令和7年度決算審査意見書

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ページ番号1052487  更新日 2026年9月11日

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決算審査

 市長から審査に付された決算及び附属書類について、関係法令に適合して作成されているかを確認するとともに、証書類と照合することなどにより、予算の執行等が適正に行われているか審査しました。

1 各会計歳入歳出決算(令和8年9月11日審査意見書提出)

 令和7年度各会計歳入歳出決算(一般会計及び20特別会計)及び政令で定める書類は、重要な点において、いずれも関係法令に適合して作成されており、かつ、その計数は正確であり、予算執行は、おおむね適正であることを認めましたが、今後の財政運営に当たり、以下の意見を付しました。

意見

 今後の財政運営に当たっては、「財政運営方針(令和6年度~令和9年度)」に掲げる目標の達成に向けて、財政運営の基本方針及び基本方針に基づく取組を着実に推進するとともに、物価動向を始めとする社会経済情勢の変化も注視しつつ、引き続き、的確な予算編成と適切かつ効率的な予算執行に意を用い、持続可能な財政運営に努め、「世界に誇れる『まち』広島」の実現に向けて取り組まれたい。

2 公営企業会計決算(令和8年8月28日審査意見書提出)

 令和7年度公営企業決算(水道事業・下水道事業・安芸市民病院事業)並びに事業報告書及び政令で定めるその他の書類は、重要な点において、いずれも関係法令に適合して作成されており、かつ、その計数は正確であり、経営成績と財政状態を明瞭に表示していることを認めましたが、各事業を取り巻く経営環境は依然として厳しいものと予測されることから、以下の意見を付しました。

水道事業に対する意見

  •  費用面において、水道施設の更新・改良や災害対策の充実などに引き続き取り組んでおり、企業債の償還や減価償却費等多額の負担が今後とも見込まれる。さらに、昨今の物価高騰等の影響も考慮すると、今後、建設改良費や維持管理費等について負担の増加が見込まれる。
  •  収益面において、給水人口は将来も減少していくと考えられるため、給水収益の大幅な増加が見込まれない状況である。財政収支計画においても令和9年度まで純損失が生じることが見込まれている。
  •  こうした水道事業が置かれている厳しい状況を職員一人一人が十分に認識した上で、これまで以上に徹底した経費の削減や収入の確保に努めるなど、計画的かつ効率的な事業運営に意を用いることで、より一層収益力の向上を図り、純損失の早期解消に取り組まれたい。

下水道事業に対する意見

  •  中期経営プラン(令和6年度~令和9年度)に掲げた整備計画を着実に推進するとともに、収入確保策及び支出削減策に積極的に取り組み、純利益を確保することにより、持続可能な経営基盤の確保を図られたい。
  •  令和6年9月に西区で発生した下水道工事の施行に伴う道路陥没事故や、全国的に発生している下水道管の劣化等に起因する道路陥没事故により、下水道などのインフラに対する市民の安全・安心への関心がますます高まっている。このため、市民の安全・安心に一層留意しつつ、浸水被害の軽減及び安定的な下水道サービスの提供に向け、中期経営プランに基づき、浸水対策や老朽化対策を着実に推進されたい。

安芸市民病院事業に対する意見

  •  安芸市民病院は、平成18年度から指定管理者制度を導入し、一般社団法人広島市医師会が指定管理者として運営している。現在取り組んでいる老朽化した施設の建替え後は、病床数が減少するとともに、介護医療院の設置が行われるなど、病院事業の経営環境が大きく変わろうとしている。こうした中、将来にわたって安定した経営が継続できるよう経営基盤の充実等に取り組むとともに、引き続き経営の効率化の徹底を図るなど、収益の確保に努められたい。
  •  安芸市民病院と地方独立行政法人広島市立病院機構に属する4つの病院とが引き続き連携し、市民に信頼され、必要とされる質の高い医療を継続的かつ安定的に提供し、多様化・高度化する市民のニーズへの的確な対応に努められたい。

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