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広島市の温室効果ガス排出量(令和2年度確定値及び令和3年度速報値)
1 温室効果ガス排出量の削減目標
広島市地球温暖化対策実行計画では、下表のとおり温室効果ガス排出量の削減目標を設定しています。
2 温室効果ガスの排出量
令和2年度(2020年度)の温室効果ガスの総排出量(二酸化炭素換算)は、692.7万トンであり、基準年度である平成25年度(2013年度)と比べて、21.2%の減となっています(図表1)。
その主な要因は、温室効果ガス全体の半分を占める民生・家庭部門及び民生・業務部門が減少したことです。一方で、全体に占める割合は低いものの、代替フロン等4ガスが増加傾向にあります。また、1人当たりの排出量は、基準年度と比べて21.8%の減となっています。
次に、令和3年度(2021年度)の温室効果ガスの総排出量(二酸化炭素換算)の速報値は、692.2万トンであり、基準年度と比べて21.3%の減となっています。1人当たりの排出量は、基準年度と比べて21.5%の減となっています。
これまでの本市の温室効果ガス排出量の推移は図表2、国の温室効果ガス排出量の推移は参考1のとおりです。
本市の温室効果ガス排出量の約6割は、電力の使用によるものであり、その排出量は電気事業者の二酸化炭素排出係数(電力消費量単位当たりの二酸化炭素排出量)に左右されます。本市に電気を供給している主な電気事業者の二酸化炭素排出係数は、参考2のとおりです。
なお、森林吸収源を考慮した温室効果ガスの総排出量の推移を参考3に示していますので、参考としてください。