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ページ番号:0000137760更新日:2020年3月10日更新印刷ページ表示

働き方改革の推進に係る主な取組

部活動休養日の設定、部活動指導員の配置

 部活動は、体力や技能の向上を図る目的に加え、異年齢交流による人間関係の構築など、生徒の多様な学びの場として、教育的意義が大きいといわれている一方、過度の練習がスポーツ障害や外傷のリスクを高めたり、教職員の長時間勤務の原因になったりしています。

 そこで、部活動を持続可能なものにするとともに、生徒や教職員にとって、健康に配慮され、より充実したものとなるよう「広島市立中・高等学校 部活動の方針」に基づき、部活動を実施します。

「広島市立中・高等学校 部活動の方針」から抜粋                                    

🔷週当たり2日以上(平日1日以上、土曜日及び日曜日1日以上)の休養日を設定します。

🔷適切な活動時間(1日当たり平日2時間程度、休日3時間程度)を設定します。

🔷夏休みなどの長期休業中には、ある程度まとまった休養期間(オフシーズン)を設定します。

🔷朝練習は、原則、行わないこととします。

🔷顧問である教員と連携・協力を図りながら、専門的な知識を生かした技術的な指導や、大会等への引率もできる「部活動指導員」を積極的に活用します。

一定のルールに基づく時間外の電話対応

 教職員は、朝は子どもを迎えるために、勤務時間前から登校指導、授業準備などを行います。夕方は生徒指導や保護者対応などを勤務時間後に行うことが多くあり、授業準備や教材研究に必要な時間を十分確保できていません。

 そこで、留守番電話(自動応答)の導入を進め、児童生徒の下校後に教員が授業準備などに専念できる時間を確保します。

※平日の自動音声による対応(各学校によって異なります。)

 ・小学校:17時30分~翌日7時30分

 ・中学校:部活動終了時刻の1時間後~翌日7時30分

定時退校の実施

 すべての学校で、週1回以上、定時退校日を設定しています。

 ※学校により曜日や時刻、運用方法は異なります。

幼稚園・学校一斉閉庁の実施

 全ての市立幼稚園・学校において、夏季及び冬季休業期間中において、園児・児童・生徒及び教職員の心身の健康増進を図るとともに、教職員の休暇取得を促進し、「学校における働き方改革」を進めるため、一斉閉庁を実施しています。

【令和6年度一斉閉庁日】

 夏季:令和6年8月13日(火)、14日(水)、15日(木)

 冬季:令和6年12月28日(土)、令和7年1月4日(土)

 (一斉閉庁日の前後に各幼稚園・学校の独自の閉庁日を追加する場合や、行事などの都合により変更する場合があります。)

スクールサポートスタッフの活用

 スクールサポートスタッフは、教員がより児童生徒への指導や教材研究等に注力できるよう、教員に代わって、イベント案内等配布物の仕分け、プリントの印刷や配布準備、パソコンへの簡単な入力作業など、教員の専門性を必要としない業務を行っており、本市では順次拡大を図っています。

スクールロイヤーの活用

 スクールロイヤー制度は、学校活動全般において発生する、対応に苦慮する事案、例えば、学校に対する過剰な要求やクレームに関する問題、いじめ等の生徒指導に関する問題などへの対応について、法律の専門家である弁護士に、深刻化する前の初期段階で迅速かつ気軽に相談できる制度です。

 広島市では、問題の早期解決、安心・自信を持った対応につなげられるよう、働き方改革の一環として、平成31年4月から導入しています。

登下校に関する対応の見直し

 広島市では、保護者や地域のボランティアによる見守り活動、警察・区役所によるパトロールなど、家庭、地域、行政がそれぞれの役割に応じ、互いに連携・協力しながら、地域ぐるみで子どもを守る取組を推進しています。

 学校では、子ども自身が安全に行動する力を身につけさせるとともに、関係機関等と連携して子どもの安全対策に取り組んでいますが、働き方改革の取組として、教職員が登下校の時間帯に校外で行う日常的な見守り活動については、地域の実情を踏まえながら、段階的に縮小していくこととしています。

 登下校時にできるだけ多くの大人の目が子どもに注がれるよう、保護者、地域のみなさまには、引き続き、見守り活動への御協力をお願いします。

 

PDFファイル(登下校に関する対応の見直し) [PDFファイル/393KB]

ICT環境の整備・活用の促進

 平成31年度は、高等学校・中等教育学校に校務支援システムを導入し、令和2年度から運用できる環境を整備しました。

 令和2年度は、モデル校において、採点システムを導入し、業務の効率化の検証を行います。

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