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みんなの願いがかなうまで
市議会がどのように市民のくらしをよくしていくのか見てみましょう
ある小学校のPTAで「子どもが遊べる大きな公園がほしい」という意見がでました。
PTAの代表は、地域の市議会議員(しぎかいぎいん)に相談(そうだん)しました。
相談を聞いた市議会議員は、大きな公園は子どもたちにとって大切(たいせつ)だと考え、「大きな公園がつくれるかどうか、市長の意見も聞いて、議会で話し合ってみます」と言って、公園のことを いろいろと調べました。
市議会が開かれ、議員は、「子どもたちがおおぜい行っても、みんなで遊べるような大きな公園をつくってはどうでしょう? 市長はどう考えますか?」 と質問しました。
議員の質問を聞いて、市長は「なるほど、それはいい考えですね。どこにつくるか、どんな公園がいいか、お金はどのくらいかかるか調べて、計画をつくります。」と答えました。
市役所では、一生懸命(いっしょうけんめい)調べて、 大きな公園をつくる計画をつくりました。
市長は、その計画を市議会に出して、議員に話し合ってもらうことにしました。
本会議(ほんかいぎ)で、市長が計画について説明し、議員全員(ぎいんぜんいん)が話し合って、「この計画は、常任委員会(じょうにんいいんかい)でくわしく調べてもらおう」と決めました。
常任委員会では、委員が、計画について質問したり、いろんな意見を言ったりしました。
「学校に運動場があるのだから、市のお金はもっとほかのところに使ったほうがいい」という意見も出ましたが、 「子どもには大きな公園が必要(ひつよう)だ」という意見が多かったので、この計画に賛成(さんせい)するという結論(けつろん)を出しました。
そうして、再び開かれた本会議で、委員会の「計画に賛成する」という結論が出され、出席していた議員により多数決(たすうけつ)をとりました。
すると、半分以上の議員がこの計画に賛成しました。
市議会で可決(かけつ)されたので、計画どおり大きな公園をつくることが決まりました。
市議会で決まったので、みんなが行きやすい便利(べんり)なところに公園をつくる工事が始まりました。
子どもがいっぱい来ても、ぶつからずにみんなが遊べる大きな公園です。
みんなのねがいがかない、大きな公園ができました。
子どもたちも喜んで遊びに行きました。
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