被爆建物等 よくある質問と回答
質問原爆ドームは爆心地にとても近いのに、どうして崩れずに残ったのですか(FAQID-5817)
回答
原子爆弾は原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)から南東約160メートル、高度約600メートルの位置で炸裂しました。建物内にいた人は全て即死し、建物は爆風と熱線により、大破し全焼しました。近距離で爆発した原子爆弾の威力は凄まじいものでしたが、建物の屋根やドーム部分は鉄骨部分を除き、多くは木材で作られていたため、真上からの爆風に対して耐力の弱い屋根を中心につぶされ、厚く作られていた側面の壁は完全には押しつぶされず、倒壊を免れました。
関連情報
- 原爆ドームは、原爆が投下される前は何だったのですか?(FAQID-5817)
- 原爆ドームはいつ世界遺産に認定されたんですか。(FAQID-5817)
- 原爆ドームの保存工事について教えてほしい(FAQID-5593)
このページに関するお問い合わせ
市民局国際平和推進部 平和推進課被爆体験継承担当
〒730-8586 広島市中区国泰寺町一丁目6番34号
電話:082-504-2900(被爆体験継承担当) ファクス:082-504-2986
[email protected]