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広島サンダーズ 井上慎一朗選手&坂下純也選手×高木啓士郎選手 インタビュー⚡
今年10月に開幕するSVリーグ!新体制で臨む新シーズンに向けて、広島サンダーズで活躍中の3選手にインタビューしました。(広島サンダーズ特集記事を掲載した南区だより9月1日号はこちら!)
広島サンダーズに入団したきっかけからプライベートのことまで、選手の想いや魅力をお伝えします!
井上慎一朗(いのうえしんいちろう)選手
Q バレーボールを始めたきっかけは?
小学校4年生の時に友達に誘われて始めました。
Q 広島サンダーズに入団したきっかけは?
地元が香川で、中四国地方にVリーグのチームといえば広島サンダーズだったので、小さい頃からよく見ていました。そのチームからお誘いがあったので入団しました。
Q うまくいかない時や苦しい時の乗り越え方は?
周りにすごく恵まれているなと思っていて、もちろん自分でも解決策は考えますが、周りの先輩や同期、その当時の先生や監督に相談し、自分に響くいいアドバイスをくれたり、一緒に練習に取り組んでくれたことが支えになりました。
Q バレーボールの魅力は?
ボールを床に落としてはいけないというルールの中で、それをチームでつなぐのは他のスポーツにはない魅力かなと思います。やはり、チームでの協力プレーが注目ポイントですね。
Q 今季注目して欲しいところは?
プレー中、チームのムードがよくない時に、キャプテンとして、チームの雰囲気を盛り上げたり、流れを変えていくところを見てほしいです。
Q 南区の良いところは?
南区に住んで8年目になりますが、何でもあるし、街中にも近いし、いいところだと思います。公園が多いのもペットを飼っているのでとても素敵だなと思います。
Q キャプテンとしてチームをまとめるのに心がけていることは?
成績やメンバー、外国人の起用もあり、ワンシーズン同じ環境で続けることはありません。そういった状況でも、臨機応変に対応しつつ、自分の芯を持ちながら、柔軟に対応していきたいなとは思っています。
Q ストレスの発散方法は?
愛犬と遊んだり、一人でキャンプに行ってみたり、そういうのが僕的にはリセットできるのでいいかなと思います。特に一年目の時は寮生活だったので、どうしても練習と休みの日どちらもチームメイトと一緒になってしまうので。ストレスが溜まっていたわけじゃないですが、バレーボールやメンバーからちょっと離れるというのがいいかなと思います。
Q 仲のいい選手の「実はこんな人!」はありますか?
後輩だったら、西村選手とよく一緒にいて、見た目はチャラチャラしてそうな感じなんですけど、チームで一番礼儀正しいですね。他のメンバーとは仲良くなるにつれて、ラフに喋るようになるんですけど、西村選手だけは、どれだけ一緒にいても敬語が抜けない感じなので、それは西村選手のギャップかなと思いますね。
先輩だったら、山本選手ですね。試合中は吠えたり、かっこいい感じですが、普段は抜けているというか、いじられキャラで親しみやすいので色んな後輩とか、新入団の選手からも話しかけられやすいので、それはすごく羨ましいですし、尊敬しています。
Q 区民に向けてメッセージを!
優勝はもちろん、普段応援してくださる南区の皆さんに恩返しできるよう、僕たちのプレーで盛り上げていけたらと思います。
南区の「M」ポーズをする井上選手
坂下純也(さかしたじゅんや)選手(写真右)&高木啓士郎(たかきけいしろう)選手(写真左)
Q バレーボールを始めたきっかけは?
坂下:小学校1年生の時に姉がやっていたバレーボールクラブに体験に行き、そこで楽しいなと思って始めました。
高木:兄がやっていた野球部に入れなかったので、僕も姉がやっていたバレーボールを始めました。
Q 広島サンダーズに入団したきっかけは?
坂下:大学の時に広島サンダーズと試合をして、こういうチームでプレーできたらいいなと思っていました。声をかけてもらったときはうれしかったですね。
高木:僕は広島出身なので、小学校の頃から試合を見に行っていて、かっこいいなと思っていました。地元のチームで活躍したいと思っていたことが一番のきっかけです。
Q うまくいかない時や苦しい時の乗り越え方は?
坂下:練習方法を変えたり、意識づけを変えることで試合で発揮できる力が変わった経験があるので、試合を想定して何をしたらいいのかを考えながら練習しています。
高木:うまくいかないときは自分の悪いところばかりに目がいってしまいがちなので、反復練習や上手い人のプレーを見ることで、いいイメージをもって取り組むようにしています。
Q バレーボールの魅力を一言で!
高木:「繋ぐ」ですかね。心とボールを繋ぐという感じですかね。
坂下:「想う」ですね。どうしたらボールを次のプレイヤーに上手くつなげられるか、相手を想いながらプレーしないとボールも繋がらないので。
Q 今季注目してほしいところは?
