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令和4年就業構造基本調査結果(概要)

ページ番号:0000353840 更新日:2023年10月5日更新 印刷ページ表示

広島市の就業構造(令和4年就業構造基本調査結果の概要)

 令和4年(2022年)10月1日現在で実施した就業構造基本調査について、広島市における調査結果の概要をまとめました。

1 有業者数と無業者数

 15歳以上人口103万4,800人に対し、有業者数は65万4,600人で、無業者数は38万200人となっており、平成29年の前回調査と比べ、有業者数が増加し、無業者数が減少しています。
 また、15歳以上人口に占める有業者数の割合(有業率)は、63.3%となっており、前回調査から1.5ポイント増加しています。

有業者:ふだん収入を得ることを目的として仕事をしている者(無給で自家営業に従事する家族も含む。)
無業者:ふだん全く仕事をしていない者及び臨時的にしか仕事をしていない者

表1 男女別15歳以上人口,有業者数,無業者数及び有業率
区分 令和4年 平成29年 増減
15歳以上人口(人) 有業率
(%)
15歳以上人口(人) 有業率
(%)
15歳以上人口(人) 有業率
(%)
総数 有業者数 無業者数 総数 有業者数 無業者数 総数 有業者数 無業者数
総数 1,034,800​ 654,600 ​380,200 ​63.3 ​1,027,800 ​635,400 ​392,400 ​61.8 ​7,000 ​19,200 ​△12,200 ​1.5
494,300 ​353,700 ​140,600 ​71.6 ​490,800 ​349,600 ​141,100 ​71.2 ​3,500 ​4,100 ​△500 ​0.4
​540,500 ​300,900 ​239,600 ​55.7 ​537,100 ​285,800 ​251,300 ​53.2 ​3,400 ​15,100 ​△11,700 ​2.5


 男性の有業率は、平成29年の前回調査と比べ、特に40~44歳及び65歳以上の階級で上昇しています。また、女性の有業率は、75歳以上を除く全ての階級で上昇し、M字カーブの底が浅くなっています。(図1)

図1 年齢階級別有業率(%)
有業者数と無業者数の画像1

 
 平成4年からの有業者数は、概ね横ばいで推移してきましたが、前回調査から増加に転じました。一方、増加傾向で推移してきた無業者数は、前回調査から減少に転じました。(図2)

図2 有業者数及び無業者数の推移(人)
有業者数と無業者数の画像2

2 雇用形態

 有業者の内訳を主な産業別にみると、「卸売業,小売業」に従事する者が11万1,600人(全産業の17.0%)と最も多く、「農林,漁業」が5,700人(全産業の0.9%)と最も少なくなっています。
 また、役員を除く雇用者について、正規・非正規別の職員・従業員の割合をみると、「建設業」、「製造業」、「情報通信業」、「金融業、保険業」で正規職員・従業員の割合が80%台と高くなっており、反対に、「宿泊業,飲食サービス業」では非正規職員・従業員の占める割合が84.1%と高くなっています。(表2)​

表2 主な産業別従業上の地位,雇用形態(人)
区分 総数 自営業主 家族従業者 雇用者
総数 うち正規の
職員・従業員
うち非正規の
職員・従業員
農林,漁業 5,700 1,700 1,400 2,700 1,400 800
建設業 48,000 6,300 1,500 40,100 28,900 6,100
製造業 97,500 2,300 100 95,000 73,100 17,900
情報通信業 21,000 800 - 20,200 16,800 2,500
運輸業,郵便業 36,200 2,400 300 33,600 22,400 9,200
卸売業,小売業 111,600 3,500 800 107,300 47,600 53,200
金融業,保険業 17,700 700 - 17,000 13,100 2,600
不動産業,物品賃貸業 18,700 2,000 900 15,800 7,200 4,200
学術研究,専門・技術サービス業 29,900 4,800 500 24,600 17,200 4,800
宿泊業,飲食サービス業 32,500 3,100 1,300 28,100 4,400 23,200
生活関連サービス業,娯楽業 19,800 2,900 400 16,500 6,700 8,800
教育,学習支援業 33,000 2,600 - 30,400 16,300 13,600
医療,福祉 94,800 3,000 1,600 90,200 55,700 32,000
サービス業(他に分類されないもの) 41,800 3,200 200 38,300 16,800 19,300
割合(%)
区分 総数 自営業主 家族従業者 雇用者
総数 ※うち正規の
職員・従業員
※うち非正規の
職員・従業員
農林,漁業(0.9) 100.0 29.8 24.6 47.4 63.6 36.4
建設業(7.3) 100.0 13.1 3.1 83.5 82.6 17.4
製造業(14.9) 100.0 2.4 0.1 97.4 80.3 19.7
情報通信業(3.2) 100.0 3.8 - 96.2 87.0 13.0
運輸業,郵便業(5.5) 100.0 6.6 0.8 92.8 70.9 29.1
卸売業,小売業(17.0) 100.0 3.1 0.7 96.1 47.2 52.8
金融業,保険業(2.7) 100.0 4.0 - 96.0 83.4 16.6
不動産業,物品賃貸業(2.9) 100.0 10.7 4.8 84.5 63.2 36.8
学術研究,専門・技術サービス業(4.6) 100.0 16.1 1.7 82.3 78.2 21.8
宿泊業,飲食サービス業(5.0) 100.0 9.5 4.0 86.5 15.9 84.1
生活関連サービス業,娯楽業(3.0) 100.0 14.6 2.0 83.3 43.2 56.8
教育,学習支援業(5.0) 100.0 7.9 - 92.1 54.5 45.5
医療,福祉(14.5) 100.0 3.2 1.7 95.1 63.5 36.5
サービス業(他に分類されないもの)(6.4) 100.0 7.7 0.5 91.6 46.5 53.5

