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核実験に対する抗議文

令和4年(2022年)4月13日

アメリカ合衆国
ジョセフ・R・バイデン大統領 閣下

駐日アメリカ合衆国大使館
ラーム・エマニュエル特命全権大使 閣下

抗議文

 貴国が、昨年の6月及び9月にネバダ州において、臨界前核実験を実施したとの報に接した。
 核爆発を伴わないとはいえ、前政権に引き続く、度重なる核実験の実施は、核戦力の近代化と将来にわたる核戦力の保持の意志を表したものであり、非常に強い危機感を抱くものである。
 折しも、ロシアがウクライナへの軍事侵攻に際して核兵器の使用を示唆し、その現実的な脅威で国際社会の緊張が高まる中、「核なき世界」の実現を先導すべき立場にある貴国が、被爆者を始め、核兵器廃絶を目指す世界中の多くの人々の願いを踏みにじる今回の行為に及んだことは断じて許すことはできない。
 広島市議会として厳重に抗議する。
 貴国が、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の訴えに真摯に耳を傾け、今後一切の核実験を中止し、率先して核兵器廃絶に取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

令和3年(2021年)1月17日

アメリカ合衆国
ドナルド・トランプ大統領 閣下 あて

駐日アメリカ合衆国大使館
ジョセフ・Ⅿ・ヤング臨時代理大使 閣下

抗議文

 貴国が、昨年の11月にネバダ州において、臨界前核実験を実施したとの報に接した。
 貴国が実験を強行した時期は、核兵器禁止条約の批准国が発効要件に達し、核兵器廃絶の国際気運が盛り上がった時期とも重なり、こうした国際社会の努力に逆行する暴挙は、到底受け入れられるものではない。
 我々は、被爆者の願いを踏みにじり、核兵器廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切る今回の行為を断じて許せず、広島市議会として厳重に抗議する。
 核兵器禁止条約の発効が間近に迫り、まさに核兵器廃絶に向けて、世界が新たな一歩を踏み出そうとしている今、貴国が、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の訴えに真摯に耳を傾け、今後一切、あらゆる核実験を中止し、率先して核兵器廃絶に取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

令和元年(2019年)5月27日

アメリカ合衆国
ドナルド・トランプ大統領 閣下 あて

駐日アメリカ合衆国大使館
ウィリアム・F・ハガティ特命全権大使 閣下

抗議文

 貴国が、本年の2月13日にネバダ州において、臨界前核実験を実施したことが明らかになった。
 核兵器の使用、開発など、全面禁止する核兵器禁止条約の発効に向けて、各国が順次、批准を進めている中、一昨年12月に続き、核兵器の保有を前提とする臨界前核実験を実施したことは、核兵器のない世界の実現に向けたこうした努力に逆行するものであり、到底受け入れられるものではない。
 同時に、貴国がなお主体となり取り組む朝鮮半島の完全な非核化に向けても、昨今の不安定な情勢に加えて、悪影響を及ぼす懸念を抱かざるを得ない。
 我々は、被爆者の願いを踏みにじり、核兵器廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切るこうした行為を断じて許せず、広島市議会として厳重に抗議する。
 貴国が、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の訴えに真摯に耳を傾け、今後一切、あらゆる核実験を中止し、率先して核兵器廃絶に取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成30年(2018年)10月11日

アメリカ合衆国
ドナルド・トランプ大統領 閣下 あて

駐日アメリカ合衆国大使館
ウィリアム・F・ハガティ特命全権大使 閣下

抗議文

 貴国が、昨年の12月13日にネバダ州において、臨界前核実験を実施したことが明らかになった。
 核兵器の使用、開発など、全面禁止する核兵器禁止条約の発効に向けて、各国が順次、批准を終える最中、核兵器の保有を前提とする臨界前核実験を実施したことは、到底受け入れられるものではない。
 同時に、貴国自ら主体となって行動を起こしている朝鮮半島の完全非核化にも悪影響を及ぼす懸念を抱かざるを得ない。
 我々は、被爆者の願いを踏みにじり、核兵器廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切るこうした行為を断じて許せず、広島市議会として厳重に抗議する。
 貴国が、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の訴えに真摯に耳を傾け、今後一切、あらゆる核実験を中止し、率先して核兵器廃絶に取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成29年(2017年)9月3日

朝鮮民主主義人民共和国
国務委員会委員長 金 正恩 様 あて

抗議文

 貴国が、核実験を強行したとの報に接した。
 貴国が昨年9月に続き、6回目の核実験を強行したことは、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を求める多くの国際世論を無視した暴挙にほかならず、強い憤りを覚える。広島市議会として厳重に抗議する。
貴国の行為は、核軍縮のための国際社会の努力を踏みにじり、核不拡散体制を揺るがすとともに、アジアはもとより世界の緊張状態を増幅させるものである。
 我々は、核兵器廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切るこの行為を断じて許せない。
 貴国が、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の声を真摯に受けとめ、今後一切、あらゆる核実験を中止し、核廃絶に率先して取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成28年(2016年)9月9日

朝鮮民主主義人民共和国
国務委員会委員長 金 正恩 様 あて

抗議文

 貴国が、核実験を強行したとの報に接した。
 貴国が本年1月に続き、5度目の核実験を強行したことは、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を求める多くの国際世論を無視した暴挙にほかならず、強い憤りを覚える。広島市議会として厳重に抗議する。
 貴国の行為は、核軍縮のための国際社会の努力を踏みにじり、核不拡散体制を揺るがすとともに、アジアはもとより世界の緊張状態を増幅させるものである。
 我々は、核兵器廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切るこの行為を断じて許せない。
 貴国が、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の声を真摯に受けとめ、今後一切、あらゆる核実験を中止し、核廃絶に率先して取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成28年(2016年)1月6日

