国が目指す精神障害にも対応した地域包括ケアシステム(「にも包括」)の概要
精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築イメージ
精神障害の有無や程度にかかわらず、誰もが安心して自分らしく暮らすことができるよう、医療、障害福祉・介護、住まい、社会参加(就労など)、地域の助け合い、普及啓発(教育など)が包括的に確保されているシステムのことを、「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」と言い、通称「にも包括」と呼んでいます。
「にも包括」の対象者
こころの病気は誰もがかかりうる病気です。
「にも包括」では、疾病の発生を未然に防止する「1次予防」から、発生した疾病の増悪防止とリハビリテーションを行う「3次予防」まで、精神障害の有無や程度に関わらず、すべての住民を対象としています。
国の目指す「にも包括」構築の将来像
国の目指す「にも包括」構築の将来像は、地域で福祉サービス等を活用しながら住民同士で支えあって暮らせる人を増やし、医療保険・保健予防・生活支援を柱として、それぞれの分野が重層的に重なり合って地域共生社会を実現することで、状態の変化に早期に気づき支える仕組みにより精神科救急や危機介入等の集中的な支援を必要とする人々を減らすことを目指しています。
国の「にも包括」構築に向けた取組
国は、平成29年度より、都道府県等自治体に対する補助事業(構築推進事業)と都道府県等自治体の取り組みを支援する委託事業(構築支援事業)の2つの予算事業を実施することにより、「にも包括」の構築に向けた取り組みを行っています。
構築支援事業では、自治体の「にも包括」の構築を支援するため、「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム構築支援情報ポータル」を設け、各種情報や関連調査・研究事業等を紹介しています。
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厚生労働省ホームページ(外部リンク)
厚生労働省の精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築についてまとめたサイト。 -
厚生労働省 精神障害にも対応した地域包括ケアシステム構築支援情報ポータル(外部リンク)
「にも包括」構築に関する各自治体の情報や関連調査・研究事業等を紹介したサイト。
このページに関するお問い合わせ
健康福祉局障害福祉部 精神保健福祉課
〒730-8586 広島市中区国泰寺町一丁目6番34号
電話:082-504-2228(代表) ファクス:082-504-2256
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