( )内の数値は,全産業に占める割合
※会社などの役員を除く割合

3 高年齢者の就業

 60~64歳の年齢階級における有業率をみると、男女総数では73.5%と半数以上が就業しており、内訳では男性が82.9%、女性が64.5%となっています。(表3)

表3 男女,年齢階級別55歳以上人口及び有業者数
区分 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70~74歳 75歳以上
総数(人) 総数 74,800 66,000 64,100 81,000 164,300
36,800 32,200 30,600 37,600 64,900
38,000 33,800 33,400 43,300 99,300
有業者数(人) 総数 62,900 48,500 32,400 26,000 16,600
34,400 26,700 18,700 15,400 9,900
28,500 21,800 13,700 10,600 6,700
有業率(%) 総数 84.1 73.5 50.5 32.1 10.1
93.5 82.9 61.1 41.0 15.3
75.0 64.5 41.0 24.5 6.7


 また、年齢階級が上がるとともに有業者数が減少し、無業者数が増加していますが、74歳までは、一定割合(6%~9%)の無業者が就業を希望しています。
 なお、有業者数と就業を希望する無業者数を合わせると、69歳までは全体の半数以上を占めています。(図3)

図3 年齢階級,就業状態,就業希望の有無別55歳以上人口の割合
高年齢者の就業の画像

4 育児と就業

 15歳以上人口のうち、育児をしている者は総数で10万6,000人(全体の10.2%)、うち男性は5万1,000人(全体の10.3%)、女性は5万5,000人(全体の10.2%)となっています。(表4)

育児をしている:小学校入学前の未就学児を対象とした育児をいい、「乳幼児の世話や見守り」や「乳児のおむつの取替え」及び「就学前の子供の保護者会への出席」等のようなことを指す。ただし、孫、おい・めい、弟妹の世話などはこれに含まない。

表4 男女,就業状態,従業上の地位,年齢階級別育児をしている者(15歳以上人口)
区分 15歳以上人口総数 育児をしている者 育児休業制度の
利用あり
総数 15~24歳 25~29歳 30~34歳 35~39歳 40~44歳 45~49歳 50歳以上 利用者
総数
割合
(%)
総数(人) 1,034,800 106,000 900 11,300 24,200 34,500 30,100 3,400 1,500 21,600 20.4
有業者 654,600 90,500 800 8,800 20,600 29,800 26,500 2,700 1,300 21,400 23.6
うち雇用者 604,300 85,000 800 8,400 19,700 28,400 24,100 2,300 1,200 21,400 25.2
無業者 380,200 15,600 200 2,500 3,700 4,700 3,600 700 100 200 1.3
男(人) 494,300 51,000 800 4,600 11,400 16,300 14,100 2,400 1,500 6,600 12.9
有業者 353,700 50,700 800 4,600 11,200 16,300 14,100 2,400 1,300 6,600 13.0
うち雇用者 322,600 47,500 800 4,200 10,900 15,400 12,800 2,200 1,200 6,600 13.9
無業者 140,600 300 - - 200 - - - 100 - -
女(人) 540,500 55,000 200 6,700 12,800 18,200 16,100 1,000 - 15,000 27.3
有業者 300,900 39,700 - 4,200 9,300 13,500 12,400 300 - 14,800 37.3
うち雇用者 281,800 37,400 - 4,200 8,800 13,000 11,300 200 - 14,800 39.6
無業者 239,600 15,200 200 2,500 3,500 4,700 3,600 700 - 200 1.3

 
 育児をしている者の年齢階級別の有業率は、男性についてはほぼ100%ですが、女性については、全ての階級で80%以下に留まっています。​(図4)

図4 男女,年齢階級別育児をしている者の有業率(%)
育児と就業の画像

5 介護と就業

 15歳以上人口のうち、介護をしている者は6万1,000人(全体の5.9%)で、そのうち有業者の割合は56.6%となっています。(表5)
介護をしている:日常生活における入浴・着替え・トイレ・移動・食事などの際に何らかの手助けをする場合をいい、介護保険制度で要介護認定を受けていない人や、自宅外にいる家族の介護も含まれる。ただし、病気などで一時的に寝ている人に対する介護はこれに含まない。

表5 介護の有無,年齢階級別15歳以上人口,有業者数及び有業率
区分 総数 40歳未満 40~44歳 45~49歳 5054歳 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70歳以上
15歳以上人口(人) 1,034,800 315,400 78,500 96,700 94,100 74,800 66,000 64,100 245,200
うち有業者 654,600 230,900 70,300 85,000 81,900 62,900 48,500 32,400 42,700
有業率(%) 63.3 73.2 89.6 87.9 87.0 84.1 73.5 50.5 17.4
介護をしている者(人) 61,000 4,800 1,900 6,800 8,700 10,900 8,600 7,100 12,400
うち有業者 34,500 2,900 1,300 5,100 6,000 8,100 6,100 2,900 2,100
有業率(%) 56.6 60.4 68.4 75.0 69.0 74.3 70.9 40.8 16.9
介護をしていない者(人) 956,700 308,000 75,500 88,500 84,000 62,800 57,000 55,400 225,300
うち有業者 611,800 226,400 68,200 78,500 75,100 53,800 42,000 28,400 39,400
有業率(%) 63.9 73.5 90.3 88.7 89.4 85.7 73.7 51.3 17.5

 
 また、介護をしている者の年齢階級別の有業率は、いずれの階級においても介護をしていない者の有業率を下回っています。(図5)

図5 年齢階級別介護をしている者の有業率(%)
介護と就業の画像

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