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第一看護学科・第二看護学科の学生が3月10日、卒業の日を迎えました。
今年度も、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、卒業生と御来賓、在校生代表、教職員での式になりましたが、晴天に恵まれ穏やかな日差しのなか、厳かに挙行することができました。
式に先立って、学生自治会から贈られたコサージュを教員が学生の胸に飾り、晴れの日に彩りを添えました。
それぞれの教室の黒板には、在校生や教員からのメッセージが描かれていました。
校長先生から代表者への卒業証書授与では緊張感が伝わりました。
在校生代表からの卒業生を送ることばは、先輩の姿から抱いた憧れ、そして新たな一歩を踏み出す卒業生への応援メッセージでした。
卒業生のことばでは、卒業の日を迎えることができた大きな喜びとともに、家族や友人、支えていただいた方々への感謝の言葉に溢れていました。以下に一部抜粋します。
『(前略)3年間の学校生活を振り返ると、新型コロナウィルス感染症の流行以前と以降では生活は一変しましたが、学生たちは感染予防を考えながら、行動に責任を持つ大切さを学び、周囲の人たちを気遣う心や、自分の倫理観を育てることができたのではないかと思います。(中略)いつも明るい雰囲気で和ませてくれたクラスメイト、一緒に乗り越えてきた実習メンバー、しんどい時に支え合ったみんな、本当にありがとう。そして、准看護学校から5年間、静かに見守り、サポートしてくれた両親と、寂しい思いをさせることも多かったけれど、応援してくれた子どもたちに、この場を借りて感謝を伝えます。(後略)』
卒業式終了後は学科ごとにホームルームを行い、学生は3年間の思い出を語り、
教員から卒業生にエールを送りました。
卒業生並びにご家族の皆さま、ご卒業おめでとうございます。
皆さまのご健康とご活躍をお祈りします。