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【新型コロナウイルス感染症かどうかに関わらず常に行うこと】
・咳等の呼吸器症状や熱のある患者に対しては、速やかにマスクを着用させる。
・従事者のマスクの着用、手指衛生を徹底する。
・患者に使用した器材(聴診器、体温計、血圧計等)はその都度消毒する。また、患者が高頻度で接触した場所も定期的に消毒する(アルコール又は0.05%次亜塩素酸ナトリウムによる清拭)。
・施設内の換気に努める。
・職員は、毎日検温を行うとともに、発熱や呼吸器症状を呈した場合には職場に行かず、電話等で職場管理者と相談する。
【新型コロナウイルス感染症が疑われる患者に対する対応】
・新型コロナウイルス感染症が疑わしい場合は、他の患者と切り離して診療を行う。
・検体採取時等、飛沫が予測される場合は、マスクやゴーグル、フェイスシールド、ガウン、手袋などを使用する。また、外す際は、他への汚染に注意し、直ちに手指衛生をする。
・可能な限り使い捨て製品を使用し、使用後は感染性廃棄物用容器に密閉し、速やかに廃棄する。
【新型コロナウイルス感染症患者が受診したことが明らかになった場合の対応】
・患者に使用した器材及び患者が接触した場所を消毒する(アルコール又は0.05%次亜塩素酸ナトリウムによる清拭)。
・患者が使用したトイレを消毒する(アルコール又は0.1%次亜塩素酸ナトリウムによる清拭)。
・患者の診療で発生した廃棄物は、容器を密封した上で速やかに処分する。
・患者が使用したリネン類の消毒等を行う(80℃・10分の熱水消毒又は0.05%~0.1%次亜塩素酸ナトリウムに30分間浸漬後、洗濯)。
・感染対策委員会又は職員のミーティングを行い、院内感染防止に努める。
上記の内容をまとめたリーフレットはこちら [PDFファイル/648KB]
<病院向け>
病院における院内の感染対策をまとめたものはこちら [PDFファイル/193KB]
<参考資料>
透析医療機関における感染対策
・COVID-19透析患者の急増に伴う透析施設での患者教育および対策の徹底について<外部リンク>
・COVID-19新規感染者数急増に伴う透析施設での感染対策の徹底について<外部リンク>
・新型コロナウイルス感染症に対する透析施設での対応について(第5報)<外部リンク>
・透析施設における標準的な透析操作と感染予防に関するガイドライン(五訂版)
・新型コロナウイルス感染症が疑われる者等の診療に関する留意点について(その3)(令和2年10月2日付け厚生労働省事務連絡) [PDFファイル/91KB]
・次のインフルエンザ流行に備えた体制整備について(令和2年9月4日付け厚生労働省事務連絡) [PDFファイル/925KB]
・参考資料 [PDFファイル/592KB]
・医療機関における院内感染対策のための自主点検等について(令和2年7月31日付け厚生労働省事務連絡) [PDFファイル/308KB]
・別添1 [PDFファイル/97KB]
・別添1 別添資料 [PDFファイル/244KB]
・別添2 [PDFファイル/441KB]
・医療機関における新型コロナウイルス感染症発生に備えた体制整備及び発生時の初期対応について(令和2年5月1日付け厚生労働省事務連絡) [PDFファイル/54KB]
・別添 [PDFファイル/137KB]
・医療機関における新型コロナウイルスに感染する危険のある寝具類の取扱いについて(令和2年4月24日付け厚生労働省事務連絡) [PDFファイル/575KB]
・医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応について(その3)(令和2年4月7日付け厚生労働省事務連絡) [PDFファイル/510KB]
・別添 [PDFファイル/423KB]
・歯科医療機関における新型コロナウイルスの感染拡大防止のための院内感染対策について(令和2年4月6日付け厚生労働省事務連絡) [PDFファイル/125KB]
・医療施設等における感染拡大防止のための留意点について(令和2年2月25日厚生労働省事務連絡) [PDFファイル/143KB]
新型コロナウイルス感染症への対応についてのガイドライン等が、厚生労働省、一般社団法人日本環境感染学会や国立感染症研究所のホームページで公開されていますので、参考にしてください。
・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 第5版(令和3年5月26日厚生労働省)
・一般社団法人日本環境感染学会<外部リンク>
・国立感染症研究所<外部リンク>