朝鮮民主主義人民共和国
国防委員会第1委員長 金 正恩 様 あて

抗議文

 貴国が、水爆実験を強行したとの報に接した。
 貴国が2006年、2009年、2013年の3度の核実験に続き、今回、水爆実験を強行したことは、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を求める多くの国際世論を無視した暴挙にほかならず、強い憤りを覚える。広島市議会として厳重に抗議する。
 貴国が行った水爆実験は、核軍縮のための国際社会の努力を踏みにじり、核不拡散体制を揺るがすとともに、アジアはもとより世界の緊張状態を増幅させるものである。
 我々は、核兵器廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切るこの行為を断じて許せない。
 貴国が、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の声を真摯に受けとめ、今後一切、あらゆる核実験を中止し、核廃絶に率先して取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成27年(2015年)4月3日

ロシア連邦 大統領
ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン 閣下 あて

駐日ロシア連邦大使館 特命全権大使
エヴゲーニー・ウラジミロヴィッチ・アファナシエフ 閣下

抗議文

 ウクライナ危機の際に核使用の準備ができていたとの発言など、繰り返される貴国の言動は、被爆者の核兵器の廃絶という願いを踏みにじるとともに、人類の平和を根底から脅かすものであり、非常に強い憤りを覚える。
 これは人類史上最初の被爆地である広島として、到底、容認することのできないことであり、広島市議会として厳重に抗議する。
 貴国が、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の声を真摯に受け止め、核兵器の非人道性を十分に認識し、核兵器の廃絶に率先して取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成26年(2014年)11月4日

アメリカ合衆国
バラク・オバマ大統領 閣下 あて

駐日アメリカ合衆国大使館特命全権大使
キャロライン・ブーヴェイ・ケネディ大使 閣下

抗議文

 貴国が、本年の9月4日及び10月3日の2度にわたり、強力なX線を生み出す「Zマシン」を使用した新たなタイプの核実験を、昨年9月に続き、実施していたとの報に接した。
 この核実験が、保有する核兵器の性能や安全性を維持していく上で不可欠であるという貴国の主張は、被爆者並びに核兵器廃絶を希求する多くの人々には到底受け入れられない。
 貴国が、今後も質の高い核戦力と核抑止力を維持し、核保有国の優位に立つという政策を進展させ、核実験を繰り返し強行する身勝手な行動に対し、非常に強い危機感を抱くと同時に、オバマ大統領が目指すとした「核兵器のない世界の実現」への決意に疑念を覚えるものである。
 我々は、被爆者の願いを踏みにじり、核兵器廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切るこうした行為を断じて許せない。
 貴国が、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の声を真摯に受けとめ、今後一切、あらゆる核実験を中止し、核兵器廃絶に率先して取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成25年(2013年)10月30日

アメリカ合衆国
バラク・オバマ大統領 閣下 あて

駐日米国大使館臨時代理大使
カート・トン 殿

抗議文

 貴国が、今年の7月から9月の間に、強力なX線を生み出す「Zマシン」を使用した新たなタイプの核実験を、本年5月に続き、再度、実施していたとの報に接した。
 この核実験が、保有する核兵器の性能や安全性を維持していく上で不可欠であるという貴国の主張は、被爆者並びに核兵器廃絶を希求する多くの人々には到底受け入れられない。
 貴国は、本年6月、「核兵器のない平和な世界」の実現を掲げ、核戦力の大幅な削減を目指す決意を示したにもかかわらず、繰り返し新たなタイプの核実験を秘密裏に実施し、その事実を今回も数カ月後に公表するという行為に対し、非常に強い危機感を抱くものである。
 我々は、被爆者の願いを踏みにじり、核兵器廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切るこうした行為を断じて許せない。
 貴国が、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の声を真摯に受けとめ、今後一切、あらゆる核実験を中止し、核兵器廃絶に率先して取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成25年(2013年)8月20日

アメリカ合衆国
バラク・オバマ大統領 閣下 あて

在日米国大使館臨時代理大使
カート・トン 殿

抗議文

 貴国が、今年の4月から6月の間に、強力なX線を生み出す「Zマシン」を使用した新たなタイプの核実験を実施していたとの報に接した。
 この核実験が、保有する核兵器の性能や安全性を維持していく上で不可欠であるという貴国の主張は、被爆者並びに核兵器廃絶を希求する多くの人々には到底受け入れられない。
 貴国は、本年6月、「核兵器のない平和な世界」の実現を掲げ、核戦力の大幅な削減を目指す決意を示したにもかかわらず、新たなタイプの核実験を秘密裏に実施し、その事実を今回も数カ月後に公表するという行為に対し、非常に強い危機感を抱くものである。
 我々は、被爆者の願いを踏みにじり、核兵器廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切るこうした行為を断じて許せない。
 貴国が、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の声を真摯に受けとめ、今後一切、あらゆる核実験を中止し、核兵器廃絶に率先して取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成25年(2013年)3月12日

