新分野や成長分野への支援の取組一覧

新分野や成長分野への支援

1　概要

　創業・ベンチャーの支援やスタートアップ人材育成、新分野の創出、医療・福祉、環境・エネルギー、観光などの成長分野の育成支援に取り組んでいます。

2　取組内容

（1）　創業・ベンチャー支援事業

　創業の活性化を図るため、創業時に必要な基礎知識などを学ぶ研修会、窓口相談、専門家派遣、優れた事業計画に対するブラッシュアップ支援及び低利の融資制度など総合的な支援を行います。

ア　創業チャレンジ・ベンチャー支援事業

　有望な事業モデルを有する創業予定者及び創業後3年未満の中小企業者を対象に、事業計画策定から事業運営までを、専門家派遣や融資により総合的に支援しています。

イ　創業者向け研修会

　創業に必要な知識・手法の習得や創業者が抱えている課題解決のための研修会等を開催しています。

ウ　アドバイザー派遣

　創業予定者、創業後3年未満の中小企業者を対象に、事業の立ち上げ等を支援するため、専門家（中小企業診断士、税理士、社会保険労務士等）を派遣しています。

エ　日曜創業相談

　平日、窓口相談を利用できない方に対し、毎月1回日曜日に、中小企業診断士を中心とした専門家による事業計画の策定や資金調達等について相談窓口を設置しています。

オ　創業ベンチャー支援連絡協議会運営

　広島市域で創業・ベンチャー支援を行っている団体が連携し、一体感を持って創業や　ベンチャーを支援しています。

（2）　産業競争力強化法に基づく特定創業支援等事業

　民間事業者等と連携して、創業初期に必要な知識を習得する特定創業支援等事業を行うとともに、同事業を受けた創業者が登録免許税の軽減措置等を受けられる証明書を発行しています。

（3）　スタートアップ人材育成事業

　スタートアップ企業の創出を促進するため、創業に関心のある若者を中心に、スタートアップを志す上で必要となる知識の習得やアイデアの創出、事業化意欲の喚起等を行う人材育成プログラムを実施します。

（4）　新規ビジネス事業化支援業

　中小企業の新製品・新技術の早期事業化を図るため、市場テストや事業化戦略の策定などに要する経費の一部を補助するとともに、事業化戦略策定や販路開拓などを支援するために専門家を派遣しています。

（5）　医療・福祉関連産業の育成

　広島広域都市圏内のものづくり中小企業等が有する優れた技術力を転用し、高付加価値で国際競争力が高く成長分野の一つとして見込まれる医療・福祉関連分野において、製品開発や事業化、販路開拓に取り組めるよう支援を行っています。

ア　医療・福祉関連展示会への出展

　新規参入や販路開拓を目指す場合には目指す場合には、展示会への出展が有効であるため、広島広域都市圏内のものづくりを企業等が、要素技術や製品等を医療・福祉関連展示会等に出展する費用を本市が負担します。

イ　介護・福祉現場のニーズ発信会

　介護・福祉関連分野へ参入するために現場のニーズを把握し事業化につなげるため、介護福祉現場のニーズ発信や参入企業の事例発表を行うセミナーを開催しています。

ウ　健康・医療関連産業創出連絡会議

　医療機器等のデバイスや医療品、機能性表示食品等をターゲットとし、医療産業のクラスター形成に向けた中小企業等の育成における、広島県と広島市の連絡推進について協議します。