広島国際大学との共同で、起立不能のキリンの子どもに装具治療開始
令和2年4月9日に生まれたアミメキリンの子ども(母:メグミ・父:イブキ)は、両後肢に重度の屈腱弛緩(足先を曲げるための腱が伸びきって、足をピンと伸ばすことができない状態)がある状態で誕生し、起立することができませんでした。このため、誕生直後から両後肢にギプスを巻いて固定し、成長とともに腱の状態が改善されるのを待っていましたが、ギプス固定のみの治療では十分な改善が見込めないことから、装具装着による治療を試みることにしました。
装具については専門的知識と技術が必要なことから、広島国際大学総合リハビリテーション学部義肢装具学専攻・山田哲生講師の協力のもとに実施することとなりました。現在、順調に装具の効果による足の状態の改善がみられてきています。なお、アミメキリンの子どもは日光浴と歩行訓練を兼ねて、不定期に小運動場で展示しています。子どもを展示している場合の撮影は可能です(天候や動物の状況により展示しない場合があります)。
取材については改めてお問い合わせください。
屈腱弛緩のため、両後肢の中手指節関節が通常曲がらない角度に曲がってしまっている。
- 開園時間:午前9時から午後4時30分まで(ただし、入園は午後4時まで)
- 入園料:大人510円、65歳以上・小人(高校生及び高校生相当年齢)170円、中学生以下無料
※65歳以上の適用には公的証明書が必要 - 休園日:毎週木曜日(ただし、7月23日は開園)
令和2年(2020年) 7月21日(火曜日)
- 広島市安佐動物公園 管理課長:石松
担当:企画広報係 梅田、嶋田 082-838-1111 - 学校法人常翔学園 広報室
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