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被爆70周年の取組について
1 趣旨
広島市は、世界に誇れる「まち」の実現に向けて、「活力とにぎわい」、「ワーク・ライフ・バランス」、「平和への思いの共有」という三つの要素の展開によるまちづくりを進めています。
その中で、平成27年(2015 年)、被爆70周年という節目の年を迎えました。
被爆70周年は、原爆死没者の慰霊と被爆者の援護、被爆体験の継承という被爆都市ヒロシマの役割を再確認し、決意を新たに「平和への思いの共有」を体現する年とするとともに、これまでのまちづくりの成果を踏まえ、まちづくりの新たな一歩を踏み出す年と位置付け、広島の将来に向けた取組を行います。
その中で、平成27年(2015 年)、被爆70周年という節目の年を迎えました。
被爆70周年は、原爆死没者の慰霊と被爆者の援護、被爆体験の継承という被爆都市ヒロシマの役割を再確認し、決意を新たに「平和への思いの共有」を体現する年とするとともに、これまでのまちづくりの成果を踏まえ、まちづくりの新たな一歩を踏み出す年と位置付け、広島の将来に向けた取組を行います。
2 基本方針
趣旨を具現するため、以下の四つに力点をおいて取り組みます。
•平和都市としての求心力の向上
原爆死没者に対し哀悼の意を表すこと及び被爆者に対する援護を原点としつつ、世界中の人が訪れてみたいと感じ、訪れた人が、被爆の実相に触れ、被爆者の体験や平和への思いを共有するとともに、四季を通じて開催される多彩な行事や街並み、暮らしから、「平和の尊さ」を体感することができる「まち」を目指します。
•ヒト・モノ・カネを呼び込む都市の魅力の創造
ヒト・モノ・カネを強力かつ持続的に呼び込むことができるよう、都市機能を戦略的に配置するとともに、地域の特性や資源を生かし、新しい魅力を発信する「まち」を目指します。
•心通い合う地域コミュニティの形成
自助・共助の精神や幅広い主体の連携・協働の下に、市民が自らの住む地域に愛着と誇りを持ちながら、充実した生活を送り、将来にわたって安心して暮らせる「まち」を目指します。
•市民と行政による新たな価値の創出
地方分権時代にふさわしい独創性・推進力ある行政を確立し、市民の力を最大限に生かすことによって、先進的なチャレンジを行い、新たな価値を生み出す「まち」を目指します。
•平和都市としての求心力の向上
原爆死没者に対し哀悼の意を表すこと及び被爆者に対する援護を原点としつつ、世界中の人が訪れてみたいと感じ、訪れた人が、被爆の実相に触れ、被爆者の体験や平和への思いを共有するとともに、四季を通じて開催される多彩な行事や街並み、暮らしから、「平和の尊さ」を体感することができる「まち」を目指します。
•ヒト・モノ・カネを呼び込む都市の魅力の創造
ヒト・モノ・カネを強力かつ持続的に呼び込むことができるよう、都市機能を戦略的に配置するとともに、地域の特性や資源を生かし、新しい魅力を発信する「まち」を目指します。
•心通い合う地域コミュニティの形成
自助・共助の精神や幅広い主体の連携・協働の下に、市民が自らの住む地域に愛着と誇りを持ちながら、充実した生活を送り、将来にわたって安心して暮らせる「まち」を目指します。
•市民と行政による新たな価値の創出
地方分権時代にふさわしい独創性・推進力ある行政を確立し、市民の力を最大限に生かすことによって、先進的なチャレンジを行い、新たな価値を生み出す「まち」を目指します。
3 取組内容
(1) 記念事業
「平和都市としての求心力の向上」を目的に、被爆70周年を記念する事業を次の四つのテーマに沿って実施します。
•平和の発信力の強化
•被爆者援護と次世代への平和への思いの継承
•スポーツ・文化芸術による平和の体現
•復興したまちの魅力の再発見と更なる発展
(2) まちづくり先導事業
被爆70周年を契機に、被爆100周年を見据えて目指すべきまちの実現に資する新たな事業等を「まちづくり先導事業」として位置付けて取り組みます。
「平和都市としての求心力の向上」を目的に、被爆70周年を記念する事業を次の四つのテーマに沿って実施します。
•平和の発信力の強化
•被爆者援護と次世代への平和への思いの継承
•スポーツ・文化芸術による平和の体現
•復興したまちの魅力の再発見と更なる発展
(2) まちづくり先導事業
被爆70周年を契機に、被爆100周年を見据えて目指すべきまちの実現に資する新たな事業等を「まちづくり先導事業」として位置付けて取り組みます。