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ページ番号:0000016858更新日:2019年10月21日更新印刷ページ表示

広島特別支援学校の新しい校章が決まりました

新しい校章

 東大阪市にお住まいの、駒井 瞭 様の図案が最優秀賞に選ばれ、新たな校章の図案として採用されることになりました。
 この図案は、海波弾む出島を背景とし、陽を受けて伸びゆく双葉や萌える若葉をモチーフにしています。児童生徒同士、児童生徒と教職員、保護者・地域と学校が手を取り合って触れ合う温かな交流の中に、広島の「ひ」、特別の「と」、支援の「し」の文字を組み合わせ、本校が希望に向かって、明るく元気にたくましく、光の道を進む喜びをデザインしたものです。
 21世紀をリードする広島市立広島特別支援学校が、力強く飛翔発展する勇姿を象徴しています。

新たな校章の制定について

 この度、新たな校章を制定する趣旨は以下のとおりです。
 第1に、平成19年4月1日に学校教育法の一部が改正され、「特殊教育」から「特別支援教育」へ、名称が変更されるとともに、同日、学則改正により「広島市立広島養護学校」から「広島市立広島特別支援学校」へ校名を変更いたしました。現行の校章は、広島市の木である楠木の葉に養護学校の頭文字である「養」の文字を中央に配した校章で、本校開校年度の昭和58年10月1日に制定されています。校名の変更に伴って、本校のシンボルとしての校章の図案が馴染めないものになりました。
 第2に、本校は平成24年9月に南区出島に移転・開校します。自校の専門性を高めながら、広島市の特別支援教育のセンター的役割を果たしていくことともに、特別支援学校としての教育の充実を図り、益々発展していくことが期待されています。こうした大きな転換期にあって、本校発展への期待や思いを馳せることのできる新たな校章を制定する意義は大きいと考えました。
 第3に、平成24年度の移転・開校の年、本校は創立30周年を迎えます。30年の時を経て、移転・開校に合わせて広く市民等に校章図案の公募を行うことは、これまで多くの支援をいただいた方々への謝意を表す機会となり、更に本校教育の理解、啓発につながるものと考えました。

 以上の趣旨に基づき、平成22年9月に、広島市立大学芸術学部教授 及川久男先生を座長とする校章制定会議を発足させ校章図案の公募を行ったところ、幼稚園児から大学生、一般の方々まで、県外からの17作品を含め、258作品もの応募がありました。第1次審査、第2次審査、そして最終審査を厳正に行った結果、東大阪市にお住まいの、駒井 瞭 様の図案が最優秀賞に選ばれました。

 終わりになりましたが、この度の校章制定に関わりまして、広島市立大学芸術学部教授 及川久男先生、広島市立基町高等学校教諭 上川英紀先生、広島市教育委員会特別支援教育課の先生方、そして、作品を応募してくださった多くの方々に厚く感謝申し上げますとともに、今後とも本校教育の充実・発展に向け、御理解と御支援を賜りますようお願いいたします。

広島市立広島特別支援学校 校長 中尾 秀行

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