坂下:サーブレシーブです。身長が大きくないので、いかに補うかということを考えたら守備の部分なので。誰にも負けないようにやろうかなと思っています。
高木:僕もサーブレシーブです。自分の持ち味だと思っているので。正確に返すことと広い範囲で守備から支えていこうと思います。
Q 南区の良いところは?
坂下:宇品海岸ですね。釣りもできるし、カフェや雑貨屋もあるのでたまに行きます。
南区:釣りがお好きなんですか。
坂下:ちょっとだけやるくらいなんですけど。
南区:高木選手はいかがですか。
高木:路面電車も通っていますし、お店も色々あって住みやすいなと思います。最近来たばかりなので詳しくないですけど。
Q 高木選手、新加入した感想は?
高木:雰囲気がいいチームだなとは学生の時から思っていましたが、それは入ってからも変わりないですね。接しやすくて優しい先輩が多いなと思います。
Q 坂下選手、実はもともと消防士になりたいと思っていたとのことですが…
坂下:高校3年生の時、バレーボールはもういいかなと思っていた時に、その当時消防士のドラマをやっていて、影響されたのもあります。消防士の免許が取れる大学に行こうとしていたんですが、監督に止められてバレーを続けました。
Q 高木選手、バレーボール人生で一番思い出に残っている試合は、大学3年生の時のインカレ(全日本学生選手権)の決勝とありますが、どのような試合でしたか?
高木:僕自身日本一になったことがなくて、大学3年のインカレでチームが二冠していたとき、人生の中で1番日本一が近かったと自分の中では思っていて、勝てるという自信もありました。チームの状況的にもいけると思っていたので、それを逃したのは、めちゃくちゃ悔しかったです。今までにないくらい悔しい思いをしたので、それが一番思い出に残っている試合です。
Q 坂下選手、広島サンダーズ公式HPプロフィールに一番好きなものが香りと書いてあったのですが…
坂下:そんなこと書いてましたっけ(笑)普通ににおいです。
高木:誰かの名前かと思った(笑)
坂下:普通にお香とか焚いたりして、ぼーっとしてにおいをかぐというか、チルタイムみたいなのも好きですし。
高木:部屋汚いのに(笑)
坂下:掃除する掃除する!お香とかにこだわりがあるので、それを踏まえての香りだと思います。
南区:ちなみに好きな香りはありますか。
坂下:お線香のにおいが好きで、ウッド系が好きです。金木犀とかもいいですけど、花から香る匂いの方がいいです。
高木:結構じいちゃん家みたいな部屋の匂いするんですよね。
坂下:言うじゃん(笑)
Q 高木選手は小さい頃の夢がメジャーリーガーだったとのことですが…
高木:当時イチロー選手がめちゃくちゃかっこいいなと思ってて、周りの子たちは卒園アルバムに将来の夢はお花屋さんとか力持ちとか書いてる中、僕は野球選手でもサッカー選手でもなく、メジャーリーガーと書きました。お前らとは違うぞという思いで書きました。
坂下:多分高木選手は今でもメジャーリーガーを目指してます(笑)バッティングセンター行きたい行きたいって。
高木:野球は今でも好きなので、見に行ったりするんですけど。それこそ坂下選手と一緒に見に行きました。
Q バレーボールで他のポジションをするなら?
坂下:セッターをやってみたいです。自分が上手くないっていうのもあるし、経験値も必要だし。試合の中で一番ボールに触るので、重要な場所っていうのはありますね。僕はアウトサイドヒッターで、拾ってばかりで点数を取れないポジションなので、セッターやってみたいなと思いますね。
高木:僕はアウトサイドヒッターになって大エースになりたいです。身長が2mくらいあって、守備もできてスーパーエースになりたいです。
Q とても仲良しに見えるお二人ですが、入団前から交流があったのですか?
坂下:大学も一緒じゃないので。
高木:ここに来て初めて知り合いました。
坂下:知り合って、僕が部屋にいたら(高木選手が)部屋に来るんですよ。僕も行くんですけど(笑)
高木:一緒にゲームとかしてたからですかね。
坂下:話しやすいというか、気を遣うけど気を遣わないみたいな。まあ、仲が深まったエピソードはゲームです。テレビゲームをひたすらしていました。
高木:「おい!」とかキレながらね(笑)
Q 区民に向けてメッセージを!
坂下:新しいチーム体制になり、昨年よりもいい成績を残せるように取り組んでいます。ぜひ練習見学や試合会場に足を運んでもらえたらと思います。
高木:僕の初めてのシーズンです。個人の目標としては試合に出て活躍することを、チームとしては優勝を目指します。
高木選手と坂下選手も南区の「M」ポーズ
井上慎一朗選手、坂下純也選手、高木啓士郎選手、ありがとうございました!
今年も広島サンダーズの勝利を願い、熱く応援しましょう!⚡