アメリカ合衆国
バラク・オバマ大統領 閣下 あて

駐日アメリカ合衆国大使館特命全権大使
ジョン・V・ルース大使 閣下

抗議文

 貴国が、昨年の10月から12月の間に、強力なX線を生み出す「Zマシン」を使用した新たなタイプの核実験を2回も実施していたとの報に接した。
 この核実験が、保有する核兵器の安全性と確実性を維持していく上で不可欠であるという貴国の主張は、被爆者並びに核兵器廃絶を希求する多くの人々には到底受け入れられない。
 貴国が、今後も質の高い核戦力と核抑止力を維持し、核保有国の優位に立つという政策を進展させ、さらに、核実験を実施した事実を数カ月後に公表するという行為を何度も繰り返す姿勢に対し、非常に強い危機感を抱くものである。
 我々は、被爆者の願いを踏みにじり、核兵器廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切るこうした行為を断じて許せない。
 貴国が、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の声を真摯に受けとめ、今後一切、あらゆる核実験を中止し、核兵器廃絶に率先して取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成25年(2013年)2月12日

朝鮮民主主義人民共和国
国防委員会第1委員長 金 正恩 様 あて

抗議文

 貴国が、核実験を強行したとの報に接した。
 貴国が2006年、2009年に続き、今回、3回目の核実験を強行したことは、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を求める多くの国際世論を無視した無謀な暴挙にほかならず、強い憤りを覚えるものである。広島市議会として厳重に抗議する。
 貴国の行為は、核軍縮のための国際社会の努力を踏みにじり、核不拡散体制を揺るがすとともに、アジアはもとより世界の緊張状態を増幅させるものである。
 我々は、核兵器廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切るこの行為を断じて許せない。
 貴国が、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の声を真摯に受けとめ、今後一切、あらゆる核実験を中止し、核廃絶に率先して取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成24年(2012年)12月7日

アメリカ合衆国
バラク・オバマ大統領 閣下 あて
駐日アメリカ合衆国大使館特命全権大使
ジョン・V・ルース大使 閣下

抗議文

 貴国が、12月5日にネバダ州において、臨界前核実験を実施したとの報に接した。
 本年5月と8月に実施した新たなタイプの核実験に続く今回の臨界前核実験の実施に対し、強い憤りを覚えるものであり、広島市議会として厳重に抗議する。
 この核実験が、保有する核兵器の安全性と有効性を維持していく上で不可欠であるという貴国の主張は、被爆者並びに核兵器廃絶を希求する多くの人々には到底受け入れられない。
 貴国が、引き続き質の高い核戦力と核抑止力を維持し、核保有国の優位に立つという政策を進展させ、核実験を繰り返し強行する身勝手な行動に対し、非常に強い危機感を抱くと同時に、新たな核兵器開発への懸念を覚えるものである。
 我々は、被爆者の願いを踏みにじり、核兵器廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切るこうした行為を断じて許せない。
 貴国が、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の声を真摯に受けとめ、今後一切、あらゆる核実験を中止し、核兵器廃絶に率先して取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成24年(2012年)9月24日

アメリカ合衆国
バラク・オバマ大統領 閣下 あて
駐日アメリカ合衆国大使館特命全権大使
ジョン・V・ルース大使 閣下

抗議文

 貴国が、強力なX線を生み出す「Zマシン」を使用した新たなタイプの核実験を、本年8月27日にも、再度、実施していたとの報に接した。
 この核実験が、保有する核兵器の安全性と確実性を維持していく上で不可欠であり、今後も核実験を継続していくとする貴国の主張は、被爆者並びに核兵器廃絶を希求する多くの人々には到底受け入れられない。
 貴国が、引き続き質の高い核戦力と核抑止力を維持し、核保有国の 優位に立つという政策を進展させ、さらに、核実験を実施した後に公表するという行為を繰り返す姿勢に対し、非常に強い危機感を抱くものである。
 我々は、被爆者の願いを踏みにじり、核兵器廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切るこうした行為を断じて許せない。
 貴国が、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の声を真摯に受けとめ、今後一切、あらゆる核実験を中止し、核兵器廃絶に率先して取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成24年(2012年)9月19日

アメリカ合衆国
バラク・オバマ大統領 閣下 あて
駐日アメリカ合衆国大使館特命全権大使
ジョン・V・ルース大使 閣下

抗議文

 貴国が、今年の4月から6月の間に、強力なX線を生み出す「Zマシン」を使用した新たなタイプの核実験を実施していたとの報に接した。
 この核実験が、保有する核兵器の信頼性と安全性を維持していく上で不可欠であるという貴国の主張は、被爆者並びに核兵器廃絶を希求する多くの人々には到底受け入れられない。
 貴国が、今後も質の高い核戦力と核抑止力を維持し、核保有国の 優位に立つという政策を進展させ、さらに、今回も核実験を実施した事実を数カ月後に公表するという行為に対し、非常に強い危機感を抱くものである。
 我々は、被爆者の願いを踏みにじり、核兵器廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切るこうした行為を断じて許せない。
 貴国が、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の声を真摯に受けとめ、今後一切、あらゆる核実験を中止し、核兵器廃絶に率先して取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成24年(2012年)1月6日

