広島高速4号線延伸事業
1 事業の目的
広島高速4号線(都市計画道路広島西風新都線)は、広島市の都心と「ひろしま西風新都」の都市づくりが進む北西部を結ぶ指定都市高速道路です。
現在、西区「中広」から安佐南区「沼田」までの区間が供用していますが、山陽自動車道とは接続していないことから、乗り継ぐためには、一旦、一般道路を経由する必要があります。
このため、広島高速4号線を延伸して山陽自動車道と接続させることで、高速自動車道路網のミッシングリンクを解消し、本市が進める「200万人広島都市圏構想」の実現に向けて、圏域内の交流・連携を一層強化するための基盤となる広域道路ネットワークの充実・強化を図るものです。
また、乗り継ぎのために「ひろしま西風新都内」の一般道路を通過していた交通が計画道路に転換され、一般道路の混雑緩和も期待できます。
広島高速4号線延伸事業の位置図
2 事業の経緯
広島高速4号線の中広・沼田間(広島西風新都線)は、平成7年に都市計画決定され、平成13年に供用開始しています。
山陽自動車道までの延伸区間については、当時計画されていた「都市センター地区土地区画整理事業」を経由しない五日市ICへの接続として、平成8年に山陽自動車道の整備計画に位置付けられ、関係機関等との調整を進めていました。
そのような中、平成16年に全市的な公共事業の見直しが行われ、「都市センター地区土地区画整理事業」が中止となったことから、これを受け山陽自動車道へ最短距離で接続する「直結ルート案」の検討を開始いたしました。
その後、令和6年12月に都市計画の手続きである「構想段階評価書」、環境影響評価の手続きである「計画段階環境配慮書」に着手し、令和7年3月にそれらの手続きの結果等を踏まえ、「直結ルート案」を都市計画の概略の案として、決定しました。
事業の経緯図
3 事業の概要(都市計画の概略の案)
第一種道路事業都市計画決定権者
名称:広島市
代表者:広島市長 松井 一實
住所:広島市中区国泰寺町一丁目6番34号
都市計画第一種道路事業の名称
広島高速4号線延伸事業(都市計画道路広島西風新都線)
都市計画第一種道路事業の種類及び規模
種類:指定都市高速道路の新設
規模:延長 約1.0km
都市計画第一種道路事業に係る道路車線の数及び道路の設計速度
道路車線の数:4車線
道路の設計速度:60km/h
都市計画第一種道路事業の区間
起点:広島市安佐南区大塚東町付近
終点:広島市安佐南区大塚東二丁目付近
都市計画第一種道路事業と連結する道路
山陽自動車道、広島高速4号線
都市計画第一種道路事業に係る道路の構造
地表式(盛土構造、切土構造)、嵩上式(高架構造、盛土構造)
4 都市計画決定までの流れ
広島高速4号線延伸に係る都市計画の決定にあたっては、都市の健全な発展と秩序ある整備を図ることを目的とした「都市計画法」に基づく手続きと、環境保全に配慮した事業とすることを目的とした「環境影響評価法」に基づく手続きを平行して行う必要があります。
都市計画決定までの流れ
5 実施状況
(1)手続きの実施状況
都市計画の手続き
構想段階評価書
縦覧時期:令和6年12月16日~令和7年1月15日
都市計画の概略の案の決定
決定日:令和7年5月8日
環境影響評価の手続き
計画段階環境配慮書
縦覧時期:令和6年12月16日~令和7年1月15日
環境影響評価方法書
縦覧時期:令和7年5月30日~令和7年6月30日
(2) 説明会等の開催状況
説明会
環境影響評価方法書についての地元説明会
説明会の概要
日時:令和 7年5月31日(土曜)15時~16時
場所:大塚公民館大集会室(広島市安佐南区大塚西六丁目3番2号)
内容:環境影響評価方法書の内容について
公聴会
今後、開催された後に追記します。
(3) 縦覧済の図書
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構想段階評価書 (PDF 39.1MB)
(令和6年12月16日(月曜)から令和7年1月15日(水曜)まで) -
計画段階環境配慮書 (PDF 37.8MB)
(令和6年12月16日(月曜)から令和7年1月15日(水曜)まで) -
環境影響評価方法書 (PDF 41.0MB)
(令和7年5月30日(金曜)から令和7年6月30日(月曜)まで)
関連情報
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このページに関するお問い合わせ
道路交通局道路部 道路計画課高速道路整備係
〒730-8586 広島市中区国泰寺町一丁目6-34
電話:082-504-2366(高速道路整備係) ファクス:082-504-2427
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