本文
市域の温室効果ガス排出量(令和3年度確定値及び令和4年度速報値)
1 温室効果ガス排出量の削減目標
広島市地球温暖化対策実行計画では、下表のとおり温室効果ガス排出量の削減目標を設定しています。
2 温室効果ガスの排出量
令和3年度(2021年度)の温室効果ガスの総排出量は、672.6万トン-CO2であり、基準年度である平成25年度(2013年度)と比べて、23.5%の減となっています。1人当たりの排出量は、基準年度と比べて23.7%の減となっています(図表1)。
その主な要因は、温室効果ガス全体の半分を占める民生・家庭部門及び民生・業務部門が減少したことです。また、代替フロン等4ガスが基準年度より増加していますが、全体に占める割合は低く、前年度よりは減少しています。
次に、令和4年度(2022年度)の温室効果ガスの総排出量の速報値は、660.6万トン-CO2であり、基準年度と比べて24.9%の減となっています。1人当たりの排出量は、基準年度と比べて24.8%の減となっています。
市域の温室効果ガス排出量の推移は図表2、国の温室効果ガス排出量の推移は参考1のとおりです。
また、市域の温室効果ガス排出量の約6割は、電力の使用によるものであり、電気事業者の二酸化炭素排出係数(電力供給量当たりの二酸化炭素排出量)の増減は、その排出量に影響します。市域に電気を供給している主な電気事業者の二酸化炭素排出係数の推移は参考2のとおりです。
なお、森林吸収源を考慮した温室効果ガスの総排出量の推移は参考3のとおりです。