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被爆証言応答装置の製作に当たり、被爆者への質問作成に協力いただける小・中・高校生を募集します(受付終了)
被爆から79年が経過し、被爆者の更なる高齢化が進む中、被爆者の体験や平和への思いを的確かつ確実に後世へと伝えることが喫緊の課題となっており、本市では、「被爆者がいなくなる時代」を見据え、AIなどのデジタル技術を活用した新たな被爆体験継承の取組を実施しています。
その一環として、「被爆証言応答装置」を製作することとしており、この度、製作に協力いただく被爆体験証言者から直接講話を聴講の上、被爆体験証言者への質問作成に協力いただける小・中・高校生を募集します。
<募集対象者>
次の行事に参加できる小・中・高校生(各10人程度)
<被爆体験証言講話の聴講及び証言者への質問作成について>
日時:令和6年11月5日(火) 16:30~17:30(予定)
会場:広島平和記念資料館 東館地下1階 会議室1
内容:(1)被爆体験証言者 山本 定男(やまもと さだお)氏による被爆体験講話(30分)
(2)小・中・高校生による質問のリストアップ(30分)
<応募方法>
10月28日(月)までに、(1)件名:「被爆証言応答装置 質問作成参加」、(2)参加者の氏名、(3)参加者の学年、(4)保護者又は引率者の氏名、(5)保護者又は引率者の連絡先(Emailアドレス又は電話番号)をご記入の上、メール又はFAXでお申込みください。複数名での参加希望の場合、(2)及び(3)については人数分ご記入ください。
<結果通知>
応募された方全員に10月29日頃を目途にご連絡します。
<申込み・問合せ先>
広島市市民局国際平和推進部平和推進課
電話番号 082-242-7831
Fax番号 082-242-7452
メールアドレス peace@city.hiroshima.lg.jp
<注意事項等>
・個人で参加の場合は保護者の方の同伴を、学校の活動の一環として参加の場合は教職員の方による引率をお願いします(行事の様子をご覧いただけるよう、会場内に保護者・引率者席を設けます)。
・会場に駐車場はありません。公共交通機関等をご利用いただき、交通費は各自でご負担ください。
・参加希望者多数の場合は、抽選することがあります。
・当日はマスコミによる取材が入る可能性があります。
・ご記入いただいた個人情報(氏名・学年・連絡先等)は厳重に管理し、本件のご案内のみに使用します。
【参考】被爆証言応答装置とは
被爆証言応答装置は、利用者の質問に対して、あらかじめ撮影した被爆者のインタビュー映像の中からAIが分析し、適切な答えを選んで再生する仕組みです。利用者に被爆者本人の映像や音声で被爆者との対話を疑似体験いただくことで、被爆者の体験や平和への思い、核兵器の非人道性への理解を深めていただき、「ヒロシマの心」の共有を図ります。