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新型コロナウイルス感染症対策に関する市長メッセージ(7月22日)

ページ番号:0000291507 更新日:2022年7月22日更新 印刷ページ表示

 本市の直近の感染状況は、全国と同様、感染者数が急増しており、本日公表分の新規感染者数は、1,397人と過去最多となっています。感染者の症状については、重症者はほとんどおらず、軽症者が大半を占めており、感染者の多くは自宅療養を行っていただいています。感染者の年代については、40歳代までの若い世代で感染者が増加しており、全体の約8割を占めています。

 感染者増加の主な要因は、オミクロン株のBA.5によるものと考えられます。本市では、6月30日に最初の例が確認されて以降、急速に置き換わりが進んでいるものと思われます。今後、軽症者が大半とはいえ、感染者の増加が続けば、医療体制のひっ迫につながるのではないかと懸念しています。

 本市としては、新規感染者を早期に発見し、的確な医療へつなげるため、保健所等の体制強化を図り、感染者の積極的疫学調査や自宅療養者への健康観察などに全力を挙げているところですが、現在、感染の急拡大に伴い保健所等の業務がひっ迫しており、保健所等から陽性となった方への連絡に時間を要する状況となっています。陽性となった方は、保健所等からの連絡があるまでの間は、ご自宅で療養をしていただき、外出は控えていただきますようお願いします。

 また、重症化を予防するため、ワクチン接種を進めることが重要と考えており、高齢者施設の入所者ができるだけ早期に4回目接種を受けられるよう、各施設に対し接種を勧奨するとともに、すべての区に集団接種会場を設けるなど、接種しやすい環境を整備していますので、高齢者の方や基礎疾患を有する方等で4回目接種を希望される方は、早期の接種をご検討ください。また、若い方についても、重症化する可能性があることから、希望される方は、夏休み期間中に、3回目接種をご検討ください。

 本市としてはこうした取組に全力を挙げているところですが、新型コロナウイルス感染症の収束は行政だけで実現できるものではなく、市民の皆様の協力が欠かせません。市民の皆様一人一人には、体調不良を感じた際に、無理をせず、まずは、コールセンターや最寄りの医療機関に相談していただくとともに、引き続き、飛沫感染を防ぐための対応(三密の回避、状況に応じたマスクの着用、定期的な換気)や、手洗い・消毒などの基本的な感染対策の徹底をお願いします。

 

令和4年(2022年)7月22日
広島市長 松井 一實