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都心の歩行環境改善の推進
広島駅周辺地区と紙屋町・八丁堀地区を都心の東西の核と位置付け、都市機能の集積・強化を図ることにより、相互に刺激し高め合う「楕円形の都心づくり」を進めており、こうした都心における回遊性の向上とにぎわいの創出を図るため、歩行環境の改善に取り組んでいます。
楕円形の都心のイメージ
1.袋町裏通りの歩行環境改善
地元関係者が中心となって、歩行者優先でにぎわいの創出につながる道路空間の再整備を目指しており、平成29年5月に、袋町裏通りの目指すべき姿や、基本的な考え方を示した「袋町裏通りリニューアル計画」をとりまとめました。こうした道路空間の再整備に向けて、現在、地元関係者と連携・協議しながら取り組んでいます。
◎現在の袋町裏通り ◎将来イメージ
2.西国街道の歩行環境改善
地元関係者や地元企業が中心となって、かつて城下町の目抜き通りであった西国街道を新たなにぎわいの軸として復活させるさまざまな取組を行っており、こうした動きと連携・協働しながら、広島駅周辺地区と紙屋町・八丁堀地区をつなぐ西国街道の歩行環境の改善に取り組んでいます。
その手始めとして、市民や来訪者の誰もが西国街道であることを知り、たどることができるよう、広島駅から平和記念公園までの区間において、令和元年度よりサインボード(案内板)を順次設置しています。
サインボードのデザインは、都心において西国街道の歴史と文化を活かした新たなにぎわいづくりを推進している「まちなか西国街道推進協議会」※からの提案を採用しています。
※平成30年3月に沿道の商店街や町内会などが中心となって組織された協議会で、広島駅周辺から八丁堀、紙屋町、平和記念公園をつなぐ西国街道を「まちなか西国街道」と称し、新たなにぎわいづくりを目指して活動しています。
◎サインボードのデザイン
◎設置区間
◎設置後
3.都心の歩行環境改善に向けた基本的な考え方(平成28年度)
平成28年度に、楕円形の都心づくりを支える歩行環境整備に向けた基本的な考え方をとりまとめました。