アメリカ合衆国
バラク・オバマ大統領 閣下 あて
駐日アメリカ合衆国大使館特命全権大使
ジョン・V・ルース大使 閣下

抗議文

 貴国が、一昨年の11月と昨年3月に続き、新たなタイプの核実験を実施していたとの報に接した。
 この核実験が、保有する核兵器の安全性や有効性を維持していく上で不可欠であるという貴国の主張は、被爆者並びに核兵器廃絶を希求する多くの人々には到底受け入れられない。
 貴国が、今後も質の高い核戦力と核抑止力を維持し、核保有国の優位に立つという政策を進展させ、さらに、核実験を実施した事実を数カ月後に公表するという行為に対し、非常に強い危機感を抱くものである。
 我々は、被爆者の願いを踏みにじり、核兵器廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切るこうした行為を断じて許せない。
 貴国が、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の訴えに真摯に耳を傾け、今後一切、あらゆる核実験を中止し、率先して核兵器廃絶に取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成23年(2011年)7月20日

アメリカ合衆国
バラク・オバマ大統領 閣下 あて
駐日アメリカ合衆国大使館特命全権大使
ジョン・V・ルース大使 閣下

抗議文

 貴国が、昨年の12月と本年2月の2回、臨界前核実験を実施したとの報に接した。
 核兵器廃絶を求める多くの国際世論を無視した行為に対し、強い憤りを覚えるものであり、広島市議会として厳重に抗議する。
 昨年11月と本年3月に、貴国が新型の核実験を実施し、その公表が数カ月後であったように、今回の公表も実施後、数か月が経過している。
 貴国が、質の高い核戦力と核抑止力を維持し、核保有国の優位に立つという政策を、このように秘密裏に進展させる身勝手な行動に対し、非常に強い危機感を抱くと同時に、新型の核兵器開発への懸念を覚えるものである。
 我々は、核兵器廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切る行為を断じて許せない。
 貴国は、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の訴えに真摯に耳を傾け、今後一切、あらゆる核実験を中止し、率先して核兵器廃絶に取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成23年(2011年)5月23日

アメリカ合衆国
バラク・オバマ大統領 閣下 あて
駐日アメリカ合衆国大使館特命全権大使
ジョン・V・ルース大使 閣下

抗議文

 貴国が、昨年の11月と本年3月に核実験を実施したとの報に接した。
 核兵器廃絶を求める多くの国際世論を無視した暴挙に対し、強い怒りを覚えるものであり、広島市議会として厳重に抗議する。
 貴国は、「核兵器のない平和な世界を追及する。」として、冷戦期に製造した核兵器を減らす一方で、核保有国の中での優位性を維持すべく、臨界前核実験や今回のような新たな手法による核実験を秘密裏に重ねている。このような行為に対し、非常に強い危機感を抱くと同時に、新たな核兵器開発につながることを懸念する。
 我々は、被爆者の願いを踏みにじり、核兵器廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切る行為を断じて許せない。
 貴国は、核兵器廃絶と世界の恒久平和を願う国際社会の訴えに真摯に耳を傾け、今後一切、あらゆる核実験を中止し、率先して核兵器廃絶に取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成22年(2010年)10月13日

アメリカ合衆国
バラク・オバマ大統領 閣下 あて
駐日アメリカ合衆国大使館特命全権大使
ジョン・V・ルース大使 閣下

抗議文

 貴国は、9月15日にネバダ州において、臨界前核実験を実施した。
 オバマ大統領が、昨年4月にプラハにおいて「核兵器のない平和な世界を追及する。」と明言されて以降、世界が、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に向け、これまでにない機運の盛り上がりを見せているなかでの行為であり、広島市議会として厳重に抗議する。
 臨界前核実験は、本年、5月の「NPT再検討会議」での「すべての国は『核兵器のない世界』の実現に向けた政策を追及する。」とした最終合意 文書を無視したもので、被爆者の願いを踏みにじり、核兵器廃絶を目指す 世界の人々の願いも裏切る行為として、断じて許せない。
 貴国は、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の訴えに真摯に耳を 傾け、今後一切、あらゆる核実験を中止し、率先して核兵器廃絶に取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成21年(2009年)5月26日

朝鮮民主主義人民共和国
国防委員長 金 正日 様 あて

抗議文

 貴国が核実験を強行したとの報に接した。
 貴国は前回2006年に強行した核実験に際し、世界中から核兵器廃絶に逆行した暴挙であるとの強い非難を受けたにもかかわらず、再度核実験を強行したことは強い憤りを覚えるものであり、広島市議会として厳重に抗議する。
 貴国の行為は、核軍縮のための国際社会の努力を踏みにじり、核不拡散体制を揺るがすとともに、アジアはもとより世界の緊張状態を増幅させるものである。
 我々は、核兵器廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切るこの行為を断じて許せない。
 貴国は、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の声を真摯に受けとめ、今後一切、あらゆる核実験を中止し、核廃絶に率先して取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成18年(2006年)10月10日

朝鮮民主主義人民共和国
国防委員長 金 正日 様 あて

抗議文

 貴国が核実験を強行したとの報に接した。
 核兵器廃絶を求める多くの国際世論を無視した暴挙に対し、強い怒りを覚えるものであり、広島市議会として厳重に抗議する。
 核廃絶に向けた大きな流れの中で、貴国が核実験を強行したことは、核軍縮のための国際社会の努力を踏みにじるだけでなく、世界の緊張状態を増幅させ、新たな核拡散を誘発させるものである。
 我々は、核兵器廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切るこの行為を断じて許せない。
 貴国は、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の訴えに真摯に耳を傾け、今後一切、あらゆる核実験を中止し、核廃絶に率先して取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成18年(2006年)8月31日

