スズメバチ対策 ハチトラップ(ハチ取り器)の作り方
近くに巣がなくても、ハチが人家の周りを飛んでいる場合、人家の周りを飛びかかったり、通り道になっていることがあります。その場合、軒下、貴、庭や公園などにハチトラップ(ハチ取り器)を吊り下げることで、ハチの量が少なくなることがあります。ただし、ハチを引き寄せる効果があるので、設置する際は設置場所等に注意してください。特に6月以降は、女王バチに代わり働きバチの量が増えてくるので、大量のスズメバチが寄ってくる可能性があり、危険です。ご注意ください。
※ハチトラップはホームセンター等でご購入することもできます。
用意するもの
- ペットボトル(なるべく凸凹のない、透明でつるつるのものを選びましょう。2リットルのボトルがおすすめです。)
- カッター
- 誘引剤(お酒(ワインでもよい)、酢、砂糖等)
- ヒモ(または針金)
作り方
- ペットボトルの上部に、カッターで縦1cm、横2cmの穴を2~3箇所あける。(切り取らないようにして、中に折って入れる)
- 誘引剤※を6~7cmの高さ(ペットボトルの下から1/3~1/4)まで入れる。
※誘引剤の作り方(参考)- 酒:酢:砂糖=3:1:1 (1本分の量は酒240cc、酢80cc、砂糖100g程です。)
- 酒:酢:ジュース=3:1:1
- カルピス:水=6:4の液をつくり、しばらく常温に置いて発酵させてから使う。(傷んで食べられないようなブドウを一粒いれるとよい)。
- グレープジュース:酢:酒:砂糖=10:2:3:2 (1本分の量は240g:48g:72g:48g程度です。)
- 酒:酢:砂糖=240cc:33cc:66g
- 焼酎(臭いの強いもの):オレンジジュース=1:1
トラップの取り付け
- ヒモ(または針金)で結んでトラップを木や軒下に取り付けます。
- 取り付ける場所は、日陰がおすすめです。(強い日光で、発酵中の微生物が死んでしまい、ハチを誘引する効果が落ちます。)
- 安全のため、子どもの手の届かない高さに取り付けましょう。
- 取り付けは、ハチが活動しない夜間か早朝に行うようにしましょう。
(注)捕獲したハチ、使い終わった容器は、分別してごみに出しましょう。
このページに関するお問い合わせ
健康福祉局保健部 環境衛生課環境衛生係
〒730-0043 広島市中区富士見町11番27号 1階
電話:082-241-7408(環境衛生係) ファクス:082-241-2567
[email protected]