包括外部監査の意見に対する対応結果の公表(平成27年8月3日公表)

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ページ番号1012009  更新日 2025年4月7日

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広島市監査公表第28号
平成27年8月3日

広島市監査委員 佐伯 克彦
同 井上 周子
同 竹田 康律
同 星谷 鉄正

広島市長から監査の意見に対する対応結果について通知があったので、当該通知に係る事項を別紙のとおり公表する。

(別紙)

平成25年度包括外部監査の意見に対する対応結果の公表(こども未来局)

1 監査意見公表年月日

平成26年2月3日(広島市監査公表第2号)

2 包括外部監査人

世良 敏昭

3 監査意見に対する対応結果通知年月日

平成27年7月23日(広こ企第26号)

4 監査のテーマ

財政援助団体等に対する負担金、補助及び交付金、委託料の支出等に関する財務事務の執行について

5 監査の意見及び対応の内容

一般財団法人広島市都市整備公社(保育園維持補修等業務に係る委託業務内容等の明確化及び業務完了時の提出書類の見直しについて)(所管課:こども未来局保育企画課)

監査の意見の要旨

市は、市立保育園の維持補修等業務を一般財団法人広島市都市整備公社(以下「本団体」という。)へ委託している。
当該委託契約に係る契約書について、委託業務の内容が、「広島市保育園の維持補修等業務その他市が必要とする業務」としか記載されておらず、実際に本団体が行っている具体的な業務内容が記載されていない。
また、契約上、市が本団体から受け取っているのは、委託料の執行状況、資金計画等委託料に関するものであり、業務の実施に関する報告については受け取ることとしていない。市は、本団体から適宜修繕発注状況のリスト等を入手しているため、業務の実施状況について把握する手段はある。しかし、市立保育園の維持補修に関して、市が中長期的な視点を踏まえた総合的な判断を行うに資する情報提供、報告又は提案といったことが、当該業務を通じて本団体から行われることも期待できる。
市は、作業方法や作業上の注意事項を含めた業務内容について、できる限り詳細に契約書又は仕様書に明確に記載することが望まれる。
また、中長期的な視点を踏まえた総合的な判断を行うに資する情報を市が得ることができるよう、費用対効果を勘案の上、当該業務に関する実施報告書を契約上の必要な書類として位置付けることが望ましい。

対応の内容

監査の意見を踏まえ、平成26年度の委託契約締結時から、委託業務の具体的な内容や業務実施上の留意事項などを記載した仕様書を作成し、それを契約書に添付している。
また、平成26年度における毎月の業務執行状況報告時から、具体的な業務の実施内容や今後の修繕・保守管理に関する所見等を記載した「業務報告書」を本団体から提出させることとし、それを契約上の取り決めとしている。

このページに関するお問い合わせ先

監査事務局 監査第一課
電話:082-504-2533/ファクス:082-504-2338
メールアドレス:[email protected]

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監査事務局監査第二課
〒730-8586 広島市中区国泰寺町一丁目6番34号 中区役所7階
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