アメリカ合衆国大統領
ジョージ・W・ブッシュ 閣下 あて
駐日アメリカ合衆国大使館特命全権大使
ジョン・トーマス・シーファー 閣下

抗議文

 核兵器廃絶を求める多くの国際世論を無視し、本年2月に続き臨界前核実験を強行したことに対し、強い怒りを覚えるものであり、広島市議会として厳重に抗議する。
 貴国がこうして臨界前核実験を繰り返し強行することは、核軍縮のための国際社会の努力を踏みにじるだけでなく、新たな核拡散を誘発させ、核不拡散体制を揺るがすものである。
 我々は、核兵器廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切るこの行為を断じて許せない。
 貴国は、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の訴えに真摯に耳を傾け、今後一切、核兵器の保有と開発につながる、あらゆる核実験を中止し、率先して核兵器廃絶に取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成18年(2006年)2月24日

アメリカ合衆国大統領
ジョージ・W・ブッシュ 閣下 あて
駐日アメリカ合衆国大使館特命全権大使
ジョン・トーマス・シーファー 閣下

抗議文

 貴国が、核兵器廃絶を求める多くの国際世論を無視し、英国と共同で臨界前核実験を強行したことに対し、強い怒りを覚えるものであり、広島市議会として厳重に抗議する。
 国際社会は今、核不拡散・核軍縮に向けた不断の努力を積み重ねてきている。このような中で、貴国が臨界前核実験を強行することは、国際社会の努力を踏みにじるだけでなく、世界の緊張状態を増幅させ、核不拡散体制を揺るがすものである。
 我々は、核兵器廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切るこの行為を断じて許せない。
 貴国は、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の訴えに真摯に耳を傾け、今後一切、核兵器の保有と開発につながる、あらゆる核実験を中止し、率先して核兵器廃絶に取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

英国首相
トニー・ブレア 閣下 あて
駐日英国大使館特命全権大使
グレアム・ホルブルック・フライ 閣下

抗議文

 貴国が、核兵器廃絶を求める多くの国際世論を無視し、米国と共同で臨界前核実験を強行したことに対し、強い怒りを覚えるものであり、広島市議会として厳重に抗議する。
 国際社会は今、核不拡散・核軍縮に向けた不断の努力を積み重ねてきている。このような中で、貴国が臨界前核実験を強行することは、国際社会の努力を踏みにじるだけでなく、世界の緊張状態を増幅させ、核不拡散体制を揺るがすものである。
 我々は、核兵器廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切るこの行為を断じて許せない。
 貴国は、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の訴えに真摯に耳を傾け、今後一切、核兵器の保有と開発につながる、あらゆる核実験を中止し、率先して核兵器廃絶に取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成16年(2004年)8月11日

ロシア連邦大統領
ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン 閣下 あて
駐日ロシア連邦大使館特命全権大使
アレクサンドル・プロホロヴィチ・ロシュコフ 閣下

抗議文

 21世紀を核兵器のない平和の世紀にしようと取り組んでいる中で、貴国が、依然として臨界前核実験を強行していることに対し、強い怒りを覚えるものであり、広島市議会として厳重に抗議する。
 貴国がこうして臨界前核実験を繰り返し、核兵器を保有し続ける意思を明確に示すことは、核軍縮のための国際社会の努力を踏みにじるだけでなく、世界の緊張状態を増幅させ、核不拡散体制を揺るがすものである。
 我々は、核廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切るこの行為を断じて許せない。
 貴国は、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の訴えを真摯に受け止め、今後一切、臨界前核実験を中止し、率先して核廃絶に取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成16年(2004年)5月26日

アメリカ合衆国大統領
ジョージ・W・ブッシュ 閣下 あて
駐日アメリカ合衆国大使館特命全権大使
ハワード・H・ベーカー 閣下

抗議文

 核廃絶を求める多くの国際世論を無視し、貴国が臨界前核実験を強行したことに対し、強い怒りを覚えるものであり、広島市議会として厳重に抗議する。
 核廃絶に向けた大きな流れの中で、貴国がこうして臨界前核実験を繰り返し強行することは、核軍縮のための国際社会の努力を踏みにじるだけでなく、世界の緊張状態を増幅させ、新たな核拡散を誘発させるものである。
 我々は、核廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切るこの行為を断じて許せない。
 貴国は、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の訴えを真摯に受け止め、今後一切、臨界前核実験を中止し、率先して核廃絶に取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成15年(2003年)9月20日

アメリカ合衆国大統領
ジョージ・W・ブッシュ 閣下 あて
駐日アメリカ合衆国大使館特命全権大使
ハワード・H・ベーカー 閣下

抗議文

 貴国が、核廃絶を求める多くの国際世論を無視し、臨界前核実験を強行したことに対し、強い怒りを覚えるものであり、広島市議会として厳重に抗議する。
 核廃絶に向けた大きな流れの中で、貴国がこうして臨界前核実験を繰り返し強行することは、核軍縮のための国際社会の努力を踏みにじるだけでなく、世界の緊張状態を増幅させ、新たな核拡散を誘発させるものである。
 我々は、核廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切るこの行為を断じて許せない。
 貴国は、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の訴えに真摯に耳を傾け、今後一切、臨界前核実験を中止し、核廃絶に率先して取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成14年(2002年)9月27日

