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被爆体験伝承者等養成事業について
被爆体験伝承者等養成事業とは
被爆者の高齢化に伴って、被爆体験をお話しされる方が少なくなってきています。広島市では、自らの被爆体験等を伝える「被爆体験証言者」と、被爆体験証言者の被爆体験や平和への思いを受け継ぎ、それを伝える「被爆体験伝承者」を平成24年度から養成しています。
また、令和4年度から、家族の被爆体験等を受け継ぎ、それを伝える「家族伝承者」の養成研修受講者を募集し、養成に取り組んでいます。
応募資格
被爆体験証言者
意欲がある方であれば、どなたでも応募可能です。
被爆体験伝承者
研修に概ね参加可能で、かつ、概ね5年以上活動できる方
家族伝承者
被爆体験伝承者の応募資格に加え、被爆者の家族である方(家族である被爆者が、伝承することについて同意し、かつ、講話内容の確認に協力できる場合に限ります。)
養成研修スケジュール
研修期間は、被爆体験証言者は概ね1年間、被爆体験伝承者及び家族伝承者は概ね2年間です(講話原稿の作成時期によっては、それより早く修了することも可能です。)。
被爆体験 |
被爆の実相や話法技術等の講義を受講後、講話原稿を作成した後、講話実習を行います。 |
研修後 → |
(公財)広島平和文化センターから委嘱を受けて、平和記念資料館等で修学旅行生や海外からの訪問者等を対象に講話を実施していただく予定です。 |
被爆体験 伝承者 |
被爆の実相や話法技術等の講義を受講後、証言者から被爆体験の伝授を受け、講話原稿を作成した後、講話実習を行います。 | ||
家族伝承者 | 被爆の実相や話法技術等の講義を受講後、家族である被爆者から被爆体験の伝授を受け、講話原稿を作成した後、講話実習を行います。 |
令和6年度被爆体験伝承者の募集について(※今年度の募集は終了しました。)
養成研修修了後の活動について
養成研修を修了した後、(公財)広島平和文化センターの委嘱を受けて被爆体験証言者、被爆体験伝承者または家族伝承者として活動していただく予定です。
令和6年4月1日現在、被爆体験伝承者226人と家族伝承者38人が活動中です。被爆体験伝承者等は、学校等の依頼に応じ伝承講話を行うだけでなく、広島平和記念資料館などで定時講話を行っています。
被爆体験伝承者等の伝承講話を聴きたい方は
- 定時講話にご参加ください
広島平和記念資料館で定時講話を行っています。予約は不要です。日程など詳細については広島平和記念資料館のホームページ<外部リンク>をご覧ください。 - ご希望の会場で講話を行います
ご希望の会場で伝承講話を行うことができます。詳細は、広島平和記念資料館または国立広島原爆死没者追悼平和祈念館にお問合せください。
広島市内への派遣に関する問合せ先
広島平和記念資料館 啓発課
Tel 082-242-7828 Fax 082-247-2464
E-mail keihatsu@pcf.city.hiroshima.jp
※詳細は、広島平和記念資料館のホームページ<外部リンク>をご覧ください。
広島市外への派遣に関する問合せ先
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館
Tel 082-543-6271 Fax 082-543-6273
E-mail info@hiro-tsuitokinenkan.go.jp
※詳細は、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館のホームページ<外部リンク>をご覧ください。