HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)

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ページ番号1022962  更新日 2025年4月1日

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【お知らせ】ホームページリニューアルによりURLが変更となりました。日本脳炎の予防接種については、以下のリンク先よりご確認ください。

イラスト:子宮頸がんは、予防できる病気です。

1 HPVワクチンについて

HPVワクチンは、子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するワクチンです。子宮頸がんのほとんどは、主に性交渉によって感染するHPVが原因のため、感染予防としてのワクチン接種が大切です。
HPVは、性交渉の経験がある女性なら誰でもかかる可能性があります。多くの場合は、自然に消えますが、がんになってしまうこともあり、発病しないためには、HPVワクチンの接種や、早期発見のための子宮頸がん検診が重要です。

ワクチンの効果

令和5年度から定期接種の対象となった9価ワクチン(シルガード9)については、子宮頸がんの原因となるHPVの80~90%を防ぐと言われています。また、日本で行われた研究において、HPVワクチンの接種率が高い世代は、接種率が低い世代と比べて、子宮頸がん検診における細胞診異常率が低いことが判明しており、HPVワクチン接種により、子宮頸がん罹患のリスクが低くなることが示唆されています。(参考:大阪大学研究ポータルサイト)

2 接種スケジュール

イラスト:接種スケジュール

交互接種について

同じ種類のワクチンで接種を完了することが原則ですが、2価ワクチン(サーバリックス)または4価ワクチン(ガーダシル)を1~2回接種した方は、医師と相談のうえ、残りの接種を9価ワクチン(シルガード9)で完了することも可能です。

※接種年齢及び接種間隔を守れなかった場合は、定期接種の対象にならず、接種費用は全額自己負担となります。また、健康被害が生じた場合に予防接種法に基づく救済を受けることができません。

3 対象者

定期接種の対象者

小学校6年生から高校1年生に相当する年齢の女子
(令和7年度:平成21年4月2日~平成26年4月1日生まれの女子)

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経過措置の対象者

平成9年4月2日から平成21年4月1日までに生まれた女子のうち、
令和4年4月1日から令和7年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方

【接種期間】令和7年4月1日から令和8年3月31日までの1年間

.

4 接種回数(接種費用)

3回(無料)

※9価ワクチン(シルガード9)について、1回目の接種を15歳の誕生日の前日までに受けている場合は、2回目の接種で完了とすることができます。

5 接種場所

かかりつけ医や近隣の医療機関で接種できます。

※事前に予約が必要な場合がありますので、医療機関にご確認ください。
※医療機関の情報は、医療情報ネットのホームページで検索できます。(「子宮頸がん」にてキーワード検索が可能です。)
※「広島市内及び安芸郡」以外の医療機関での接種を希望する場合、事前の手続が必要となります。詳しくは、お住まいの区の保健センターへお問い合わせください。

【注意事項】広島市に住民登録したまま、事前の手続を行うことなく、「広島市内及び安芸郡」以外の医療機関で接種を受ける事例が多発しています。この場合、原則として、接種費用は自己負担となりますので、御注意ください。

6 接種に必要なもの

・接種を受ける人の氏名・住所・生年月日が確認できるもの(マイナンバーカードなど)
・母子健康手帳又は予防接種済証※

・接種券
・予診票

※接種時に母子健康手帳を持参しなかった場合、医療機関から予防接種済証が交付されますので、次回の接種時に必ず持参してください。
※紛失等した場合は医療機関にその旨を申し出てください。

 

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【注意事項】令和7年度より、接種券・予診票の取扱いが変わります。接種券・予診票が個別送付(令和7年5月末発送予定)される前に接種を希望する方や、転入等により広島市に接種歴の登録がなく個別送付ができない経過措置の対象者は、「過去の接種歴を証明する書類」と「本人確認書類」をご用意の上、必ず事前に保健センターで交付手続を行ってください。
※接種後の交付は行いませんのでご注意ください。

7 自費で接種された方への費用助成【申請受付を終了しました】

HPVワクチンの積極的な接種勧奨を差し控えてきた時期に定期接種の機会を逃したため、任意接種としてHPVワクチン(サーバリックスまたはガーダシル)を自費で接種された方への費用助成は、令和7年3月31日に申請受付を終了しました。

8 相談窓口

厚生労働省

「感染症・予防接種相談窓口」
HPVワクチンを含む予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染症全般についての相談
※行政に関するご意見・ご質問は受け付けていません。
※本相談窓口は、厚生労働省が業務委託している外部の民間業者により運営されています。

【電話番号:0120-469-283】
【受付日時:平日9時~17時(土曜、日曜、祝日、年末年始は除く】

広島県

「広島県感染症・疾病管理センター」
医療機関の紹介(協力医療機関)、HPVワクチンに関する国の施策状況・情報の提供等

【電話番号:082-513-3068】
【受付時間:平日9時~17時(土曜、日曜、祝日、年末年始は除く)】

広島市(保健センター)

HPVワクチンの基礎知識、予防接種後の副反応報告、被害救済申請等

・中区 地域支えあい課(中区地域福祉センター内)082-504-2528
・東区 地域支えあい課(東区総合福祉センター内)082-568-7729
・南区 地域支えあい課(南区役所別館内)082-250-4108
・西区 地域支えあい課(西区地域福祉センター内)082-294-6235
・安佐南区 地域支えあい課(安佐南区総合福祉センター内)082-831-4942
・安佐北区 地域支えあい課(安佐北区総合福祉センター内)082-819-0586
・安芸区 地域支えあい課(安芸区総合福祉センター内)082-821-2809
・佐伯区 地域支えあい課(佐伯区役所別館内)082-943-9731

9 子宮頸がん情報サイト

参考:各種HPVワクチンリーフレット

写真:HPVワクチンリーフレット(概要版)表紙

写真:HPVワクチンリーフレット(詳細版)表紙

写真:HPVワクチンリーフレット(経過措置版)表紙

写真:HPVワクチンリーフレット(医療従事者向け版)表紙

写真:HPVワクチンリーフレット(受けた後版)表紙

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉局保健部 健康推進課保健予防係
〒730-8586 広島市中区国泰寺町一丁目6-34
電話:082-504-2882(保健予防係)  ファクス:082-504-2258
[email protected]