国内の自治体等に対する原爆被害等を疑似体験できるVRゴーグルの貸出し
本市では、被爆の実相のVR(バーチャルリアリティ)映像が組み込まれたVRゴーグルを借り上げ、本市が実施する原爆・平和展等において、多くの人に原爆投下時の悲惨さや現在の広島の状況を疑似体験していただくことにより、広島を訪れるきっかけとしてもらうとともに、平和についてより深く考える機会を提供しています。
その取組の一環として、以下のとおり国内の自治体等に対してVRゴーグルの貸出しを行います。
貸出しについて
対象:国内の自治体、国及び学校等が主催又は共催する「ヒロシマの心」を共有する取組
料金:無償(送料のみ貸出希望者が負担)
貸出台数:2台まで
貸出期間:1か月以内(本市との往復に掛かる期間を含む。)
※詳細は貸出要綱(下部「ダウンロード」に掲載)をご確認ください。
VRゴーグルについて
参考:映像の一部様子



(画像)出典:PEACE PARK TOUR VR
※上の3点の画像の使用には、事前の申請及び権利者による許諾が必要です。許諾までに時間を要する場合があります。詳しくはお問い合わせください。
ゴーグルについて
- 収録時間:5分
- 対応言語:7か国語(日・英・仏・独・伊・西・アラビア)
- セット内容:ハードケース・VRゴーグル本体・充電器・充電ケーブル
参考:運送時のサイズについて
送料概算時、VRゴーグル1台の場合は「100サイズ」、2台の場合は「120サイズ」を目安としてください(ハードケースごと段ボールに入れ梱包した状態の外寸3辺の合計(cm))。
貸出しの手順について
貸出しの手順は次のとおりです。
- 貸出要綱を確認
- (申請前)在庫状況を問い合わせ(電話)
※申請前に電話:082-504-2900まで利用希望時期の在庫状況の問合せをお願いします。 - 貸出申請書を提出
(下記メールアドレスまでお送りください。押印は不要です。本市にて内容を審査し、貸出しの可否についてご連絡します。)
※貸出申請は、活用本番の初日の1年前から(例:展示の場合、会期初日の1年前から)受け付けます。
※貸出期間は、原則として、最長1か月間(輸送にかかる日数を含みます。)とします。 - (来館の場合)VRゴーグル受取日時を調整
(運送の場合)運送業者を手配(着払いで本市より発送し、元払いで本市に返却いただきます。) - 「VRゴーグル活用される皆様へ(お願い)」と実機の操作方法を確認
- VRゴーグルを使用
- ゴーグルを返却
- 使用報告書を提出
問合せ先
広島市市民局国際平和推進部平和推進課 被爆体験継承担当
電話:082-504-2900
Eメール:[email protected] (申請書・報告書の提出先)
ダウンロード
導入経緯・事業の目的等について
貸出要綱
貸出申請書
使用報告書
活用事例
活用例
- (自治体) 原爆・空襲・平和に関するパネル展会場に体験コーナーを設置
- (自治体) 被爆体験講話の会場に体験コーナーを設置
- (学校) 平和学習の補助教材として活用
体験された方の声
- 二度とこのようなことを起こしてはいけないと感じた。
- 当時の悲惨な様子を目の当たりにしたような感覚になった。
- 映像に出ていた場所に実際に行ってみようと思う。
- 実際にその場にいるかのような臨場感に驚き、恐ろしくなった。
- 体験を機会に、我が子と原爆について考える時間を持つことができた。
活用された方の声
- 先端技術を活用し、戦争体験を後世につないでいくことを意義深く感じた。
- 没入感のある仮想現実で原爆被害の実相を疑似体験することで、理解を深めていただくことができた。
- 当時の状況をVR映像で疑似体験でき、当事者意識を持ってもらうことができた。
- VRゴーグルに興味を持ってもらったことをきっかけに、幅広い年代の方に原爆や平和について自分事として考えてもらうことができた。
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このページに関するお問い合わせ
市民局国際平和推進部 平和推進課被爆体験継承担当
〒730-8586 広島市中区国泰寺町一丁目6番34号
電話:082-504-2900(被爆体験継承担当) ファクス:082-504-2986
[email protected]