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広島市の姉妹都市 大邱(テグ)広域市(大韓民国)

ページ番号:0000010286 更新日:2019年10月21日更新 印刷ページ表示

大邱市内にある友邦タワーランドのライトアップ

姉妹都市提携年月日

 平成9年(1997年)5月2日(提携調印日及び広島市議会承認の日)

基礎データ

  • 人口
    約252万人
  • 面積
    約884平方キロメートル(広島市とほぼ同じ)
  • 位置
    韓国東南部、ソウルの東南約330キロメートル、釜山の北西約100キロメートルに位置
  • 気候
    寒暖の差が激しい大陸性気候で乾燥した日が多い。平均気温は7月26.3℃、1月0.3℃。

プロフィール

 韓国第二の川である洛東江(ナクドンガン)の中流で合流する琴湖江(クムホガン)と、その支流である新川(シンチョン)の間に位置し、周囲を八公山(パルゴンサン)や琵瑟山(ビスルサン)などの山々に囲まれた内陸盆地となっています。
1世紀頃、丘陵地帯を拠点に達句伐(タルグバル)という部族国家が成立しました。1601年には、慶尚道(キョンサンド)の行政、司法、軍務を司る慶尚監営(キョンサン・カミョン)が設置され、その後、ソウル-釜山間の交通の要衝として、また嶺南(ヨンナム)地方の経済・教育・文化の中心として発展しました。古くからの韓方薬材の集散地としても有名です。
 1930年代から繊維産業が発達し、大邱経済において主要な位置を占めてきました。現在は、より付加価値の高いファッション・デザイン、アパレル産業の振興を目指しています。その他、機械設備、自動車部品、眼鏡フレーム、傘、アルミニウム製生活用品などの産業も盛んです。平成21年(2009年)8月には、韓国政府から先端医療複合団地の事業地として指定されました。
 桐華寺(トンファサ)等数多くの名刹や文化財を有するほか、周辺の慶州、安東、海印寺等への観光の拠点として、観光振興にも力を注いでいます。また、韓国プロ野球サムスン・ライオンズ、韓国プロサッカーKリーグ大邱Fcの本拠地でもあります。
 大邱は、2002年ワールドカップサッカー大会や2003年ユニバーシアード夏季大会を開催したほか、平成23年(2011年)8月には世界陸上競技選手権大会が開催され、国際都市として更なる飛躍を目指しています。
(*広域市:韓国政府の直轄下におかれる道と同レベルの市。大邱は1981年に直轄市に昇格、1995年に「広域市」と改称。他に釜山、仁川、光州、大田、蔚山の5市があり、ソウルは特別市と呼ばれる。)

提携の動機・経緯

 大邱広域市とは、1980年代から、主にスポーツの分野で交流が行われていましたが、平成6年(1994年)のアジア競技大会広島1994を契機に、市民の間にアジア各国との交流の意識が芽生え、韓国との友好促進の気運も高まってきました。大邱広域市との間でも、スポーツ交歓会の相互開催や女性指導者の相互訪問が行われたほか、放送局や税理士団体、私立大学など民間団体がお互いに姉妹提携し、交流が活発となってきました。さらに、小学生同士の交流、親善の翼・市民訪問団や青年親善訪問団の派遣などが行われ、両市の姉妹提携の気運が高まってきました。
 平成9年(1997年)年5月2日、広島市において、両市の市長及び市議会議長によって姉妹都市提携の調印が行われました。提携協定書には、目的として「両市の限りない発展と両市民間の友好及び相互理解を一層深めて国際平和に貢献する」と謳われています。

「大邱の日」記念イベントの様子

交流の経過

 姉妹都市提携前から民間交流が大変盛んで、二国間交流団体や在日韓国人団体をはじめ、大学、放送局、弁護士会など、現在20を超える団体が、それぞれ活発に交流を進めています。
 お互いの市民の祭りである本市のフラワーフェスティバルと大邱のカラフル大邱フェスティバルや大邱チキン・ビールフェスティバル等に、交互に代表団及び芸術団が参加し、それぞれの伝統芸能やダンスなどを披露して親善と相互理解を深めています。
 また、両市の中高生が隔年で互いの都市を訪問する「青少年交流事業」、本市で開催する「中四国ビジネスフェア」への大邱広域市の企業の参加、大邱広域市で開催する「大学生キャンプ」への本市の大学生の参加、スポーツ分野での交流など、幅広い分野での交流が行われています。

外部リンク

大邱広域市のホームページ<外部リンク>

大邱広域市の紹介動画<外部リンク>