アメリカ合衆国大統領
ジョージ・W・ブッシュ 閣下 あて
駐日アメリカ合衆国大使館特命全権大使
ハワード・H・ベーカー 閣下

抗議文

 核廃絶を求める国際世論がより強くなっているにもかかわらず、貴国が先月に続き臨界前核実験を強行したことに対し、強い怒りを覚えるものであり、広島市議会として厳重に抗議する。
 核廃絶の大きな流れの中で、貴国がこうして臨界前核実験を繰り返し強行することは、核軍縮のための国際社会の努力を踏みにじるだけでなく、世界の緊張状態を増幅させ、新たな核拡散を誘発させるものである。
 我々は、愚かな戦争と核兵器を新しい時代へ持ちこまないよう訴えてきた。
 貴国は、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の訴えに真摯に耳を傾け、今後一切、臨界前核実験を中止し、核廃絶に率先して取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成14年(2002年)8月30日

アメリカ合衆国大統領
ジョージ・W・ブッシュ 閣下 あて
駐日アメリカ合衆国大使館特命全権大使
ハワード・H・ベーカー 閣下

抗議文

 貴国が、核廃絶を求める多くの国際世論を無視し、たび重なる臨界前核実験を強行したことに対し、強い怒りを覚えるものであり、広島市議会として厳重に抗議する。
 核廃絶の大きな流れの中で、貴国がこうして臨界前核実験を繰り返し強行することは、核軍縮のための国際社会の努力を踏みにじるだけでなく、世界の緊張状態を増幅させ、新たな核拡散を誘発させるものである。
 我々は、核廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切るこの行為を断じて許せない。
 貴国は、核兵器のない平和な世界を願う国際社会の訴えに真摯に耳を傾け、今後一切、臨界前核実験を中止し、率先して核廃絶に取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成14年(2002年)6月8日

アメリカ合衆国大統領
ジョージ・W・ブッシュ 閣下 あて
駐日アメリカ合衆国大使館特命全権大使
ハワード・H・ベーカー 閣下

抗議文

 核廃絶を求める多くの国際世論を無視し、貴国がたび重なる臨界前核実験を強行したことに対し、強い怒りを覚えるものであり、広島市議会として厳重に抗議する。
 貴国がこうして臨界前核実験を繰り返し強行することは、核軍縮のための国際社会の努力を踏みにじるだけでなく、新たな核拡散を誘発させるものであり、核廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切る許せない行為である。
 我々は、愚かな戦争と核兵器を新しい時代へ持ちこまないよう訴えてきた。貴国は、核兵器のない平和な世界を願う国際世論を真摯に受け止め、今後一切、臨界前核実験を中止し、率先して核廃絶に取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成14年(2002年)2月15日

アメリカ合衆国大統領
ジョージ・W・ブッシュ 閣下 あて
駐日アメリカ合衆国大使館特命全権大使
ハワード・H・ベーカー 閣下

抗議文

 貴国が、核廃絶を求める多くの国際世論を無視し、英国と共同で臨界前核実験を強行したことに対し、強い怒りを覚えるものであり、広島市議会として厳重に抗議する。
 今回、初めて英国と共同で実験を実施したことは、核軍縮のための国際社会の努力を踏みにじるだけでなく、新たな核拡散を誘発させるものであり、核廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切る絶対許せない行為である。
 我々は、愚かな戦争と核兵器を新しい時代へ持ちこまないよう訴えてきた。貴国はこうした核兵器のない平和な世界を願う国際世論を真摯に受け止め、今後一切、臨界前核実験を中止し、率先して核廃絶に取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

英国首相
トニー・ブレア 閣下 あて
駐日イギリス大使館特命全権大使
スティーブン・ジョン・ゴマソール 閣下

抗議文

 貴国が、核廃絶を求める多くの国際世論を無視し、米国と共同で臨界前核実験を強行したことに対し、強い怒りを覚えるものであり、広島市議会として厳重に抗議する。
 今回、初めて貴国が米国の実験に参加したことは、核軍縮のための国際社会の努力を踏みにじるだけでなく、新たな核拡散を誘発させるものであり、核廃絶を目指す世界の人々の願いを裏切る絶対許せない行為である。
 我々は、愚かな戦争と核兵器を新しい時代へ持ちこまないよう訴えてきた。貴国はこうした核兵器のない平和な世界を願う国際世論を真摯に受け止め、今後一切、臨界前核実験を中止し、率先して核廃絶に取り組むことを強く求める。   広島市議会議長名

平成13年(2001年)12月14日

アメリカ合衆国大統領
ジョージ・W・ブッシュ 閣下 あて
駐日アメリカ合衆国大使館特命全権大使
ハワード・H・ベーカー 閣下

抗議文

  21世紀を核兵器のない平和の世紀にしようと取り組んでいる中で、たび重なる臨界前核実験を強行したことに対し、強い怒りを覚えるものであり、広島市議会として厳重に抗議する。
 貴国がこうした実験を繰り返すことは、核を持たない国々の不信を増大させ、核軍縮のための国際社会の努力を踏みにじり、新たな核拡散を誘発するなど、核軍縮体制を大きく後退させてしまうものである。
 我々は、改めて全世界に向けて核廃絶を訴える。そして、新しい時代を核兵器のない平和な世界にするため全力を尽くす覚悟である。貴国は、核廃絶を願う国際世論を真摯に受け止め、今後一切、臨界前核実験を中止し、率先して核廃絶に向けた国際社会の大きな柱として取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成13年(2001年)9月27日

