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保護司になりませんか

ページ番号:0000319567 更新日:2023年8月25日更新 印刷ページ表示

 

保護司とは

 保護司は,犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支える民間のボランティアです。保護司法に基づき、法務大臣から委嘱された非常勤の国家公務員とされています。保護司は、民間人としての柔軟性と地域の実情に通じているという特性をいかし、保護観察官と協働して保護観察に当たるほか、犯罪や非行をした人が刑事施設や少年院から社会復帰を果たしたとき、スムーズに社会生活を営めるよう、釈放後の住居や就業先などの帰住環境の調整や相談を行っています。

 広島市では414人(令和5年7月現在)の保護司が活動しています。
 ※ 定数は476人(充足率87.0パーセント)

法務省「保護司」について<外部リンク>

 

更生保護とは

 犯罪をした人や非行のある少年を社会の中で適切に処遇することにより、その再犯を防ぎ、非行をなくし、これらの人たちが自立し改善更生することを助けることで、社会を保護し、個人と公共の福祉を増進しようとする活動です。​

法務省「更生保護」とは<外部リンク>

 

保護司の活動内容

 保護司は、保護観察官と協働して、主に次のような活動を行っています。

保護観察

 月に2~3回程度、保護観察を受けている人と面接を行い、保護観察期間中の遵守事項を守るよう指導するほか、就労の援助、本人の悩みに対する相談等を行っています。

生活環境の調整

 矯正施設(刑事施設や少年院)に収容されている人が釈放されたときに、更生に適した環境で生活できるよう、収容中から帰住先の調査や引受人との話し合い、就職先等の調整を行うなどし、必要な受け入れ態勢を整えるなどの活動を行っています。

犯罪予防活動

 犯罪や非行の発生を未然に防ぐことを目的として、様々な犯罪予防活動を実施しています。
 また、❛❛社会を明るくする運動❜❜など、地方公共団体、学校等教育機関、福祉関係機関、警察関係者等地域における様々な機関・団体と連携して、更生保護の啓発活動を行っています。

保護司の使命と活動<外部リンク>

ホゴちゃん保護司パンフレット<外部リンク>

保護司の活動状況

 詳しい活動状況についてはこちらをご覧ください。

 ※画像をクリックすると拡大します。

中地区保護司会会報誌

中地区保護司会会報誌

 

安佐南地区保護司会会報誌

安佐南地区保護司会会報誌

保護司さんのご紹介

 ここでは、長年にわたり保護司として活動し、ご活躍されている

      広島市地区保護司会連絡協議会

       会長 西田 英治さん

について、インタビューを交えてご紹介をします。

               保護司         社会を明るくする運動メッセージ伝達式
               西田 英治さん                              
                                    第73回社会を明るくする運動
                                    内閣総理大臣メッセージ伝達式
                                  に出席された西田さん
                                     (令和5年7月11日)   

保護司になろうと思ったきっかけについて教えてください。

 私が30代のころ、地域の子どもたちのバレーボールの指導をしていた時に、保護司をされている知り合いの方から熱心にお誘いをいただいたのがきっかけで、保護司をやってみることにしました。

保護司の活動のやりがいについて教えてください。

 保護司の活動をしていく中で、当然なかなかうまくいかないことが多いのですが、担当した保護観察対象者の保護観察がうまく進み、保護観察期間が終了した後に、その対象者が遊びにきてくれて、真面目に元気でやっている姿を見せてくれた時に、保護司をやっていてよかったなと思いますね。

保護司の活動で心掛けていることを教えてください。

 保護司にとって一番大切なことは、「保護観察対象者と信頼関係を築くこと」です。
 最初の頃は、面会時間になっても保護観察対象者が現れないなど、うまくいかないことがありました。
 そんな時、先輩の保護司から、「本人の希望をよく聞き、信じて待つことが大切」とのアドバイスをいただいてからは、「本人がその気になるまで待つ」という姿勢で話を聞き、信頼関係を築くことを心掛けています。

保護司の活動を取り巻く課題について教えてください。

 仮出所後の保護課察対象者にとって大切なことは、食べること、住む場所を確保することです。
 近年の保護観察対象者は高齢化が進み、彼らが仮出所後にせっかく更生するためこれらの支援を受けたくても、支援の種類によってそれぞれ担当部署が異なるため、手続きが思うように進まないといった課題があるように思います。
 その課題解決のためには、これらの支援の最初の窓口となる部署があれば、我々保護司も非常に助かりますし、保護観察対象者の支援の手続きもスムーズに進み、再犯防止につながっていくのではないかと思っています。
 また最近では、保護司を希望される方が少なく、保護司の平均年齢も高くなっているため、保護司の若返りも必要であると思っています。

今後の抱負についてお聞かせください。

 これからも、保護司の活動を通じて日々勉強していき、保護観察対象者に対しては、まずは話をしっかりと聞いてあげることを心掛け、保護観察対象者が更生するための役に立てるような保護司を目指していきたいと思っています。
 みなさんも、是非、私たちと一緒に保護司として活動してみませんか。

                            ー西田さん貴重なお話ありがとうございました。   

   ※こちらのホームページも参考にしてください。                                    

広島県保護司連合会ホームページ

    広島県保護司会連合会(広島市) (hiroshima-kenhoren.jp)<外部リンク>

 

保護司に関して詳しくは、下記までお問合せください。

 広島保護観察所

  広島市中区上八丁堀2-31 広島法務総合庁舎3階

  電話番号:082-221-4495