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広島広域都市圏の神楽の魅力(神楽PR動画)
伝統の舞を未来へ。見れば見るほど好きになる。
広島広域都市圏の神楽の魅力。
それぞれの神楽が行われている地域
芸北神楽(げいほくかぐら)
広島の神楽を全国へアピールしてきた神楽です。江戸時代の終わりごろに伝わった島根県石見地方の神楽が、芸北地方で独特の神楽として展開したもので、広島県の神楽としては最も新しいものです。新舞と旧舞を取り入れて活発な活動を展開しています。華やかな衣装や大きな面による演出が特徴です。
- 動画リンク(YouTube)(旧舞)<外部リンク>
- 動画リンク(YouTube)(新舞)<外部リンク>
安芸十二神祇※(あきじゅうにじんぎ)
広島市、廿日市市、大竹市など瀬戸内海沿岸部で行われている神楽で、毎年の秋祭りの前夜祭に十二の舞を奉納することから十二神祇※と呼ばれています。安芸十二神祇※は、芸北地域にあった古い神楽が、江戸時代の終わりごろから明治にかけてこの地域に伝えられ爆発的に広まったもので、将軍舞(しょうぐんまい)や荒平舞(あらひらまい)など全国でも珍しい貴重な神楽を今に伝えています。
動画リンク(YouTube)<外部リンク>
芸予諸島の神楽(げいよしょとうのかぐら)
瀬戸内海の島々とその沿岸部で密かに行われている神楽です。しまなみ海道周辺から西へ、呉市にまで広がり分布しています。
広島県の無形民俗文化財に指定されるなど学術的に高く評価されている神楽もあります。
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比婆荒神神楽(ひばこうじんかぐら)
旧比婆郡内とその周辺の一部地域で行われています。岡山県の備中神楽(びっちゅうかぐら)の影響を受けていますが、非常に古い伝統を残す広島県独自の神楽です。国の重要無形民俗文化財の指定を受けており、神がかりの古式を伝えていることで研究者の間によく知られ、全国的に大変有名になった神楽です。
備後神楽(びんごかぐら)
比婆荒神神楽の地域を除く備後地方と安芸の一部にまたがる広い地域で行われています。五行祭(ごぎょうさい)といわれる歌や語りを楽しむ神楽や、古い形の能舞を多く残しています。古くは修験者の流れを汲む女性の神子(みこ)と男性の法者(ほうじゃ)の太夫が組になって行っていました。
動画リンク(YouTube)<外部リンク>
石見神楽(いわみかぐら)
石見神楽は、島根県西部に古くから伝わる伝統芸能です。2019年5月には、石見神楽産業等を含めたストーリー「神々や鬼たちが躍動する神話の世界~岩見地域で伝承される神楽~」として日本遺産に認定されました。現在、石見地域には約140の神楽団体が活動しており、その勇壮で躍動感あふれる舞は、人の心を惹きつけて離しません。
※「祇」の字は、正しくは、しめすへん(⺭)に「氏」という字です。