アメリカ合衆国大統領
ジョージ・W・ブッシュ 閣下 あて
駐日アメリカ合衆国大使館特命全権大使
ハワード・H・ベーカー 閣下

抗議文

 21世紀を迎え、世界の人々が核兵器のない平和の世紀にしようと取り組んでいる中で、再び臨界前核実験を強行したことに対して、強い怒りを覚えるものであり、広島市議会として厳重に抗議する。
 たび重なる実験は、核軍縮のための国際社会の努力を踏みにじり、新たな核拡散を誘発するなど、核軍縮体制を大きく後退させてしまうものである。
 我々は、新しい時代を核兵器のない平和な世界にする責務がある。貴国は、核兵器の廃止を願う国際世論を真摯に受け止め、率先して臨界前核実験を中止し、核廃絶に向けた国際社会の大きな柱として取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成12年(2000年)12月15日

アメリカ合衆国大統領
ウィリアム・ジェファーソン・クリントン 閣下 あて
駐日アメリカ合衆国大使館特命全権大使
トーマス・S・フォーリー 閣下

抗議文

 核廃絶を求める多くの国際世論を無視し、たび重なる臨界前核実験を強行したことに対して、強い怒りを覚えるものであり、広島市議会として厳重に抗議する。
 こうして繰り返し繰り返し臨界前核実験を行うことは、非人道的破壊兵器である核爆弾の存在を誇示することに外ならず、平和を願う世界の人々の心を踏みにじり、核軍縮に向けた国際社会の懸命な努力に逆行する行為である。
 新しい21世紀へのカウントダウンが始まった今、我々は愚かな戦争と核兵器を新しい時代へ持ち込むことをしてはならない。そのためには、貴国は直ちに臨界前核実験を中止するとともに、率先して核廃絶に取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成12年(2000年)11月6日

ロシア連邦大統領代行
ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン 閣下 あて
駐日ロシア連邦大使館特命全権大使
アレクサンドル・ニコラエヴィチ・パノフ 閣下

抗議文

 実験中止を求める数多くの抗議があったにもかかわらず、臨界前核実験を強行したことに対して、広島市議会として厳重に抗議する。貴国がこうして臨界前核実験を繰り返し、核兵器を保有し続ける意志を明確に示すことは、核を持たない国々の不信を更に増大させ、新たな核拡散を誘発するなど、核をめぐる情勢を一層悪化させてしまうものである。
 まさに21世紀が始まろうとしている今、戦争の時代と言われる20世紀への反省の意を込めて、我々は新しい時代を戦争のない、核兵器のない時代としていく責務がある。そしてそのためには、貴国が率先して臨界前核実験を中止し、核軍縮に取り組むことこそが必要なのであり、その実行を強く求める。

広島市議会議長名

平成12年(2000年)9月5日

ロシア連邦大統領代行
ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン 閣下 あて
駐日ロシア連邦大使館特命全権大使
アレクサンドル・ニコラエヴィチ・パノフ 閣下

抗議文

 核兵器の廃絶を求める多くの国際世論を無視して、たび重なる臨界前核実験を実施していたことに対して、強い憤りを覚える。これは人類史上最初の被爆地である広島として、とうてい容認することのできないことであり、広島市議会として厳重に抗議する。
 先の核不拡散条約(NPT)再検討会議において、「核兵器全廃に向けた核保有国の明確な約束」がなされた中で、こうしてロシアや米国が際限なく臨界前核実験を繰り返すことは、核を持たない国々の不信を更に増大させるだけでなく、新たな核拡散を誘発し、人類の平和を根底から脅かすものである。
 貴国は、核兵器の廃絶を願う国際世論を真摯に受けとめ、臨界前核実験を直ちに中止するとともに、新しい21世紀を核兵器のない世紀とするために、率先して核兵器廃絶に取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成12年(2000年)8月18日

アメリカ合衆国大統領
ウィリアム・ジェファーソン・クリントン 閣下 あて
駐日アメリカ合衆国大使館特命全権大使
トーマス・S・フォーリー 閣下

抗議文

 核廃絶を求める多くの国際世論を無視し、臨界前核実験を強行したことに対して、強い怒りを覚えるものであり、広島市議会として厳重に抗議する。
 本年5月には核不拡散条約(NPT)再検討会議において、「核兵器全廃に向けた核保有国の明確な約束」がなされ、核なき21世紀に向けてはっきりした道筋がつけられるとともに、6月には朝鮮半島の南北首脳会談が行われ、その緊張が緩和し始めているこの時に、貴国がこうして繰り返し臨界前核実験を行うことは、非核保有国の不信を更に増大させるだけでなく、新たな核拡散を誘発し、人類の平和を根底から脅かすものである。
 新しい21世紀を戦争のない世紀、核のない世紀とするために、貴国は、臨界前核実験を直ちに中止するとともに、核保有国自らの責任として、率先して核軍縮に取り組むことを強く求めるものである。

広島市議会議長名

平成12年(2000年)4月7日

アメリカ合衆国大統領
ウィリアム・ジェファーソン・クリントン 閣下 あて
駐日アメリカ合衆国大使館特命全権大使
トーマス・S・フォーリー 閣下

抗議文

 実験中止を求める数多くの抗議があったにもかかわらず、11度目の臨界前核実験を強行したことに対して、強い怒りを覚えるものであり、広島市議会として厳重に抗議する。
 たび重なる臨界前核実験の実施は、核を持たない国々の不信を更に増大させ、新たな核拡散を誘発するなど、核をめぐる情勢を一層悪化させてしまうものである。
 核兵器は、多くの罪なき人を一瞬にして不幸のどん底に陥れるだけでなく、地球の存在すら危うくする非人道的な兵器であることを十分認識すべきである。そしてその廃絶のために、まず貴国が率先して臨界前核実験を中止し、核軍縮に取り組むことを強く求めるものである。

