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3月8日、第一看護学科・第二看護学科の学生が卒業の日を迎えました。
今年度は保護者の方々と在校生が出席し、厳かに挙行することができました。
式に先立ち、学生自治会から贈られたコサージュを教員が学生の胸に飾り、晴れの日に彩りを添えました。
校長先生から代表者への卒業証書授与では緊張感が伝わりました。
在校生代表からの「卒業生を送ることば」は、先輩への憧れと感謝、そして新たな一歩を踏み出す卒業生への応援メッセージでした。
「卒業生のことば」では、卒業の日を迎えることができた大きな喜びとともに、実習施設の方々、友人や家族、支えていただいた方々への感謝の言葉に溢れていました。また、新たな道への決意表明でした。
以下に一部抜粋します。
『(前略)臨地実習がスタートしたものの新型コロナウイルスの影響により、実習中に急遽学内実習に切り替わることもありましたが、後期にはほぼ完全に臨地実習に赴くことができました。学内実習での事例患者さんに対しても患者さんに寄り添うことを考えて実習を行っていましたが、事例ではない実際の患者さんと接する中で、入院前までの生活歴から家族や退院後の生活に対しての思いなどを傾聴することで患者さんの不安の解消につながりました。このことから私たちが患者さんに寄り添うことは、その人の人生に深く関わることであり、援助としてとても重要だと実感しました。(中略)今日、こうして卒業の日を迎え、4月から私たちはそれぞれの道を歩むことになります。これから社会に出て、今よりも困難な壁にぶつかることもあるでしょう。しかし、この3年間で得た学びや経験を糧として、何事にも真摯に向き合い、自らの行動に責任を持ち、前向きに努力し続けていきます。(後略)』
卒業生並びにご家族の皆さま、ご卒業おめでとうございます。
皆さまのご健康とご活躍をお祈りします。