育てる活動だけでなく、地域のシンブル的な存在になるよう、周りの環境も整え、また、大きく育つよう世話をしました。災害や台風に耐え続け、大きく育っている姿に勇気づけられた方もおられ、今年は既に4階の屋上までつるを伸ばすことができました。

<来年はどのようなカーテンを育ててみたいですか?>

 今年は、給食調理室前にもゴーヤとフウセンカズラの緑のカーテンを育てました。学校内外の様々な場所にも設置ができるように緑のカーテンを広めていきたいと思います。

◆審査員コメント◆

 育成規模が大きく緑量がある上、展葉の状況も良い点や、具体的な学習教材としても活用しており、取組効果が高い点を評価しました。

 

優秀賞

広島市立口田中学校科学部 様

<緑のカーテンデータ>カーテン歴5年

口田中学校科学部様1  口田中学校科学部様2

  • 育てた植物:オーシャンブルー60株、フウセンカズラ30株、ゴーヤ10株、キュウリ10株
  • 場所:口田中学校校舎の壁、南東向き、南西向き
  • 大きさ:幅約40メートル×高さ約14メートル
  • 育成に関わった人数:約15人

<快適度・経済効果>

 普通教室にはエアコンがあるので、実感はほとんどないが、エアコンのない理科室の午後は日ざしを防ぐことができました。

<地域交流などの効果>

 ハッピーロード口田の方やPTAの花いっぱい運動の方に、フウセンカズラ・ゴーヤ・アサガオの苗を配りました。

<工夫した点・苦労した点・失敗した点>

 昨年と今年の部費を使って、散水タイマーを導入しました。ホース、ジョイントなど本体以外の部品に費用がかかった。ネットを4階の天井近くまで継ぎ足したが、百均の商品が品薄で、百均を20軒近く回って買い求めることになりました。ネットの固定をロープから針金に換えたので、頑丈になりました。 

<感想>

 暖冬のため寒さによる苗のダメージがなかったので、生育が早かった。6月になっても雨が少なく、下葉がずいぶん落ちた。散水タイマーを設置してから、水やりの手間が省けるようになったが、1つの栓から多くのプランターに水を撒くので、ノズルによって水の出方がまちまちで、水が足りているのか不安もあった。

<来年はどのようなカーテンを育ててみたいですか?>

 ゴーヤ、キュウリ、インゲンなど、いろいろな野菜の収穫を楽しみたい。緑のカーテンの存在が生徒に認知されているだけでなく、学校の自慢の1つに挙げられるようになりたいです。

◆審査員コメント◆

 規模が大きく、迫力がある点や、収穫物は地域活動にも活用されており、地域交流の一助にもなっている点を評価しました。

 

優良賞

広島市立落合中学校 様

<緑のカーテンデータ>カーテン歴8年

広島市立落合中学校様1  広島市立落合中学校様2

  • 育てた植物:ゴーヤ30株、オーシャンブルー5株、フウセンカズラ多数、かぼちゃ2株
  • 場所:落合中学校校庭のフェンス、南向き
  • 大きさ:幅約20メートル×高さ約5メートル
  • 育成に関わった人数:5人

<快適度・経済効果>

  • 職員室前のフェンスのため、この猛暑の夏も冷房を26度~28度の設定で十分乗り切れました。

<工夫した点・苦労した点・失敗した点>

  • 少雨のため夏休み中の水分管理が不十分でした。
  • かぼちゃが雄花ばかりで受粉がうまくできなかったので実が少なかった。
  • 沖縄ヘチマの種も試したけれど発芽後、雨不足で成長しなかった。

<感想>

  • ほとんど前々年度よりの自然落下の種、茎などでそだちました。そのため、費用はあまりかかってはいません。しかし、今年の高温で少雨のため、思うほど成長ができなかったです。

<来年はどのようなカーテンを育ててみたいですか?>

  • ポップ、つる性の豆類、スイカなどに挑戦したいです。 
  • ひょうたん、へちまは実証済みです。

◆審査員コメント◆

 経費をほとんどかけずに、大きな規模のカーテンを育成している点や、緑のカーテンの規模も大きい点を評価しました。