広島市議会議長名

平成12年(2000年)3月23日

アメリカ合衆国大統領
ウィリアム・ジェファーソン・クリントン 閣下 あて
駐日アメリカ合衆国大使館特命全権大使
トーマス・S・フォーリー 閣下

抗議文

 実験中止を求める数多くの抗議があったにもかかわらず、10度目の臨界前核実験を強行したことに対して、広島市議会として厳重に抗議する。
 核保有国の増加や、貴国の包括的核実験禁止条約(CTBT)への批准否決といった、国際社会における核軍縮の流れが後退している現状は、核を持たない国々の不信を更に増大させ、新たな核拡散を誘発するなど、核をめぐる情勢を一層悪化させてしまうものである。
 新しい時代である21世紀を担う多くの子供たちに、平和な世界を贈るためには、我々大人の責務として、戦争と核兵器のない世界を実現していく必要がある。そしてそのためには、貴国が率先して臨界前核実験を中止し、核軍縮に取り組むことを強く求めるものである。

広島市議会議長名

平成12年(2000年)2月7日

ロシア連邦大統領代行
ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン 閣下 あて
駐日ロシア連邦大使館特命全権大使
アレクサンドル・ニコラエヴィチ・パノフ 閣下

抗議文

 核兵器の廃絶を求める多くの国際世論を無視して、たび重なる臨界前核実験を実施していたことに対して、強い憤りを覚える。これは人類史上最初の被爆地である広島として、とうてい容認することのできないことであり、広島市議会として厳重に抗議する。
 こうして核保有国が際限なく臨界前核実験を繰り返すことは、核を持たない国々の不信を更に増大させるだけでなく、新たな核拡散を誘発し、人類の平和を根底から脅かすものである。
 貴国は、核兵器の廃絶を願う国際世論を真摯に受けとめ、臨界前核実験を直ちに中止するとともに、新しい21世紀を核兵器のない世紀とするために、率先して核兵器廃絶に取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成12年(2000年)2月4日

アメリカ合衆国大統領
ウィリアム・ジェファーソン・クリントン 閣下 あて
駐日アメリカ合衆国大使館特命全権大使
トーマス・S・フォーリー 閣下

抗議文

 実験中止を求める数多くの抗議があったにもかかわらず、9度目の臨界前核実験を強行したことに対して、広島市議会として厳重に抗議する。
 昨年の包括的核実験禁止条約(CTBT)の批准否決や、こうした度重なる臨界前核実験の実施は、国際社会における核軍縮の流れを後退させるだけでなく、核を持たない国々の不信を更に増大させ、新たな核拡散を誘発し、核をめぐる情勢を一層悪化させるものである。
 新しい21世紀を戦争のない世紀、核のない世紀とするために、貴国は、臨界前核実験を直ちに中止するとともに、核保有国自らの責務として、率先して核軍縮に取り組むことを強く求める。

広島市議会議長名

平成7年(1995)年8月31日

中華人民共和国 国家主席
江 沢民 閣下 あて
駐日中華人民共和国大使館 特命全権大使
除 敦信 閣下

抗議文

人類史上、最初の原子爆弾の投下により、広島のまちは劫火と爆風で破壊しつくされた。
あの痛ましい惨状を経験した広島市民は、これまで一貫して核兵器の恐ろしさと平和の尊さを全世界に訴え続けてきた。
去る8月6日、広島は、被爆50周年を迎え、悲しみを新たにするとともに、放射能の脅威を伴う非人道的兵器である核兵器の廃絶と平和な世界の実現に向けての不断の努力を改めて全世界に表明したばかりである。
こうした中、本年5月に続いて、このたび貴国が強行した核実験は、平和を願う人々の心を踏みにじる暴挙であり、核軍縮に向けた国際社会の努力に逆行するものである。
広島市民は強い憤りを覚えるとともに、これを黙視できない。
核実験を強行した貴国に対して、広島市議会の総意をもって厳重に抗議し、核実験の即時全面禁止と核廃絶を強く求める。

広島市議会議長名

 

フランス共和国大統領
ジャック・シラク閣下 あて
駐日フランス共和国大使館 特命全権大使
ジャン・ベルナール・ウーブリュ 閣下

抗議文

人類史上、最初の原子爆弾の投下により、広島のまちは劫火と爆風で破壊しつくされた。
あの痛ましい惨状を経験した広島市民は、これまで一貫して核兵器の恐ろしさと平和の尊さを全世界に訴え続けてきた。
去る8月6日、広島は、被爆50周年を迎え、悲しみを新たにするとともに、放射能の脅威を伴う非人道的兵器である核兵器の廃絶と平和な世界の実現に向けての不断の努力を改めて全世界に表明したところである。
貴国が強行しようとする核実験は、平和を願う人々の心を踏みにじり、核軍縮に向けた国際社会の努力に逆行するものである。
広島市民は強い憤りを覚えるとともに、これを黙視できない。
核実験再開決定をした貴国に対して、広島市議会の総意をもって強く抗議し、その計画の即時撤回と全面核実験禁止並びに核廃絶を強く求める。

広島市議会議長名

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